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CoD MW2 オープンベータの感想 良さもありつつ…。



いい点


リアル指向の継続

現代戦テーマということもあり、作り込みについてはいいとの一言

これについては、公式Trailerを見てくれ。


スライディングの弱体化

スライディングが弱体化されること自体、賛否両論だとは思いますが、"人外"の動きを抑制する意味では弱体化は致し方なしとは思います。
その分、相対的にジャンプ撃ち系が強くなっています。


TPSモード、大人数モードの導入

旧MW2にもあったという、3人称視点のTPSモードの導入や1チーム20人以上+BOTを追加した大人数モードなど、試行錯誤・マンネリ防止の新しい要素を取り入れている。
私としては、TPSモードは経験がなかったため少し新鮮さがあったし、大人数モードについても、BOTをキルした場合と対人プレイヤーをキルした場合で差別化されているなど、
"めちゃくちゃ推せる"わけではないが、悪いものでもない。

こういう風に、いつまでも同じものを提供しない、新しい要素を取り入れていく姿勢はいいと思います。
いい意味にも悪い意味でも特段、今までのCoDをぶっ壊すほどではないです。

Perkシステムの変更、武器アタッチメントの簡易化

これも賛否ある話ですが、

まず、Perkは
今まで1〜3まであり、Perk1ならその中から1つ選ぶという形で、3つ選び、常在効果としてプレイヤーにプラス効果が作用していました。

今回は、1〜3の枠組みではなく、常在効果のPerkが2つ、ボーナスPerk、アルティメットPerkが各枠から1つずつ選びます。
トータル4つ選ぶことができるものの、ボーナス・アルティメットは試合経過で順次使用できる形です。

もう少しゲーム内で説明してほしいところですが、この取り組み自体、MWのときのスペシャリストに近い要素で面白いものだと思います。


武器アタッチメントが今までだと、全部使わないにも関わらず数が多く、解放するための武器レベル上げがプレイヤーの負担になっていました。
ただ、武器アタッチメントの箇所(サイトやマズルなど)はそのまま、1箇所のアタッチメント数が以前ほど多くない印象です。(間違っていたらすみません)

それよりも、武器のレベルアップ自体しやすくなるように、ベータの時点から、レベルが上がりやすく調整されています。

これは、本当にありがたいところです。

今まで、発売されてからレベルの上がり形を調整することも多かったことの反省が活かされています。
プレイヤーの多くは、武器レベル上げはやりこみ要素ではなく、好きに使うための作業になっているため、この判断は当然とも言えます。


悪い点

PS機での動きのカクつき

ゲーム処理関係やサーバー処理が最適化されていないだけだとは思いますが、敵と撃ち合うために視点を動かす際に、カクつきが出るという、中々致命的な状態です。

ただ、steam版ではそれがないため、原因は不明です。
(FPSゲームを最低限動かせるスペックのPCのため、なおさら謎)


画面の視認性の悪さ

この視認性の悪さには様々であり、挙げていくと、

  • 発砲時のマズルフラッシュや硝煙がきつい

  • 色の組み合わせや濃淡の影響からか、建物などの背景になる部分と敵プレイヤーの判別がつきにくい。

  • ネームプレート表示がわかりにくく、味方であっても、敵と誤認する

  • ネームプレートやスコア画面など、設定にあるメニューテキストとは関係ないところのテキストが過度に小さい。

MW2ベータのスコア画面
Vanguard のスコア画面

とある。正直上の3つは、瞬時の判断の際に、最大の障害となりうる。

マズルフラッシュや硝煙については、PS機限定ベータからのフィードバックで、修正したとあるがそれでもまだ視認性は悪い(MWと比べても)


上の分については、オープンベータ後半には修正により多少解消されているところはあった。


足音が大きすぎる

プレイ中でもそう感じるが、足音が大きすぎる故に、

定点していても、敵の接近が足音によって容易にわかる。
また、敵のキルカメラを見ていても、思いっきり自分の足音がしっかり聞かれており、敵が事前にエイムを置いている状態が多かった。


投げ物系が強い?

フラッシュは、直撃した場合完全に視界が”真っ白”になり、撃ち合いは不可能。ショックチャージの電撃も足どめには十分な威力。
Perkで対策しないと、なされるがままになります。

爆発物系は、セムテックスやドリルチャージ、センサーマインは威力は強い(?)
モロトフなどの焼夷ダメージを与えるものは特段、今までのものと変わらない印象

投げ物系で弱って、回復しきらないタイミングでキルされることが多かった。
ピークする過程で、もらった場合はまだなんとかなるものの、前に出るときにもらうと確実にキルされる。


ラグが酷い?

特段、パケットロス表示もなく、遅延についても30~50くらいではありましたが、

撃った際の敵への着弾の感覚がおかしい感じがしました。弾速のことも考えられますが、今までと比べてワンテンポ遅いと感じました。

もちろん、感覚の話ですし、調べていても原因がわからずのところですので、負け犬の遠吠えくらいで、流してもらってもいいのですが。しっくりこないものはあります。


???

リスポーンなしモードでの味方視点がヘッドマウントのカメラ

リアルに考えれば、
自分でない味方の視点を見る=味方がつけてるカメラを通して見る

は間違いないのですが、

普通に、味方のFPS視点でみることも大事なことではあるので、リアリティを好み、ほんとに遊びとして楽しむ意味ではいいのかも。


ハードポイントの地点数が6以上

ハードポイントのゲームモードでは、5つの地点をローテーションするのが基本とも言えます。

ただ、オープンベータで行われたマップでは、地点が6以上設定されていました。
実際これについては、似たようなところに地点が設定されていることもあり、賛否ありそうですし、実際eスポーツではどうなるのかも不明です。


物議 ミニマップ赤点問題


敵が発砲した際、位置情報がミニマップに赤点として表示されるのが、CoDにおける、常であった。

今回、その仕様がないのだ。

別に今回が初出ではなく、MWにおいても同じ仕様だったものの、やはり物議を醸した。

今回も物議を醸しており、アメリカ系のCoD情報をツイートするアカウントでも赤点表示に戻せとの意見もある


そして、change.org  にて、キャンペーンまでされることに、


これについては、Infinity Wardはこのように発信しているが、開発の意図が正直伝わらない。
意図を持って設定したとしても、その意図を示すことや誘導するようなことをしなければ、プレイヤー側は理解できないとは思ったところです。

確かに、何かしら、今までのミニマップの赤点では不都合なことがあったからこそではあるため、そこはきちんとプレイヤー側との対話をしてもらいたいところ。

https://twitter.com/CallofDutyJP/status/1572451014464380929?s=20&t=0_sfiCYACrrIX8FznKCaaA


と書き終えてみたが、あくまで感じ方は人それぞれです。

一つの参考にしていただければ幸いです。



そして、前作となるVanguardで書いた感想と見比べてみると、実は書いていることは大した差はなく、同じように視認性の悪さについては書いていました。
リアル志向の弊害なのでしょうか。


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