CoDは単なる”きっかけ” Activision Blizard買収がMS対SONYの代理戦争に
以前noteにも書いていたため、ご存じの方が多いと思うが、
CoDなどを販売するActivision Blizardをマイクロソフトが買収しようとしています。
ただ、企業買収によって、寡占・独占となり市場原理が歪む恐れがある場合は、買収できなくなります。日本でいえば、公正取引委員会のような機関が判断することになり、世界規模でビジネスをしている場合、各国の政府機関から買収の承認を得る必要があります。
その中、お膝元であるアメリカの政府機関FTCは、Activision Blizardの買収を差し止めるよう提訴しました。そして、FTCは判決が出るまでの間、買収を止めるために、一時差し止めを請求し、裁判所が差し止めを命じることに。
そして、FTCとマイクロソフトとの裁判の審理が行われています。
FTCとマイクロソフト間での裁判のはずですが、
実際のところ、ソニーとマイクロソフトとの覇権争いの場、代理戦争の形となっており、
裁判の証言だけでなく、メディアからのリークなど情報戦の様相となっています。
正しく、”戦争”のごとく、両陣営について様々な情報が出ており、事実かどうかの判断が難しく、また客観的に記述することも難しくなっています。
ソニーのゲーム部門も今やアメリカ企業であり、今回の裁判の話はあまり取り扱っている日本のメディアは少なく、ただソニー本体は日本企業であるため、少ない情報でもソニー寄りの情報バイアスがかかりやすいです。
(そのため、具体的な話はここでは控えます)
ただ、事実として言えることは、ゲームコンテンツの囲い込みを巡る、2企業の衝突であり、
今回の裁判の中でも、Activision Blizard の主力タイトルである、Call of Dutyについての話が出るものの、
単なる”戦争の道具”でしかなく、ゲームプレイヤーのことを考えて動いているものがいないように感じます。
一番最初に載せたnoteであれこれ書いたものの、この裁判の決着、はたまた買収の是非が決したとしても、
良くなるビジョンを見せてくれていません。
それは、マイクロソフトもソニーも
あまりにも・・・・と思うところがあったため、今回このようなnoteを書きました。
私としては、ゲームプレイヤーを置いてきぼりにするような応酬であるため、この一件は静観しようと考えています。
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