「台湾・福島フォーラム」
2023年12月8日、中華民国台湾台北市のJR東日本ホテルで開催された「台湾・福島フォーラム」にスタッフとして参加させて頂きました。
フォーラムに向けたクラウドファンディング
このフォーラムは「安心安全な福島の食を届けるために。台湾での風評被害を食い止めたい。」と考えた簡憲幸氏による一連のアクションです。福島県の原発事故による風評被害は深刻で、この問題に取り組む社会的プロジェクトです。そうした社会的話題性や課題感、そして資金調達を実現する手段として、クラウドファンディングを実施しました。
起案及び責任者である簡氏は、NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の監事でもあります。同法人や複数の役員でもクラウドファンディングを支援し、そして皆様の厚いご支援により目標金額の7%超える結果で目標達成となったのです。
クラウドファンディングでは、たくさんの支援の輪が広がり、プロジェクト成立によってフォーラムが実現できたのです。
クラウドファンディング講座「志田によるカネの話」
何年か前に都内で開催されたNPO主催のイベントにおいて、講座を一コマ任されることになりました。当該NPOは簡氏が関わっておられた法人です。
そこでは、クラウドファンディング講座回として「志田によるカネの話」というタイトルで、私がファシリテーションさせて頂きました。擬似的にクラウドファンディングを実施し、参加者の皆さんがプロジェクトを立ち上げ、プレゼンや支援先の決定を行うなど実践的で楽しい講座となりました。
講座のご縁などがあり、事前に簡氏より事業者選定のご相談を頂いたものと理解しております。一方で、私自身、浅はかな知識と僅かなお金しかクラウドファンディングで提供できないため、台湾・福島フォーラムの開催時には、現地でお手伝いさせて頂く決意をしておりました。
台湾・福島フォーラムの開催
フォーラムでは、台湾側から原子力発電関係の専門家も多く参加され、様々な議論がなされました。台湾と日本においてそれぞれが「科学的な見地から福島第一原発について冷静に見つめる必要がある」との見解で一致することができました。実は、福島の復興支援に台湾の方々が深く関わって下さっております。今回のフォーラムにおいてもご尽力されていました。
今後について
私が理事として参加させて頂いている東京台湾の会として、今後とも関係性を築きつつ、福島を多角的に支援していく予定です。
さいごに
ここまでお読み頂き、心より感謝申し上げます。名称や横文字が多く難しさを感じられたかもしれません。もし、この投稿が「参考になった」「興味を持った」という方は、フォロー、スキを頂けると嬉しいです。
今後とも幅広く社会活動を展開しているソーシャルフィクサーとして様々な実践と実戦を投稿しますので、お付き合い頂けますと幸いです。