Märchen von Wildrosen (VI)
前回「生と死を別つ境界の古井戸」
薔薇の塔で眠る姫君
イントロ
ジャブジャブ
おお チェンバロ系 高貴
この「眠る姫君シリーズ」だけ
静かめなメロディーに乗せたメルさんのお言葉の後
今までのように
盛り上がるようなワンフレーズが差し込まれず
すぐにそのまま姫のお唄に入る
今までのイントロの「豪華な童話の表紙感」がない
微睡みの森
ついに七つの大罪というワードを言う者が現れたか、、、、
志田は楽典の知識がないので感覚で書くが
3拍子に4拍?を均等に突っ込む
そのゾワッとするのにミスマッチ感がないおしゃれさが
詩の美しさと
姫の上品のなかに幼さを残すお声と相まって
完成された芸術すぎる
蛙の声
お伽噺に蛙出がちだろうと
安易に志田蛙を名乗ってしまったが
ガチの蛙さんが本当に出てくるとは、、、
しかも志田の方が低能、、、、譲ろう
この姫はお父上の王様も
お母様の王妃もお側にいて
誕生には宴が開かれる、、、、
Märchenでも類を見ない幸せ感と
やんごとなきお姫感
このまま、、、このまま行け!!!
死せる処女
恋も知らずに死せる、、、
残念
宴の場面か
反響のある音作り
招かれた者たちはお城の大広間で踊るワルツ
そしてMIKIお姉さん!
賢女
うおおおおおおおおおおお
志田はなんか このパートがすごい好き
賢女呼びなのか、、、魔女ではない
二人の賢女の掛け合いが最高
アルテローゼさんは
やっぱりチェンバロ系で高貴というより
気高い?尊大?な駆け下りるアルペジオ
美しい方なんだろうな
忙しないドラムで
弦を弾く強さと勢いが彼女の対抗心を燃やすよう
「呪いを添えてやろう!」の強さに
志田は彼女の眼光を見た
アプリコーゼさんは
ハープの優しくも強かな包み込み力と
グリッサンドのキラキラ感と
やはり忙しないドラムが
大らかながらもその実力はえげつない
そしてセリフの裏の間奏まで
チェンバロ系とハープが拮抗していてとても良い
朝と夜は繰り返す、、、
虫の音と鳥の声が繰り返される
燭台の揺れる焔
すごい 螺旋の立体音響みたいだ
麻がどのように紡がれているかも
ご存じない、、、のか?
本当にやんごとないし
ご両親や乳母が
呪いを受けた姫を
危ない目に遭わせないように
大切に大切に育てられたのでしょうな、、、
野薔薇姫お姉さんは
お目覚めキッスが欲しいって
???
じゃあ誰の王子なんだよ メルさんはよぉ!
なんてことだ
エリーゼさん の前で言ってるのか
メルさん貴方結構キザなこと言うのね、、、、
なんかメルさんの精神性が
曲を経る度に大人になってきている気がする
王子登場
きたきたきたきたきた!
白雪お姉さんと同じ、、、方、、、?
え、、
ええ?ご結婚されたんじゃないの?
ええええええ?
この時代にそんなご身分の方が
離婚されるなんて大事件だし
違う王子かな
いやそんな特殊な王子2人もいたら
特殊な王子ではなくなる気がするが
「と思ってた矢先に」がとても気持ち良い 好き
素晴らしい噂、、、、
死んでる姫いるぜ じゃん
王子、、、、かっこいいのに
そのちょっと香ばしい残念感が なんかとても良い
薔薇の塔
音作りの焦点が遠くぼやけていて
霞の奥のような 噂話 と言うより
本当に存在しているのかも怪しい 感じ
ピアノは白亜の城のような美しさ
このリコーダーのような音
高い塔が雲を穿つよう
序盤の間奏もこの笛のメロディがあって
加わるこの笛は噂が人々の間を
口伝てに広がっていくみたいで 二重に良い
なんか微かに笑うお声が聞こえる?
霧の中で美女が誘ってくるやつだ
もう お姫しか眼中にないことも
伝わってきて良い
運命の女性
運命感じちゃったか、、、、
エリス?エリスって言った?
運命の相手をエリスと言うのか
もうエリーゼやら
エリーザベトやらテレーゼやら
ついにエリスが出てきて 謎が深まる
エリスっぽい人が多すぎる
運命のエリス、、、森鷗外しか出てこない
でもあのエリスはちょっと
二人にとって運命と言えるのか怪しいし
高貴な相手でもなかった気がする
なんでしょうね
Revo音楽の引き出しから出てきたワードなのかな
愛しい姫のもとへ
ウェルカムムードだ、、、、
それともメルさんの手腕で
困難をショートカットしたのかな
燭台の揺れる焔
おおおおおおおおお
このパートが
狭い螺旋の あたりで
姫に会いたくて急ぐ気持ちから
拍子?テンポ?がゆっくりになっていき
姫を前にして期待とともに
恐る恐る扉に手を伸ばす姿が想像できていいな
待て
「いただきます」って言った?
んふふふふふふふふふふふ
お目覚めキッスじゃなくて
ガッツリ行ってるじゃん んふふふふふ
あ
待て 死んでるんだったわ
これはまさしく美味しく頂こうと、、、
え?
花嫁探しじゃないの?
ご馳走探しじゃん、、、、
愛でるだけじゃ飽き足らないんだ王子
王子、、、、、、王子ならよかろう
志田はもう全部受け止められれば
強靭な志田になれる
傲慢の罪
気高き王女、、、、
お姫、、、自分で言うようなお人だったかな
アルテローゼさんも
結果が気になってしっかり
姫の復活を見にきているんだな
100年以上生きている??!?
でも国外追放で済むんだ
随分と寛容だな
それが復讐になる、、、?
?????
生まれた姫を森に捨てなくてはいけない呪い??
んんんんん????
何か姫のご容姿に関わる呪いかな、、、
黒死病???
王子、、、、、ヘルプ
教えて!エリーゼさん
エリーゼさんから喋ってくれるなんて
珍しいじゃないの
確かに アルテローゼさんも
賢女としてのプライドがおありで
宴に呼ばれなかったことで 呪いをかけるに至ったし
野薔薇姫も
王女の矜持があるのに 呪われた姫として
お辛い少女期を過ごされたかもしれない
ただじゃ起きない というのが
上手いこと言いますね 流石エリーゼさん
エリーゼさんの矜持を傷つけたら
もっと恐ろしいぞ、、、、
Wildrosen
野薔薇姫の復讐が
今までに比べてお優しいと言いますか
今まで 窯に蹴飛ばしたり
肝臓取り返したり
焼けた靴で踊らせたり
黒死病だったりと
かなり致命的な復讐だったのに
アルテローゼさんは 国外追放で済んでいる
しかも新たなる呪いをかけられるという
若干のしくじり
恐らく原作がそうだからなのでしょうが
志田は賢女お二人の関係性が
チラ見えしているのではないかと
思わせる物語設計にぐっときたかもしれない
志田が思うに
アルテローゼさんは
宴に呼ばれなかったことに
矜持が傷ついたのもあるが
多分 ちょっと寂しかった のではないだろうか
それなりに13人の賢女が
仲良く切磋琢磨していた時代が
あったかもしれないし
アプリコーゼさんとは
ライバルとかだったのかもしれない
アルテローゼさんの「余命15年魔法」を
相殺するのに「100年お休み魔法」を
繰り出す必要があるとすれば
アルテローゼさんの呪いの威力は計り知れない
そんなアルテローゼさんにとって
彼女に匹敵する賢女は
アプリコーゼくらいかもしれないし
そんな相手から遠い場所へ追放されるのは
かなりお辛い復讐になり得る
そもそもこの時代に
100年以上生きている時点で
恐らく人間じゃないので
死なないタイプの賢女故の措置かもしれない
薔薇の塔で眠る100年 と 国外で独り暮らす100年
どちらが寂しいか なんて言えやしないし
果たしてアルテローゼさんに暖かなキッスをする
王子は現れるのでしょうか、、、、
いなければ志田がキッスします
次回
Märchen von...「青き伯爵の城」
志田は本文中チェンバロ系と言っておりますが
調べたところによると
ダルシマーというお琴系でした
超個人的余談
いつもお読みいただきありがとうございます
そんないつも大体適当なことを言っている志田が
国試受験直前に書き留めた記録であり
今までにないほど陰気な志田が面白かったので
ここに書き残すRevo音楽というか
Revoという存在が物語の外側で紡いだ物語である
ジメり気の程度は
梅雨とイドメルさんの間くらいで
ご気分を害される方がいることは重々承知だが
煮詰まった挙句 奇声を上げる志田を
エンタメとしてお楽しみいただけるなら
変な志田を一緒にみて 笑ってくださいませ
Revo音楽が聴けない夜の話
まずこのお話をするのに
とても長い過程があるので
もしよろしければこちらを先にご覧くださいませ
Revoさんとの出会いと
志田の変なRevo観と生態について↓
Thema of the LHが志田の光という話↓
Revoさんが美術館の彫刻に見える話↓
以下 二月吉日某所の記録をほぼ原文を引用する
多分皆様はこんな事でお悩みにならないと思うが
志田はごっつり悩んだ!
志田は恥ずかしい奴だが 恥ずかしくはない!
健やかに悲惨である!
面倒くさくて生きづらそうだと思われるだろうが
十分生きづらい10代を過ごしているので無問題!
やっと出会えた彼の音楽に
悩まされるなら悩んでみたい
ある意味彼の音楽の外側のエンタメを楽しむ
この地平ではこんなバグっている志田にも
改善の余地はあるが
許されて、、、、いる、、、、と思う
まず Revo彫刻 を脱却できますように
皆様もRevo音楽のことが好きなのに
Revo音楽が聴けない夜がございましたら
是非志田にご一報ください
志田も一緒に成仏させます⭐︎
床になりたい話は 志田が床になりたくなるまで
ちょっと待ってください
ここまで読んでくださった
心優しいあなたに心からの感謝を
素敵な夜に彼の音楽を⭐︎グッナイ!