デンケンの杖について語りたい『葬送のフリーレン』

葬送のフリーレンに登場する宮廷魔法使いのデンケン。
彼は作中で勇者一行のフリーレンに憧れて魔法使いになったと彼の口から語られる。
アニメ20話において、試験で鳥を奪うためにフリーレンと対峙するデンケン。そのシーンで彼の杖とフリーレンの杖が同時に映り、ようやくその時に気付いた。
漫画を読んだときは気にも止めなかったが、フリーレンの杖とデンケンの杖は似ていることに。
赤い宝石、そして杖に巻いてある布。
明らかにフリーレンを意識している似せているデザイン。
血みどろの政争を勝ち抜き、宮廷魔法使いになった今でさえ、杖を子供の時に憧れた、フリーレンを意識した杖を持っていること。
それは、彼の憧れは現在も続いており、そのうちには子供のときにもあった情熱や理想が共にあると感じさせる。
だから、試験編最後の面接で「まだ、燃えている」とゼーリエに言わしめたと思う。

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