#〇〇句集12句 置き場 佐竹紫円
お立ち寄り頂きありがとうございます。
さてさて、うつスピさんの企画に参加させて頂くことにしました!
(↑20230704 季語を追記するときについでに追加でリンクさせて頂いています、ご参加の方はこの6月24日の記事を読まれると良さげです)
企画が出た段階で気になっていたのですが、優柔不断で心配性な私は中々参加表明をできずにいました(4月18日ですって、一か月半迷っておりました!)。
うつスピさん、お優しいご対応をありがとうございます。
ライラック杯がみん俳初めての参加で、次の旬杯への参加予定とあわせて、大会は春と夏だけなので、秋と冬はオリジナルになります。私は昨年の冬に俳句を始めたばかりなので(と言いつつ半年くらいにはなるのですね)、秋の俳句がありませんでした。さっき作りました。
以下にまとめます。
春
白藍の風は佐保姫のため息
しらあいのかぜはさほひめのためいき
季語 佐保姫(三春)
大会 ライラック杯
やはらかき風の春ショールを纏ひ
やわらかきかぜのはるしょーるをまとい
季語 春ショール(三春)
大会 ライラック杯
りるりると過ぎゆく影の主は蝶
りるりるとすぎゆくかげのぬしはちょう
季語 蝶(三春)
大会 ライラック杯
夏
朝涼の匂ひよ星の残り香よ
あさすずのにおいよほしののこりがよ
季語 朝涼(三夏)
大会 旬杯
滴りのマリンバめいて誘ふ夢
したたりのまりんばめいてさそうゆめ
季語 滴り(三夏)
大会 旬杯
風鈴やたましひに沿ひ広がれり
ふうりんやたましいにそいひろがれり
季語 風鈴(三夏)
大会 旬杯
秋
三日月や雲を切り裂き未来へと
みかづきやくもをきりさきみらいへと
季語 三日月(仲秋)
大会 オリジナル
月草のあをに滲んだ涙かな
つきくさのあおににじんだなみだかな
季語 月草(三秋)
大会 オリジナル
父の影追ひ掛けた日や秋夕焼
ちちのかげおいかけたひやあきゆやけ
季語 秋夕焼(三秋)
大会 オリジナル
冬
天狼に見透かされたる吾の迷ひ
てんろうにみすかされたるあのまよい
季語 天狼(三冬)
大会 オリジナル
霜の花まだ日は射さぬ咲いて居よ
しものはなまだひはささぬさいていよ
季語 霜の花(三冬)
大会 オリジナル
透き通り玻璃と見紛う冬の月
すきとおりはりとみまがうふゆのつき
季語 冬の月(三冬)
大会 オリジナル
プロフィール
佐竹紫円
程好い田舎に病と暮らす、犬派の30代。書くことと描くことと甘いものが好きです。文字の世界では割とおしゃべりですが、実際は極度の人見知りです。
取り敢えずこんな感じでも大丈夫でしょうか……。
冬が締めなのに、まさかの初心者中の初心者の頃のもので参加となります。私らしいと言えば私らしいので、結果オーライなのかもしれません。
色々と粗削りですが、不備があれば順次修正しますので、お手を煩わせてしまって申し訳ないですがお声がけ下さいませ。
よろしくお願いいたします。
はっ、もう寝なければ! バタバタとすみません!