見出し画像

【読書メモ】殻を破る思考法 / 和佐高志さん

社内のSNSには高頻度で投稿している読書メモ。
こちらのnoteは更新ができていなかったのでボチボチ再開する。

社内のSNSでは、本の内容を知らない人にその内容を伝えるスタンスで書いているが、それをコピペしても面白くない。よって、こちらでは「カンブリア宮殿」の編集後記をイメージしながら、自分用のメモ的なスタンスで書いていこうと思う(笑)

本の中で印象的だったのが「コネクティング・ドット」という概念。
簡単に言うと、思わぬ経験が思わぬところで生きてくるということ。

具体的なエピソードとして「太陽のマテ茶」が挙げられていた。
大学時代に卒業旅行でブラジルに行った経験がコネクティング・ドットとなってこの商品が生まれたという。

最近これと関連を感じたのはVRIO分析のフレームワークのうちの「Imitability(模倣困難性)」の視点。

「太陽のマテ茶」の話もそうだが、いかにビジネスと離れた文脈にドットを持っているかで、競合が真似できないイノベーティブな商品/サービスを生み出せるのでは?と感じた。

無論、ビジネスと離れた文脈であればあるほど、どうやって自分のビジネスに活かそうか?といった知的好奇心であったり、アンテナの高さが必要になるだろう。

先日、魚谷さんもコネクティング・ドットの重要性を話されていて、「自分の会社以外のことを考えながら、自分の会社のことを考える」という表現をされていた。

またファミリーマートCMOの足立さんもインタビュー記事で「インプットを超えるアウトプットはない」とおっしゃっていた。

パソコンに向かっていない時に、いかに楽しみながらアンテナを張って情報をインプットするかが非常に重要だと再認識した。

余談だが、自分が見たり感じたりしたことをすぐに引き出せるよう、最近スレッズをメモがわりに使っている。今ではアクティブなユーザーはあまりいないものの、何人かは見ているので程よい緊張感がある(笑)

自分の考えを自分の中だけに留めるでもなく、最初から多くの人の目がある場所に置くのでもなく、まずは信頼できる何人かに本音中の本音を伝える。そんな時代の流れになりそう。

GOの三浦さんは『本音成分が多量に配合されてるX』ことスレッズと表現していて、まさにと感じた。


いいなと思ったら応援しよう!