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ずっと寒い空気が続くのかと勘違いしていたけど、また暖かい季節が迫ってきてる。引っ越してきて最初は扇風機を持ってきていたけど、寒くなって実家に持って帰ってもらって、それをまた持ってくる機会がなかった。もう暑い季節は迎えられないと思っていた。すぐに離脱できるようにと思って家具を増やさないようにしていたけど、なんだかんだ環境に恵まれ(ているのかは分からないけど鈍感に生きることはできていて)まあもう少しここに住むかなってテレビとプレステ5を購入した。部屋が狭くなった。
4月が過ぎてもう5月も過ぎる。卯月コウのライカが2月にアップロードされてそこで正しく季節を認識していたはずなのに、先輩はいなくなって新しく後輩が入ってきた。おいしくるメロンパン「5月の呪い」の季節ですよ。もうじき全部夏のせいにするクリープハイプがやってきて晴天のRADWIMPSが映える季節が回ってくるね。
自分の部署はたくさん新人が入ってきて、その差が顕著に現れ始めていてみていてこっちが辛くなる。去年は圧倒的に自分はできない側だったし、うまく生き抜けていない絶望感は死ぬほどわかるし、でもその態度はもう少しこうしたらいいのになとかの視点も出てきていて苦しい。柔軟さというか器用さというか、そういうのはもう個性の部類でどうしようもないし、ただ耐え抜いてくれとしか思えないけど、絶対に優しい先輩ではありたいと思う。地元で1番頭のいいところ出身の子がいて学歴も歳も上なんだけど、たった1年早く就職して雑魚として過ごしていたというだけで、私が敬語を使われている現状に惨めになる。地元が一緒の人が職場にいなかったから、一緒に地元トークができたのは素直に嬉しかった。県外に就職してから、地元が一緒の人と触れ合うと勝手に仲間意識持ってしまう。
同期が来月結婚するらしい。
羨ましい。私も結婚したい。休みの日に一人でいると急激に病むしハマっていることが無いターンはまじで何したらいいのか分からない。私は一人で生きていける気がしない。刑期あと2年を終えたら絶対にやめる。同期っちたち、なんだかんだ一人もかけずに2年目になれている。先輩が欠けるのはまあ耐えられたけど、同期が辞めるとなるとずっと支え合ってきただけあって本当に耐えられないと思う。同期、所詮職場の人間関係でしょって思ってたし、別に休みの日に計画立てて遊びに行ったりはしないけど、「今は同期以外は敵」って思えるくらい心の安寧になってる。結婚もここを辞めるのもすべて先手を打って防衛したい。他の職種の人に「この仕事やめてお花屋さんかパン屋さんしようと思うんだよね」って言っても勿体無いだの給料は安いだのブラックだの言われるけど、同期にこの話したらめちゃくちゃ同意してくれて救われた。いい加減この仕事もうしんどい。
定期的に寂しく、絶望というかどうしようも無くなるときがあって、いつまでもこれに対処できない。昔の私はこれを弱さとして認識してたけど、これは人といないと埋められるものじゃないと思いだした。昔の私は「小さなコップ」って言ってた。すぐに満たされるからひとりになりたくなるけど、また空っぽになって寂しくなる。シンジくんじゃん。
今付き合ってる人が私との将来を割と現実的に考えてくれてるかもって言葉の節々で感じた時、一生、1人の家に帰る訳では無いのかもと思って心底安心した。再来年どうなってるんだろう。私本当に、これでいいのか分からない。また見失ってる。誰も傷つけたくは無いし、傷つきたくもない。変わりたくもないし、置いていかれたくもない。気にしないで欲しいけど、忘れて欲しくは無い。もう一生会わない人沢山いるんだろうな。過去に縋るのは好きじゃないし執着は嫌いだけど、でもあの頃は楽しかったなってたまに思い出したり、その人も時々思い返してほしいななんて思うのは許されたい。