実際の活動を通して多くを学ぶ
介護保険事業所で事務をしていましたが、介護保険関係だけでなく、広い知識の必要を感じ、社会福祉士の資格を取得しました。資格を取得後もどのように生かしていくか迷っている時に、知人からやすらぎを紹介されました。当時は後見制度が動き出したばかりの頃で、社会福祉士の授業においても後見制度の運用について多くに時間を割いて説明がされていましたが、実際に支援員となって、施設に訪問に行くようになると、いろいろな認知症状の方がおり、どのように支援していくか戸惑うことも多々ありました。そんな時、やすらぎの先輩支援員の被支援者の人格を尊重した柔らかな対応を見て、身上監護の大事な意味を教えていただいたように思います。一人で行う活動ではなく、多くの支えがあるので、安心して続けることができ、実際の活動の中で、学んだことがより理解できるようになったと思われます。(女性 70歳 会員歴10年)