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「新型コロナ 対策奮闘記」第17回 4月14日(火) アフター・コロナというよりも、先ずはウィズ・コロナ

■第17回 4月14日(火)


さて、危険手当を決定して、コロナの諸々の対策をやって、色々と毎日目まぐるしく動いている。

在宅メンバーも段々と増えて、全体の66%が在宅勤務になった。

★1_本日の出勤者

※【オフサイト】自社オフィス、【オンサイト】取引先オフィス


まだまだ、800名が、オンサイト又はオフサイトだ。

何とかならないものか。


因みに会社をリアルタイムにコントロールしないといけないので、僕とか経営陣はシフト本社に出勤している。もちろん、僕たちには手当は無いが、w。


先日、ウィズ・コロナとアフター・コロナについて、書いた。

もう既におきている事もある。


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ここ最近、テレビでも取材されるようになった。これも広報が日頃から培ってくれたコネクションのお陰だと思っている。


さて、そんな中でまた今日も取材の依頼があった。しかし、取材が叶わなかったものもあった。


それは、お客さんのオンサイトの状況を取材したいと言われたからだ。
お客さんも悪者扱いされているようではツライので、そんな取材は受けない、当然だ。


なので、もっと前向きな取材なら良いと思い、そういう打診をした。

つまり、厳しいセキュリティーや難しい内部サーバーへのアクセスも、こうやってクリアしました的な報道であれば、この弱い者イジメや、検討が不足している企業や政府などを攻撃するんじゃなく、ポジティブなニュースで日本が明るくなるのかなと。


出来ないより、出来るニュースを見たいし、そうやってオンサイトを少なくしていく方が良いと思っている。
なので、以下のようなメールを金融機関の偉い方にお送った。

★3_メール


直ぐに返信があり、直ぐに検討すると仰って頂いたが、大企業なので時間は掛かるだろう。


さて、今できる色々なやるべき事はどんどん進めるとして、今日はアフターコロナにおける在宅リモートワークを維持しながら、会社という箱が経営出来るのかを、検証してみたいなと思っている。

アフター・コロナの前に、ウィズ・コロナをどう戦うかの話だと思っているので、それを書いてみた。



SHIFTの従業員たちに毎日2回提出してもらっている生産性レポートを集計してみると、とにかく興味深いのは

【在宅勤務】
進捗むしろ良い 271(16%)
進捗問題なし 1,265(74%)
進捗少し遅れ 131(8%)
進捗遅れ 39(2%)

【オフサイト/オンサイト勤務】※
進捗むしろ良い 14(2%)
進捗問題なし 764(93%)
進捗少し遅れ 25(3%)
進捗遅れ 16(2%)


「進捗少し遅れ」と「進捗遅れ」を足すと在宅は10%が遅れている。一方でオフサイトとオンサイト勤務では5%しか遅れは出ていない。

ただし、「進捗むしろ良い」と言っているのが在宅は16%で、オフサイトとオンサイトはたったの2%だ。

これを差し引きすると、在宅は6%が進捗が良くなって、オフサイトとオンサイトはー3%になっている。一概には言えないが、在宅になっただけで、会社からは何もファシリティを提供しなくても、個人の努力で改善しているように見える。


「進捗むしろ良い」という理由は
・通勤で体力を消耗しない (221人) 82%
・朝の準備が最低限で済む (204人) 75%
・周りが静かで集中できる (166人) 61%
・自分に合ったデスク周りや空間で仕事ができる (142人) 52%
・終業後すぐにプライベートに切り替えられる (122人) 45%
・すぐにオンラインでコミュニケーションがとれる (115人) 42%
・対人関係でのストレスが減った (83人) 31%
・自分のタイミングで業務を終わりにできる (62人)23%
    (不要な残業が発生しない)


一方、在宅における「進捗遅れ」の理由
・コミュニケーションロスによる影響(31人)18%
・通信環境による影響(42人)25%
・在宅対応に伴うタスク増加による影響(32人)19%
・机、イス、モニター等の在宅勤務環境による影響(24人)14%
・家族への配慮に伴う影響(12人)7%
・在宅とは関係のない別要因による影響(73人)43%


まだまだ経過観察が必要だが、つまりはコミュニケーションがスムーズに行く会議形式の取組みだったり、速い通信設備だったり、机・椅子・モニターの改善だったり、家族への配慮をする為に個室を用意する事だったりする。


この辺は、アフター・コロナに向けて、本当にお客さんが継続的に在宅でもテストをさせて頂けるようであれば、オフィスを解約して、その浮いたオフィス代を在宅勤務手当として支給しても良いと思っている。


この辺は、急ぐというよりは少し時間をかけて検討していきたい。


在宅勤務の人たちは、未来を創造する新しいオフィスで働いている。
そこに大きなアイデアが詰まっている。

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