二人の坂本龍馬
「二人の坂本龍馬」という作品は、知人と松下村塾を訪ねた時に思いついたものです。霊的に敏感な知人が、坂本龍馬は複数いたというメッセージを受け取り、幕末、長州藩が坂本龍馬の名前を使っていたのではないかというヒントを得たのです。
空想科学小説という言葉があります。サイエンス・フィクション、科学をベースにフィクションを作り上げるものです。この作品は、空想歴史小説と呼べるものかも知れません。歴史をベースにフィクションを作り上げるという類いのものです。そういう物語と思って読んでいただけたら幸いです。
ウェブ媒体ということを考慮して、ウェブ媒体に適したと言われる1万文字程度にまとめていますが、同時に小説家志望でもない私にとって1冊の本の分量を書き上げるのは大変なことであり、短編小説程度の分量となりました。これを原案として、小説にしてくれる方がいると嬉しかったりします。
とにかく、長州の人間が坂本龍馬の名前を使っていた、つまり土佐の坂本龍馬と長州の坂本龍馬がいたというフィクションをお楽しみください。
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