体外受精 胚移植③
2回目も失敗に終わり、最後の卵、初期胚を移植することになりました。
自然周期で挑戦
今までは薬を使ってホルモン調整を行なっていました。3回目は薬を使わず自然周期でトライしてみることに。
薬を使ったホルモン調整のときは子宮内膜がしっかりと厚くなっていれば、大体生理14-16日目で排卵したと仮定して、黄体ホルモンの薬を追加します。そして胚盤胞なら5日後,初期胚なら3日後に移植すると決まるため、日程が組みやすかったです。
しかし自然周期は2,3日に1回は病院で卵胞の大きさを確認し、いつ排卵するのかを定期的に見なければなりませんでした。なかなか卵胞が大きくならない私は行く回数が増えていき、移植日が全然決まらなかったです。
結局、卵胞が20mmくらいになったところで,排卵誘発剤(hcg注射)を打ったのですが、正確な排卵日がわからなくなったのか中止になりました。
ホルモン周期でラスト挑戦へ
結局、自然周期では移植のタイミングを逃してしまったため、生理が来たらホルモン周期で胚移植をすることになりました。
特に今までと大きく変えたことはなく、使っている薬の種類を変えたくらいでした。正直このとき私はあまり最後の移植には期待していませんでした。
その理由は
胚盤胞のほうが着床率が高いと採卵時に培養士さんから聞いていたため、初期胚を子宮に戻してもうまくいかないのではないかと考えていました。
それでも最後の卵に希望を託し、胚移植後は判定日を待つばかりでした。
ちなみにこのとき移植した卵はグレード2の6分割。胚盤胞になった2つの卵より少し成長の遅い卵でした。
(同じ培養日数で胚盤胞2つはグレード2の7分割でした。)
判定は・・・
迎えた判定日、実はこのときもフライングして結果を知ってはいたのですが、2回目の胚移植と同じ結果に。(またも化学流産です)
もう全ての卵がなくなってしまいました。
タイミング法、人工授精、体外受精と経験しましたが全て失敗。
だんだん自分に自信がなくなっていき、毎日生きていることにすら疲れを感じ始めていたころでもありました。
そして仕事との両立を頑張ってきましたがもう限界を感じていました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?