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退社から霊的な世界へ – 霊的と呼ばれる世界へ

 シャープで30年間、商品企画とかブランドの仕事をしていましたが、2012年12月シャープを退社することになります。自分でも良く続いたと思う面が半分、こういう私でも会社が良く受け入れてくれていたなと思うのが半分です。

 退社に関しては、運命というものがあるのならこういう流れだろうという感じでした。2011年12月25日、私は脳内出血で入院することになります。急に手が動かなくなって、半日しても動く気配がなかったので救急センターにいったら、即入院となりました。幸い手術とかするなく、1週間ほどで退院できましたが、その時にこのまま何もせずに半身不随になったり、死んでしまったらきっと後悔するだろうとは思いました。そして、退院後は会社を辞めようかどうしようかと迷っていました。

 会社勤めの方は良くお分かりだと思うのですが、50歳前後で多くの人が迷います。60近くになったら転職とか独立する気力も体力も無くなってしまいます。何か方向転換をするのなら50歳前後なのです。

 かといって、入院したからといってシャープみたいな会社を辞めるのもどうかと冷静な自分は思っています。50歳を過ぎたらあと数年我慢したら定年です。定年後自由なことをやっても良いという考えもあります。

 そうこう思っていると、3月ぐらいから急にニュースでシャープが危ないという話がで出しました。こういう情報は、社内より社外の方が早く、社内ではニュースで状況を知っていた次第です。当時は毎日シャープの経営状況が報道されるという異様な状態でした。

 そして、夏にはシャープとしては珍しく希望退職を募るという話が出たのです。入院が無ければ絶対応募しなかったと今でも思います。しかし、入院してこのままで人生に後悔はないかと悩んでいた時でもあり、10月1日、応募が始まると同時に応募しました。そして、12月に退社する流れとなったのです。入院経験とシャープの経営悪化、この2つが無ければ絶対辞めなかったと思うと不思議な気がします。

 さて、12月に退院してから何をしようかと、当時の知り合いたちに聞きました。会社勤務時代からスピリチュアルという分野に興味があり、チャネリングと呼ばれる見えない世界の情報を取れる知人が何人かいたのです。

 すると同じような情報が何人かから得られました。各地を巡って聖地のエネルギーを調整している、そういう話でした。ある人のグループセッションでは、他の参加者の方が自分自身のメッセージを受け取っている中で私だけ「早く日本の各地に光の柱を立てろ」と命令形でメッセージが来たこともあります。

 そういう流れで、退職後、しばらくは聖地のエネルギー調整なるものをやっていました。退職後すぐで退職金にも余裕があったので、気になるところを回って聖地のエネルギー調整を始めたのです。

 スピリチュアルにあまり興味のない方や嫌いな方には、エネルギーといっても何のことか分かりにくいと思います。いわゆる気とか呼ばれているものです。正確にいうとややこしくなるのですが、おおよそで気=エネルギーと考えていただければ良いと思います。

 パワースポットブームで、聖地と呼ばれる場所でも気=エネルギーが落ちているところがたくさんありました。人間が欲念を持って多く集まるとそうなります。聖地というのは、人体でいう経絡のツボみたいなもので、気=エネルギーが落ちると大地そのものが不安定になります。

 昔は宗教者がそういうものの調整をしていたのだと思いますが、今はそういうことができる人はあまりいないと思います。一部、ご神事と称してされている方もおられますが、正直返って悪くしていると感じるケースもあり、困ったものだと思います。

 風水に限らず、大地の気=エネルギーを調整する技術はとても大切なものでした。それにより国家の存亡がかかる程のものでした。大袈裟な言い方に聞こえますが、地震などの自然災害が来ることを考えるとあながち言い過ぎでもないと思います。

 阪神淡路大震災、東日本大震災を経て日本の気=エネルギーがかなりおかしくなっていたので、急いで調整をする必要があったのだと思います。2年ほど、日本を巡って調整しました。なぜ出来たのかは正直良く分かりません。そういう体質に生まれたのだと思います。また、移動には結構お金がかかり、もらった退職金をほぼ使い果たしてしまうというオチもつきましたが。

 日本を巡った話は割愛しますが、その中で様々な気付きとノウハウの蓄積ができました。特に、霊的に敏感な人、霊能者、チャネラーと呼ばれる人たちと接し、課題を解決する中で、その本質を掘り下げることが出来たのです。

それは体験を通して、霊的とか、スピリチュアルとか、そういう世界を構造的に把握することに見えてきたことです。在職中も霊的な本やスピリチュアルの本が好きで良く読んでいましたが、正直ほとんど実戦には役に立ちませんでした。それよりも、会社時代に本質を考え、課題に対応してきた時のノウハウみたいなものの方が役に立ったと思います。

スピリチュアルの基本(1):霊的な構造を把握して本質を掘り下げる

 見えない世界の話は検証ができません。しかし、霊的に敏感な人やチャネリングのできる方を通して、ブラックボックス的にアプローチすることはできます。この見えない世界は集合無意識と呼んでもいいかもしれません。

 ちなみに、チャネリングというのは見えない世界の情報を取ることで、テレビでチャンネルを合わせるように見えない世界の特定の階層にチャンネルを合わせて情報を取ります。そういうことをする人をチャネラーと呼びますが、チャネラーさんによって、思い込みや妄想が入る割合が多かったり少なかったあり、つながる先が違ったりします。

 その中で見つけたノウハウがツインセッションであったり、見えない世界の処理をする私なりの式神(しきがみ)、アストラル分身だったりします。ツインセッションは役割分担制のスピリチュアルセッション、アストラル分身は見えない世界を処理するツールみたいなものです。どちらも大変役に立っています。特にアストラル分身は現代風の式神みたいなもので、霊的なトラブルには大変役に立ちます。

スピリチュアルの基本(2):役割分担で情報の精度が上がる

スピリチュアルの基本(3):見えない世界の処理にはアストラル分身

 スピリチュアルとかオカルトを信じない人や、そういうものを詐欺的に思っている人には関係ない話ですが、霊的なトラブルで悩んでいる人はかなり存在します。そういう霊的に敏感な人が、霊的なトラブルに簡単に対応するためのものがアストラル分身です。

 式神をご存知の方は何となくイメージいただけると思いますが、私の霊的分身を呼び出してもらって、その分身に処理を依頼するというイメージです。漫画に出てくるスタンドに近いイメージをしていただいても構いません。私が意識の中で「気楽くん」という存在を設定しているので、それをイメージして呼び出すという感じです。霊的に敏感な方、霊的なトラブルにあっている方には簡単で良い方法だと思います。

 宗教的なバックボーンがあったり、修行したりしないとこういうことはできないと思っている方が多いのですが、そうではありません。見えない世界、霊的な存在があるとしたら、その世界の存在にしか、その世界のことを処理できないということが本質です。

 昔はその対応を、神仏などを召喚したり、式神、使い魔なりを呼び出して対応していただけです。ポイントは「見えない世界(霊界)の存在に依頼する」という点です。普通の人間にも霊体があるのであれば、その霊体の分身や呼び出して使うということは可能なはずです。そして、実際にやってみたらとても効果があったのです。

 そういう感じで、2年ほど退職金を食いつぶしながら、見えない世界の対応をやっていました。そして、見えない世界の情報やノウハウが蓄積されていった訳です。

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