理想と現実?
秘書業務を続けて4年、
劣悪な環境を何とか出れるだけの経験を積めたので、
満を持して、働く環境を変えた。
24時間365日秘書。
オーナー秘書あるあるかもしれないが、
生きていく上で起こる全ての雑用が業務。
書けるものは下記ほんの一部に過ぎない。
家の鍵の管理、各種保険の管理から入院中の対応、
孫のベビーシッター手配から財産管理まで。
そして旅行に行くならそのパッケージ手配
それ以外にもボスが生きて上で発生する全てのことへの対応。
と、
ビジネス秘書業務。
それで、月残業45時間越えで年収300行くか行かないか。
我ながらよく耐えた4年間だった。
他の投稿で書いてある通り、
ビジネススキルに関しては得ることがとても多かったので、
必ずしも辛抱だけが残った訳ではない。
新しい環境に求めたことは、
業務はビジネスライクに留まり、
一人暮らしのマンションから近く
年収アップが叶い
なるべく残業が少ない環境
今までは貯蓄どころか一人暮らしをすると
生きていくために精一杯だった。
気がつけば20代最後の歳。
貯蓄もしたいしほしいモノも買いたい。
友達と飲みにいく時間もほしい。
私なりには条件に叶う職場を見つけたと思っていた。
しかし、入社後すぐにわかったことであったが
その会社はリスケ(所謂債務超過状態)にあった。
そして、ついたボスが社長に就任したて+企業での社長経験が全くない方
(語弊を恐れずにいえば、企業で働いた経験がない方)
入ってみないとわからなかったのか、ちょっと調べたらわかったのか。
思考と性質。
思考ではわかっているけど、性質的にはなかなか自分を変えられない。
思考では、すぐにでも退職した方がよかったのかもしれないという結論だったが
性質で、環境的にステイを選んだ。
転職というものはそういうもの。
選んだのは自分だからという結論に無理やり落とし込んだ。
社長も会社もそういったもんだから
過去4年間の『ちゃんと』した経験だけで、昇進をし
入社3ヶ月後には社長室長という何でも屋さんを引き受けてしまった。
幸か不幸か。全てはその勘違いから始まる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?