CoD”大学生”対抗戦 !?
今日はプロ対抗戦のDay3が開催。私も観戦しながら、この記事を急遽書いてます。
プロ対抗戦のライブ配信中に発表された大学対抗戦に関するアナウンスがされました。その内容はこちらです。
同じ学校である必要があるチーム制限を廃止するという発表です。
しかし、1週間前にはこのようなツイートをしています。
公式がメンバー募集を促すツイート・フォームを初めて出したのです。
後手後手な対応が目に浮かぶようです。
本来であれば、大学対抗戦を発表したタイミングでこのようなツイートをしてよかったのです。
エントリーが思ったよりも伸びなかったために、メンバー結成を促すツイートをし、それでも伸びなかったためにチーム制限を廃止することになったとしか見えません。
つまり、”読み”が甘かったのです。
コミュニティーについてのリサーチが足りていないのが、原因だと思います。
私はCODESレートの運営のために、アマチュアチームの動向はなるべく追うようにしています。
そのなかでも、大学サークルチームはいくつか存在しているのは認識していましたが、ただ実際に大学対抗戦発表前に大会出場など活動できていたチームはほとんどありません。
活動の場がなければ、大学でのチーム・サークル活動はできないのです。
その活動の場は、大学対抗戦が”復活”したというように一度途切れてしまっています。大学など学校は在籍期間に限りがあります。絶えず活動できないと簡単に廃れてしまいます。
特に、MWシーズン以降、学校での活動は制限されており、活動を継続することは難しい状況です。
そのような状況から、学校単位のチームを結成させることは非常に難易度が高いのです。
それについて、読み違えたのが運営です。メンバー結成を促すツイートも”遅すぎる”程です。
ただ、レギュレーションを変えてまで、チーム数を増やすことはより愚かなことです。
特に、学校制限を完全になくしてしまったことは非常に罪深いです。
これで、大学等に在籍していれば、”普段のチーム”でも参加できてしまうのです。前の同じ学校でチーム結成したチームと比べれば、チームとしての質が段違いです。
これでは、”大学”対抗戦ではなく、”大学生”対抗戦になってしまいます。
もうすでに、そのような不安がでており、至極当然な意見です。
では、どうするべきか。
同じ学校でのみという制限は確かに、厳しいものです。
ただ、基本は同じ学校で結成すべきであり、緩和措置を設けるべきです。
例えば、大会開催日よりも1ヶ月前にエントリー締め切りを設けて
チームアルファとして、A大学3人、B大学1人でエントリーはOK
ただし、チームベータで、A大学1人、C大学3人でエントリーがあれば、
A大学チームとしてエントリーするよう運営が調整する。
つまり、どうしても同一学校で集まらない場合のみ他の学校との混合を認める。
また、混合も極力同一都道府県・地方で組むようにする。
という風にすべきだと考えます。
正直、もっと以前に登録を開始させ、運営でメンバーなどチェック・調整を行っていくべきです。コミュニティー大会へのエントリーに向けたメンバー募集とは性質が異なるのです。
とくに、途切れてしまった以上、もっとテコ入れすべきだった。
それが、今回感じた話です。
最後のまとめですが、継続することは非常に難しいのです。そして、それを復活させるのは、発足と同様の時間と労力が必要なのです。
これを甘く見てはいけない。
これが今回の教訓ですね。