「バナナ」を文章だけで売る簡単なテクニック【セールスライティングの話】
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◆今日はセールスライティングの話
ブログやSNSなど、多くの人にとって文章を書くことが身近になっていますが、それらをビジネス的に活用したい人にぜひ学んでいただきたいのが「セールスライティング」です。
セールスライティングとは平たくいえば「文章でコンテンツを販売する技術」の事。ブログを書いたりSNSを投稿したり、コンテンツを作るためのライティング技術を「コンテンツライティング」と一般的に呼びますが、一方でセールスライティングはコンテンツを「売る」ことに特化しています。
一対一の営業と違い、サイトを閲覧する不特定多数の人にコンテンツをセールスする技術で、これを習得しているかいないかでサイトの売上が段違いに変わります。まだまだ文章がコンテンツとして強いWeb上でのビジネスを、スムーズに発展させるためには必修のスキルですね。
今日はそんなセールスライティングについての、ちょっとテクニカルな方法をご紹介します。テクニックといっても習得に時間がかかるような、難しいものではありません。
誰でも再現できる、あなたのサイトの売上を伸ばす可能性のある実践的なテクニックです。
◆あなたはどんな時にバナナを買う?
では本題に入る前にちょっと質問を。
「あなたはどんな時にバナナを買うでしょうか?」
「なんだその質問??」と思うかもしれませんが考えてみましょう。
あなた自身がバナナを買うときのシチュエーションをイメージしてください。コンビニでも八百屋でもスーパーマーケットでもどこでもいいです。1分考えてみてください。
…では答えですが、おそらくほとんどの人は「お腹が空いた時」と答えると思います。当たり前ですね。
では、なぜお腹が空くとバナナを買いたくなるのでしょうか?またまた変な質問ですが考えてみてください。
…答えは「お腹を満たしたいから」。人はお腹が減っている状態を解消してお腹を満たすためにバナナを買います。
実は「お腹が減っている→満たされる」という状態の変化の中に、セールスライティングを活用するためのヒントが隠されています。
◆感情を刺激されると人はモノを買う
バナナの例から分かるのは、人は感情を満たすためにモノを買うという事です。
バナナを買う時、以下のような流れで買い手の感情が変化します。
「普通の状態(無関心)→空腹(不満)→バナナ購入→バナナ食べる(満足)」
「無関心→不快→満足」という順番で感情が変化しているというわけです。空腹というストレスを感じる状態から、バナナを購入して食べるという行動を通じて、満腹という感情的に満たされた状態に変化するという流れ。
つまり、人は感情をより満足のいく方向に変化させるためにお金を払ってモノを買うという事です。
◆感情を刺激し購入を促すのがセールスライティングの役目
セールスライティングの役割は、「文章を使って買い手の感情を刺激する」事です。バナナの例のように感情が動けば人はモノを買います。
僕たちはセールスライティングを使い、バナナがどれだけ甘くて美味しくて健康に良いかを文章でアピールし、買い手の感情を刺激しないといけません。
セールスライティングにはここでは紹介しきれない膨大な数のテクニックがあるのですが、今回はその中でも初心者でも実践できる即効性の高いものを紹介します。
◆即実践できるテクニック:単語を変換する
セールスライティングで今日からでも実践できるのが「単語を変換する」というスキルです。以下のような文章があったとしましょう。
<例文1>
ブログで収入を得てたくさんの貯金をしましょう
例えばこの例文の文章「得て」と「たくさんの」を変換してみましょう。
<例文1の単語を変換する>
ブログで収入を獲得して有り余るほどの貯金をしましょう
どうでしょうか?単語を変換する事で文章そのものが感情をより刺激するものになりましたよね。
◆類語辞典を利用するのがオススメ
単語を変換する時に便利なツールが「類語辞典」です。特にこちらの「Weblioシソーラス類語辞典」がオススメです↓↓↓↓。
例えばシソーラスで「大きな」という単語を検索してみましょう。
すると画像のように「大きな」という単語の類語が一覧で表示されました。
「大きな」の類語 → 充分、潤沢、豊富、多額、など
あとは検索で表示された類語の中から最適な単語をチョイスするだけ。
例えば「大きな資金」よりも「潤沢な資金」の方がよりお金を持っていそうですし、「大きな借金」よりも「多額の借金」と表現した方が借金で首が回らない感じが表されますよね。
類語辞典を活用してちょっとした単語の使い方を変えるだけで、より感情を刺激する文章が書けるようになります。
◆誇大広告にならないようやりすぎには注意
ちなみに、今回お教えしたテクニックは悪用しないでください。
単語の変換は類語辞典を活用すれば誰でも実践できる簡単なセールスライティングのテクニックである反面、やりすぎてしまうと誇大広告と捉えられてしまうこともあります。
ライティングのテクニックどうこう以前に、数を水増しするなど明確なウソをつくのはNG。あくまで事実の範囲内でコンテンツの成約率を上げるため、表現を探す手段として活用する事を約束してください。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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東出タロウ(@shiderow_free)
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ブログやSNSなど、ライティングを活用したビジネスを考えている方はぜひ参考に。