NASA Space Apps Challenge Tokyo 2024が無事に終了!
この度、NASA Space Apps Challenge Tokyo 2024でローカルリーダーを務めさせて頂き、大会を無事に終えることができました。
NASA Space Apps Challengeについて
正式名称「NASA International Space Apps Challenge」とは、2024年10月5日・6日の2日間に、世界各地(185を超える国・地域)で開催されたグローバルハッカソンです。参加者は、NASAやJAXAなどの宇宙機関が提供するオープンデータを使用し、宇宙や地球に関する課題に対して独自のソリューションを提案し、革新的な取り組みを生み出すことを目指します。登録者数は22万人を超え、世界各地でイベント会場が提供されています。
NASA Space Apps Challenge Tokyo 2024
「東京会場」(東京コンテスト)では、2024年10月4日(金)の深夜にキックオフし、午前0時ちょうどに開会宣言を行いました。その後の2日間、10月5日(土)と6日(日)に一般参加者によるチームビルディングとプロジェクト開発が行われました。そして、10月7日(月)には正式に[グローバルノミネート]を決定し、グランドフィナーレを迎えました。
一般参加者による5のチーム
今回、NASA Space Apps Challenge自体が初参加の方が複数名おられる中、4つのチームが結成され、最終局面で1チームの追加によって5チームが結成されました。そのうちの一つMicrogravity Ninjaが「2024 Global Nominate」という会場を代表して世界大会・本選への切符を手にしたのであります。
イベント終了から数十日後
NASA Space Apps Challengeの事務局から参加証明書のフォーマットが送られてきたので、私を含む15個の証明書を発行し、後日メタバースでのセレモニーにて授与させて頂きました。併せて、振り返り、他の空間での散策などしました。
5年ぶりの「東京会場開催」と舞台裏
東京会場の開催は5年ぶりで、前回の主催者からの引き継ぎもなく、ゼロからのスタートでした。NASAの50ページの英語マニュアルと横浜会場のメンター(中山先生)のアドバイスを頼りに、試行錯誤しながら進めていきました。
イベントのDX化
当初、リアル会場での開催を検討しておりましたが、私たちCode for Hodogayaの母体組織代表よりオンライン開催かつ、Zoom(ウェブコミュニケーションシステム)とSpatial(メタバース)を併用を提案されて、これを支持することになりました。
一方、運営チームのメンバーは会議室やオフィスから作業を行う体制を構築。実際には、現地で運営するメンバーがAPIのようなインターフェースとして機能し、Zoom、Spatial、YouTube、Slack、各種Googleサービス、Compass、Facebook、Canvaを通じてイベントを管理しました。
DX化した中における実験的なアプローチ
ZoomミーティングをSpatialで配信
Google Sitesを使用して参加者向けのサポートプログラムを導入
「shidax trax」(DJ Ryuによる)デジタルサウンドをSpatialのバックグラウンドミュージックとして使用
これらのDX化した中における実験的なアプローチにより他の会場(国内)とは異なるユニークなプラットフォームを提供することができました。私たちの運営方法のモットーは、革新的な技術の活用、業務プロセスの変革、参加者サポートと新しい体験の提供、様々なデジタルツールの統合的な使用、新しい価値の創造を含んでおり、まさにデジタルトランスフォーメーションの体現です。
ステークホルダー形成と運営の協働
イベントを運営する上で、関連する組織団体を中心にステークホルダーを形成しました。運営にはご自身の会社を経営されているメンバーが複数人おり、会社名を掲載させて頂きました。また、審査委員などをお任せしました。
プロダクトを手がけてプロジェクトを進めた全ての参加者、各チーム、そして協力してくださった14名の方々に心から感謝申し上げます。公共の関心が高ければ、2025年も開催に応募したいと考えています。
さいごに
ここまでお読み頂き、心より感謝申し上げます。名称や横文字が多く難しさを感じられたかもしれません。もし、この投稿が「参考になった」「興味を持った」という方は、フォロー、スキを頂けると嬉しいです。
今後とも幅広く社会活動を展開しているソーシャルフィクサーとして様々な実践と実戦を投稿しますので、お付き合い頂けますと幸いです。