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ルクセンダルク大寄稿⑧

前回:花が散る世界


巫女の祈り

巫女?!
風の行方少女のことかな?
聖職者というより巫女なのか、、、
修行して水晶の何かの力を得たのではなく
生まれつき感というか
幼くして感が増したな
少女の意思に反して
祭り上げられたとかじゃないといいね

深呼吸のような穏やかさ
窓から差し込む月の光
からのキラキラ
弦楽四重奏でもSE入れるのね
明確なイントロはここ!みたいな
イントロって言わないけども
弦が歌い始めるのはここだってはっきりしている

チェロだけから
弦をどんどん増えていく
Revoさんのだんだん楽器増やすの好きなのかな
パッヘルベルのカノンの始まりみたい
低音が支えてそこへメロディを乗せて
楽器が増えて
メロディ並みに歌う旋律を重ねていく
Revoさん節なのか
そういう手法があるのか、、、
美味しいお出汁が出てる
同じ旋律をまず一つ目の楽器が
次にアレンジした同じ旋律を
二つの楽器でなぞる
クラシックでよくあるというか
これがなんという手法とかは知らないのだけど

Revoさんのこの音が増えていく感じ
何かの事柄とかものに対して
情報量が徐々に増えていくというか
聞き手が耳がより澄まされる
気付かぬうちに幻想が濃くなっている

ん?風の行方の水晶がない
水晶のキラキラ感はウィンドチャイムではないし
どこに行ったのか
祈ってるのは水晶じゃないのか?
違う祈りなのか 彼女の祈りじゃないのか

細かいリズムの刻み方
彼女の額に汗が見える

チェロにメロディが移る
志田チェロ好き

鳥、、、鳥が鳴いている
洞窟とか神殿とかじゃない、、、外なのかな
夜が明けるのか

盛り上がって
メインメロディ的なアレンジ旋律が

雨が降っている、、、

涙なのか、、、

この曲は彼女がお祈りするたびに流れるのか
ある一回のお祈りのために流れるのか

でもこの順番ということは
エンディング手前で何か祈ったのかな

「風の行方」の祈りと比べると
水晶への祈りを捧げているというより
少女自身の大切なもののために祈っている
という感じ

別譚

彼の者の名は...

「彼の者の名は…」Vocalized Version
YouTube視聴のため歌詞はわかりませんでした

何か自然の中のような
暗い森というか
洞窟に雫と
己のふむ苔の音が反響している

ここからのバンドで盛り上げるのね

これもRevoさんが歌う、、、?
放浪者青年とは違うキャラなのか、、、?

やに音楽がかっこいいな
ベースの指がちぎれそう

彼の者さんに立ち向かう
最初は君の戦っている姿を
鼓舞するような第三者目線

僕たち友達?
擬人化している
「恐怖」の擬人化みたいな彼の者さんと
戦っているのかな

せきをしめる

堰を閉める?
感情や自我を失っていくみたいな

席を占める?
恐怖に支配されるみたいな

どっちもいけるな

今度は戦っている僕だ!
それを君が鼓舞してくれているのか

「俺たち友達だろ!」
「誰より愛してるぜ!」
ん?放浪者青年がチラつくな、、、Revoさんだしな
立ち向かってるのがRevoさんなんだけど
ん?
キャラクターソングなのか?
ん??
最大の敵は自陣にありなのか?


彼の者の名は恐怖!
お!おお!
恐怖に立ち向かっているのね
誰の中にも住まう

「諦めることに慣れないで 立ち向かえ」
これは痺れますね

間奏のバイオリンえぐい
バンドサウンドに最高にかっこいいバイオリン

?!
突然のイヤイヤ期が始まった

かなり苛まれているな
耳を塞いでぶつぶつ言ってるみたい

毛布で簀巻いてあげたいな
胡散臭い賢者呼んできたいな

でも確かに恐怖ってこういう感じ
志田は経験ないんだけど
銀行強盗に遭遇して
自分が人質にされたら
こうなるかもしれない
処刑待ちみたいな気分
発狂しそう

志田はこんなことされておいて
強盗を一度もどつけないのも
命握られてるのも癪だし
弱い自分も嫌だしな、、、、

この「スリザリンは嫌だ」みたいなパート
異質だけど
「彼はスリザリンがとても嫌だった」と
説明するより
「スリザリンは嫌だ スリザリンは嫌だ」
同じ旋律を繰り返しながら転調していく方が
とした方が嫌感伝わる

全く文学的で音楽的

君と出会った 僕は強くなれる
君と出会って 僕は強くなれた

あああ
いいですね
少年少女的ですねぇ

君と僕が
少年少女だけに当てはまらないというか
謎ではあるが

君と僕で恐怖に立ち向かっているんだな

君の分まで?!
僕は生きていく?!

あっ
君死んでいる、、、あぁ、、、合掌

今までは君と僕で立ち向かっていたけど
今は僕だけなのか、、、

でも恐怖に立ち向かう強さを
君と出会えて知ったから
君がいなくても
立ち向かえるのか、、、

Revoさん
進撃もそうだけど
頑張れとか負けるなって言わない
そこがいい

受験期とか大会前とかに
純粋な気持ちで「頑張れ」と言われても
志田は若干底根が捻くれているので
「すでに頑張っとるわ」と
「もう頑張れんからこうなっておるのだ」と
思うことがある

己の懸命を知っている家族に対しても
言葉の裏にある想いとか
今までの関係性とかが見えなくなって
応援を勝手に研いで
刃を自分にむけてしまう

何かの瀬戸際に追い詰められている時
切羽詰まっている時
自己中心的モードになることで防御するしかない
イヤイヤ期みたいな

メッセージとしては頑張れとか負けるな
そういう思いもあるだろうけど
「負けるかもしれない」とか
「頑張れないかもしれない」
「辛いかもしれない」
を前提において
「立ち向かえ」と言う

立ち向かうまでに苦しみがあることを
ちゃんと言葉にしてくれる

強いから立ち向かえたのではなく
立ち向かえたから強いのだと

こう言われると
負けてしまう
頑張れない
そういう弱い自分もも肯定してもらえる、、、
気がする

どうでしょう、、

何かに立ち向かう者にとっては
大変アチィお歌なのでは

一緒にイヤイヤしてくれるし
志田もちょっとイヤイヤ期始めてみようかな


来訪者

んー
志田が最初に感じたのは
刑事が誰かを追い詰めているイメージ

それも新人刑事の初めての尾行

緊迫したリズム
煉瓦造りの街で
ちょっと下町と言うか
配管とかが見える

中盤盛り上がるところ
犯人に動きがあった

そしてジャズ
一軒の酒場に消える

ランプの灯りだけの
少しくらい店内
客たちの話し声綺麗なお姉さんの笑い声

刑事も店内へ
お酒を一杯頼む

ギター、、、
ウォーキングベースの裏で
新たな事件が起こる
店内は乱闘騒ぎだ
飛ぶ酒瓶と怒号

刑事が止めるべきところだが
犯人にバレるわけにはいかない

正義と使命の間で揺れる刑事

鎮まらない店内
葛藤する刑事
額を伝う汗
グラスを垂れる結露

そうしている間に
犯人は席を立ち店を出ていく

扉の閉まる音、、、
頭を抱える刑事

曲の題名
完全無視、、、、

次回「希望へ向う譚詩曲」へ寄稿し、、、

ここまで読んでくださったあなたに
心から感謝を

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