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イドにイドむイド③


前回「この狭い鳥籠の中で」


Guten Abend

今宵も其処に
井戸の底に降りてきました

誰かのぬくもりを求めて手を伸ばしたくなる
そんな寒い夜ですね

彼女が魔女になった理由

イントロ

アコーディオンかな蛇腹の息遣い

????
メルツ君のお母様はアンネリーゼさんなのか

アンネリーゼ許さない?!?

坊や

坊や 光を知らないアナタは
視力という その概念自体 解らなかった

???
あなたが歌い始めるのね?!

この方もメルツ君のお母様?

シンプルギターと火の粉が爆ぜる音
暖炉かな

ああ
いいお声ですね  好きです

Revoさんはこのお声をお母様?のお声に使うのか
11文字 14文字お母様とは全く別のお母様選び
自立した強かな女性 弱さは感じない

幅の広いエネルギー系のお声
ジャジーな大人の色気から
まさに魔女っぽいヴィランのお声まで

「魔女」という単語を見てしまったら
全く他の幻想が浮かばないくらいに
魔女と言われたらもう魔女に聴こえる

志田の幻想も「魔女」に引っ張られつつある

お声に熱量はあるけどあたたかいわけではない
歌い方があたたかいだけ

どちらかというと
お声は鋭利で氷の美しさを
見たこちら側が燃え上がる

ちょっと語彙力が追いつかなくて
全くドイツじゃなくなってしまったけど

「エスメラルダ」みたいなイメージのお声

揺れるピアスに鮮やかな爪紅
その細い人差し指で顎を掬う
「見ない顔だね」と薄く笑う


そんな魔性のエネルギーがあるお声です

この方が色気も魔女感も強かさも
全てのエネルギーのパラメーターを
振り切ってくれたら志田はもうエクスタシー⭐︎

"視力の概念自体わからない"

どういうことでしょう
目が見えないメルツ君は
光を見たことがない
光源の方向もわからない全盲だったのか?


"視力がなかった"で良いところを
わざわざ"概念"をわからないと

光は見えているけど
それが光とは何かわからないのか
見えているけど見えていないみたいな

ひかり、あったかいね

坊や 背中に抱きつきアナタは
「おかあさん。ひかり、あったかいね」
と 無邪気に笑った

「ひかり、あったかいね」

お母様のお背中のぬくもりを光だと

光を知らない、、、
確かにこれはご存じなさそうだ

にしても小メルツ君はかわいい、、、
そのかわいさを
何処に置いてきちゃったんでしょうね メルさん

罪深い《私》

嗚呼 ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
アナタを産んだのは 
私です 私です 罪深い《私》です……

やはりお母様だ
んん?
アンネリーゼさんはメルツ君のお母様?
罪深い、、、、???

メルツ君が生まれる前に何かあったのか

実母はアンネリーゼさんで
養母はこのお姉さんなのかな

ここもお姉さんが産んでないとしたら
メルツ君を産んではないけど
メルさんを産んだのはこのお姉さん、、?

テレーゼ、、、
またエリーゼみたいな名前を、、、


ストリングスなどの高音は高いまま
懺悔は空を仰ぐが
ベース低音はより低く落ちて行き
暗雲は肥厚し雷が落ちる

この鐘の音
神は許してくれない


「母にして姉であり」???

アンネリーゼお母様の代わりに
テレーゼお姉様がメルツ君をお育てになったのかな

生物学的な話?
だと由々しすぎる

贖罪の日々

森に移り住み 贖罪の日々を
薬草集めて 煎じてみたり
神に祈っても 届きはしないし
罪を抱きしめて 祈れやしない

せめてあの子の為に 
出来得る限りの全てを 遣りもしないで 
唯 嘆いて等いられないわ

お鍋の音だ 煎じている

デンデン デン↓
上がりきらず下がりきらずの感じが
絶妙に気持ち悪くて いい
手を組んで祈ってるけど 溜息が出るみたいな

お母様、、、

ストリングスが美しい

月のない闇

その夜 駈け込んで来たのは お忍びの侯妃で
月の無い闇の中を 希望の灯りを信じ
髪を振り乱す 母を奔らせたのは 訳ありの侯女で
抱きしめた腕の中で もう息をしていなかった

その幼子を託して 妃は泣き崩れた……

???
鳥籠の冒頭の方達ではないか!
馬で運ばれた先はメルツ君のお母様なの?


お友達になる前にご縁があったのか
ベトちゃんやんごとない一族だな

ベトちゃんも賢女の贖罪の一環で助けられたひとり


生き埋め事件に遭い
大分具合が悪かったベトちゃんを助けたのなら
賢女だな

本当に一回死んで葬儀も済んでいたのに
ベトちゃんのお母様が掘り返したのなら

それはもう死者蘇生
確かに賢女の域を脱しているかもしれない

不思議な出来事

とても不思議な出来事によって 
息子は光を手に入れたけど
それが果たして幸福なことだったのか 
今となっては善く判らない……

裏で走馬灯みたいに駆け巡る台詞

坊やが息子になった頃に
目が治ったのか

"不思議な出来事によって"

そんな大事件を"不思議"で片付ける?!?!
賢女が?!というかRevoさんが?!?!

志田が
「うーん分かんないや
不思議な出来事が起こったんだな」

は結構あるが

そんなことあります?

Revoさん的に何が起こったか物語がちゃんとあるが
敢えて色々言わない

賢女にとってこの世の摂理とか法則とか
そういうものに反しているから
不思議としか言いようがない、、、という

これはアツいぞ

Revoさんがあからさまに黙ってるのを
志田は始めて見たかもしれない

母の願い

一度は冬に抱かれた 愛しい可愛い私の坊や
生きて春の陽射しの中で 笑って欲しいと願った母の

嗚呼
大きくなっても結局 愛しい私の坊や、、、

冬に抱かれたというのが
とても由々しい

メルツ君、、、
あなた目が見えなかっただけじゃないのね

一回めっちゃ具合悪い時があったのね
冬、、、、具合悪いどころじゃないな
あなたも一回 死者蘇生?!

ハミングは絶対零度の冷笑

お母様!お母様ー!

本物の《魔女》に

想いも今や 唯 虚しく 束の間の陽光さえ
戯れに 奪われてしまった
観よ 嗚呼 
この喜劇を ならば私は
世界を呪う本物の《魔女》に……

お歌が凄すぎて絶句 エクスタシー⭐︎

そして畳み掛けるバンドサウンドとコーラス


彼女を追い詰めるには確かに
音楽を全て味方につけないと難しそうだし
バンドとコーラスという強者を呼んできた民衆


燃え上がった民衆の憎悪が氷の彼女を焼くのか、、

魔女狩り、、、これも史実とリンクしているのか

重い、、、、重すぎる

これを生で見ることができたなら 卒倒モンの圧力
凄いなぁこのお姉さん 怖いを超えてかっこいいな

お歌から見えるその眼光が背筋を凍らせる

喜劇なんだな、、、
喜劇だと人が言う時 大抵喜劇ではないので

親子揃って闇へ、、、
それも母の愛だというのか、、、、

魔性のお声

凄い 断末魔の絶叫と狂笑が
これを声優さんではなく
お姉さんご自身でやっておられるのか?

この方は本当にやばいぞ
Revoさんはとんでもない方を呼んできたな

こういう絶叫を出せる方はなかなかいない
この方の本業が役者だとしても凄すぎる

「吹っ切れるか」
お芝居のお上手さと
己の羞恥とかどれだけ自己を捨てられるかとか
そういった壁があって
この壁を越えるのがまず難しい
これを越えられた方を尊敬の意を込めて
志田は役者と呼ぶが

この壁をぶち壊し
観ている者に「演技上手いなこの人」を超えて
「大丈夫かこの人」 と思わせる別次元の方もいる

志田はこのお姉さん大丈夫かと思っているし
志田はそこが好き

そんな方の表情を抑えたお声を敢えて使って
最後にどデカい爆弾を落とす
気持ちいいことをしてくれるRevoさん最高

魔性の楽器

このお歌アコーディオンがいいですね

志田は長らく
鍵盤ハーモニカとアコーディオンの音色の違いが
はっきりわからなかったし 今も怪しい


志田は放浪者事件後
もしかしたらRevoさんに加えて
アコーディオンも
志田を困惑させているのかもしれないと
アコーディオンの演奏動画を
検索したりしてみまして

その魔性の音色に改めて気付かされました

志田が思うに
鍵盤ハーモニカは奏者の吐息を吹き込むので
その息遣いが直に乗って
何処か懐かしくて寂しく温もりがある

アコーディオンは吹子のように空気を送る
蛇腹が伸びたり縮んだり

それは想像でなんとなく分かるが

見た目はボタンがいっぱいついていて
一体どういう仕組みでこの音がなっているのか
わからないブラックボックスの謎

パイプオルガンをギュッとしたような未知の箱

蛇腹の周期はアコーディオンの大きさにもよるが
人間のゆったりした呼吸のようで見入ってしまう

あまりよく知らないが
演奏を見ている限り音色や旋律はその呼吸とは
あまり関係ないようにも見える
伸び切ったら縮めて 縮め切ったら伸ばす
限界までパターンもあれば 小節ごとだったり
一音で切り替えるときもある


吐いている時の音なのか
吸っている時の音なのか

吸っている時にも音が出るっていうのが面白い

呼吸が不思議な楽器

音色は情熱的でもあり夢見心地

時折その謎の呼吸で
奏者の吐息を感じさせることがある

人あらざるものが人の形をしているような
今まで一体何を見せられていたのだという
ドキッと感

魔性の音ですね


次回「secret track」「総括」を其処で唄う


余談

不思議な出来事によって

志田はイドイドを聴くと
調べ物をしたくなってしまうイドが決壊寸前で
蒼い月を仰いでしまう

そんなことしている場合ではないのだが
丁度ここに参考書がある!

資格に役立つなら許されるということで
ファンタジーだろ!
という言葉を飲み込みながら
メルツ君の
視覚に関わるご病気について調べてきました
そのうち物語内で語られるかもしれないけど

だが志田には基本
「既に歴戦のローラン方が
これを調べていない筈がない、、、」
という気持ちが根本にある

そして前回志田には考察が向いていないことが
はっきりわかった

志田は新たな説を提唱するつもりもないし
できない

志田は 知識欲を満たし 正気を保ちたい それだけ

この地平の何処かに既に説があるのならば
どなたかの何かしらの説の背中を撫でる
追い風くらいになれば身に余る僥倖

そんなささやかな調べ物です

そして志田が図書館に居る所為で
かなりニッチな話が始まるので
詰まらないかもしれないし

「ファンタジーだろ」とツッコミたいお気持ち
とてもよくわかる
志田もある とてもある

結論から言って前半は
あり得ないほど長くて若干恥ずかしい

志田の思考の過程が
気になる奇特なお方だけ
お読みいただければ御の字なので

後半の「闇を盲しいたメルツ」項まで
飛んでいただくと志田も飛んで喜ぶ


優しい君の瞳

まずは彼の視覚に関する情報を集めよう

① 盲いた闇で彼が 光だと思っていたのは 誤りで
その温もりの名は 愛だと 後に知った

② 初めての友達は 碧い瞳の可愛い 女の子

③ 私だけの翼 外に広がる世界を
優しい君の瞳 教えてくれた

④ 光を知らないアナタは
視力という その概念自体 解らなかった

⑤背中に抱きつきアナタは
「おかあさん。ひかり、あったかいね」と 
無邪気に笑った

⑥ とても不思議な出来事によって 
息子は光を手に入れたけど
それが果たして幸福なことだったのか
今となっては善く判らない……

⑦ 一度は冬に抱かれた 愛しい可愛い私の坊や
生きて春の陽射しの中で 笑って欲しいと願った

まず歌詞から生まれつき目が不自由

これでいくらか絞られるらしい

先天的な緑内障 白内障 黒内障
未熟児網膜症
目の腫瘍 小眼症などなど
まだまだ挙げるとキリがない

神経や脳のご病気も考えられるが
あんまり重すぎると視覚以外にも不自由が生まれるそして
ジャケット絵のメルさんは眼球を持っておられる

これで無眼球症や小眼症もなくなり
当時のドイツ医学的に(そんなこと知らないが)
摘出したりすることもなく生存できる

次は「どれくらい見えていたか/見えないか」

先天盲(生まれつき見えない方)で
のちに開眼した(見えるようになった)方を
分析した「M.V.senden による保有視覚の分類」
というものがあったので見てみよう

1群:明暗だけを知覚(明暗弁)
明暗がわかる 光源の方向がわかる

2群:明暗と色彩を知覚(色彩弁)
色もわかる

3群:明暗と色彩と形を知覚

他にも目の前で何かが動いていることが分かるか
物の距離がわかるか
指の本数がわかるか などなど

愛を光だと思っていた、、、か、、、判断に困る

まず目の見えない彼が何を光とするか
それが志田と同じだなんて思ってはいけない

彼にとって光とは何かという濃厚な議論が始まるが
それは地縛霊になった後の楽しみに取っておきたい

雰囲気的にメルツ君は全盲〜明暗がわかる1群
この辺りを攻めていこう

大問題はおふたりが出会う頃には森を歩き回れて
エリーザベトさんのお目目の色が碧いと
分かるくらい「ほぼ完治する」という点

それも"不思議な出来事"で


となってくるとやはり難しい、、、ファンタジー

ファンタジー医学が必要になることは免れない

ならば志田もファンタジーを感じた部分
幼きメルツ君が「温もりを光だと思っていた」
これを膨らませて考える

まず目の不自由な幼きメルツ君が
お母様の背中に抱きつく

メルツ君はどのようにお母様の背中に辿り着くのか
お声か、いつもお母様がいた場所か、
少し見えていたのか

そもそも光源の方向もわからない全盲だったのか

前回は
目が見えない方が持つ色彩感覚を調べたが

今回は目が不自由な方がどう見えているのかも
調べてみよう

そもそも目が見えない方の視野は
私達が瞼を閉じるようなものではないということ
これが大事だと思う

光を全く知らない全盲
これはおそらくお母様のお声を追いかけるか
いつもいた場所を記憶して
背中のたどり着く

でも思い出せば その部屋で暖炉が燃えていた
全盲の小さな子がいる部屋で 火を焚く、、、かな
賢女なら大丈夫かな 目は離せないだろうな


もしくは光源の方向はわかるが
ものは見えていない極めて視力が弱い弱視

目が見える者の感覚で言う
「デフォルトの視界が暗いパターン」

暗い中で感じた温もりを光と呼んだ これが自然だ
単純明快でそうっぽい

でもこれで行くと目を治すのに
とんでもないファンタジー医学が必要になる
賢女も不思議な出来事では済まないのではないか

そうだ 彼は見えるようになった後も
夜に出歩いていた

ファンタジーパワーを省エネにして
完治しないまでも 夜は出歩けるようになった
を採用してみよう

そして
弱視かつ、知識として光が何かわかってない

全ての光が眩しすぎて見えない
「デフォルトの視界が明るいパターン」

光の下で視野は白飛びする
光を見ると目が痛いので目を開けていられない
日中や明るい場所では目を閉じるしかない

むしろ目を労る暗さが温かいかもしれない

"光を知らなかった"これは同時に
"闇を知らなかった"とも言える

温もりをくれる人に抱きしめられたり
頭を撫でられたり目を覆ってくれたりと
彼とって痛い明るさを遮る影の温もり
それこそ光と呼んだ

「デフォルト明るい」あるかもしれない
闇を盲しいたメルツ君としても当てはまる

暖炉の眩しい光の中に母の影
これなら若干無理があるものの
温もりをくれる影を追って「おかあさん」

メルツ君が見えるようになった後に夜行性なのも
光を避けるような癖がメルさんにあるのも
日中井戸に篭ってるのも
目が仄かに死んでるのも
死ぬと瞳孔開くのも
メルツ君の眩い時代という描写も

無理はない、、、お!これは!

(追記:志田はなぜかピンときておりますが
読み返したら「ちょっと怪しいな やめな」
くらいの捻じ曲げ解釈が始まります)

生まれつき視界が眩しすぎる(先天性の羞明)
明るさに目を慣れさせること(明順応)が難しい
夜に見えなくなること(夜盲)はなくて
暗いところに目を慣れさせる(暗順応)のは大丈夫
だから夜で歩く

となるとかなり絞られる

生まれつき目に入る光を調節する虹彩がない無虹彩
瞳孔が散大したままの散瞳症

網膜と虹彩の色素が無いや薄い
眼皮膚白皮症や白子症などの色素異常

おおおおおありそうかもしれない虹彩か色素か

虹彩だと
メルツ君に虹の環を授ける
不思議なファンタジー医学が生まれる


メルさんの御髪黒いな、、、、色素お持ちだな  
色素ではないか


待てよ色素を治すには
網膜と虹彩を闇に染めればいいのか
髪が染まっても不思議じゃない

メルさんは白メッシュか、、、、、
また違うかもしれない

でも

イドイド医学だ!

色素異常で目が不自由だとして
それは網膜と虹彩の色が薄くて
眼球の中の空洞を真っ暗にすることが難しいから

視力を得るには
目の中を真っ暗にできるようにすればいいと

目の奥の網膜を黒くすればいいと

網膜を闇に染めたらいい、、、、

イドならできそうではないか!

不思議なイド医学で視力ゲットだ

こっちじゃん
なんだかめちゃめちゃ遠回りをしてしまった

これまでのごちゃごちゃ蘊蓄トークは
全部無しにしたい

メルツ君をイド水で煮込んだら
闇に染まってメルさんになる

これだけで至れたやん


闇を盲しいたメルツ

色素異常説あるぞ

もしかしたら志田が迎暁に至った後
歴戦のローラン方の解説を拝見できるかもしれない

若干引っかかるのが
「視力という概念さえ分からなかった」
これは全盲っぽい

色素異常は明暗も難しい全盲例より
弱視例の方が多い、、、らしい、、、

いやファンタジー!

色素異常
もし本当にそうだったら
光には瞼を閉ざして むしろ見ていた世界は
闇だったということ、、、、、

盲いたメルツ君が
少し見えていたかもしれない世界は
眩しいほどに明るいはず

盲いた闇で彼が 光だと思っていたのは 誤り
その温もりの名は 愛だと 後に知った

光と闇の童話

この"誤り"という否定
単純に温もりを光だと間違えていた
ではなくなってくる

視野は暗くて何も見えず/温もり=光
ではなくて

視野は眩しくて何も見えず/温もり=影=光

そもそも現実の明暗と
彼の心に差し込む光と闇が交差している

目が痛いほど明るさが彼の心に闇を落とし
それを遮る影の暗さが彼の心を温める光

となるとより複雑
頑張れ志田の語彙力


つまりは
「盲いた闇で 彼が 光だと思っていたのは"誤り"で」
この否定が「盲いた闇」にもかかる


「デフォルト明るい」と仮定して
メルツ君の光を擬似的に見てみたい

まずメルツ君を憑依させよう
「むってぃ ひかり あったかいね」
これをかわいいお声で七回復唱する

光が明るく 闇が暗い なんて概念はない

ポイントは「盲いた世界」が
暗闇ではないということと

彼が盲しいているのは「闇」なのだ

彼的に温もりこそ「光」なのだ

明るいから光なのではない!
あたたかいから光と呼ぶ

これが「光を知らない」

そして
眩しすぎて何も見えない彼の
瞼を開くと目は焼けるように痛い

お出かけできず暗い部屋の中に篭る毎日

それでも大好きな母を探すために
うっすらと目を開く
眩しすぎる光の中に母の影

その大きな背中に抱きつけば
ぬくもりと優しい影に包まれる

お母様は眩しがる坊やの目を
温かい手で覆うこともあったかもしれない

歌詞の"誤り"を正せば

「闇を盲しいたような眩すぎる明の世界で
彼が光(温もり)だと思っていたのは(母の)影」

となるそして

「(影の)温もりの名は愛だと後に知った」と続く

伝わったでしょうか、、、、微妙だ

うーん、、、
志田には調べ物も向いていないかもしれない


ヤケクソ弁明するなら

五条悟の見え過ぎる世界は彼を傷つけうる光で
サングラスは彼を守る闇で
もしあなたが彼にサングラスを贈るなら
それはきっとあなたの優しさのぬくもり

例えが最悪だけど 大凡それです たぶん


優しい君の瞳、、、


岡庭豊「病気がみえる vol.12 眼科 第1版」
医療情報科学研究所 編 (2019)

最近の志田の彷徨い

志田の超個人余談
より奇特なお方向け

皆様もお気づきでしょうが
最近の志田はかなり血迷っている

強めの幻想を"見ようとして"エンストしている

なぜ志田が"考察に近しいもの"
そんな高飛車なことにイドんでいるのか

それは最近志田が幻想とは何か
よく分かんなくなってきているからである

幻想を現実と紐づけて正気を保っている
こんな幻想も現実で起こり得ると

志田の幻想はあくまで
「志田はこんな風に聴こえたかもしれない」  
小娘の感想文に過ぎない
つもりで書いていたし 今もそれは変わらない

が己の文を振り返ってみると
ルクセンダルク辺りから
さも自信あり気な語気で講釈を垂れている

「解釈の自由」を免罪符に、、、

多分 何が幻想か分からなくなってきている

志田のインスト感想がその際たるもので
結構お門違いなことを宣っている
「来訪者」とか
これはまだ良い

逆に最近幻想が歌詞に引っ張られることも
多くなってきている
これが志田の混乱を生む

ヴィヴァルディを聴いて
曲名が「冬」と知った途端 ここ雪降ってんなと

それは本当に音楽から得られた幻想か?
後出しジャンケンでは?

あまり深刻に考えても
彼自身が言葉と音楽で
表現している音楽家なので結局無問題なのだが

志田が今まで見ていた幻想はなんぞやと

志田は器に反して最近声が大きすぎるし
幻想製造工場の底が煮詰まってるので

志田が見たものが幻想か他の愚かしい何かなのか
志田もよくわからない

志田が
見えてはいけない何かを見たっ!と思ったら
己の頬を強めにビンタしています

現実の化身「調べ物」と
幻想の王「パンフレットRevo」で

こんなことで彷徨う道さえなかった志田にとって
掻き乱されること
それもまた彼の音楽の楽しみ

なので志田は悩まなくていいことでも
彼の音楽で悩まされるなら一回悩んでみる
機を逃せば
一生悩むことのない 悩みかもしれないから

ここまで読んでくださった
心優しいあなたに心から感謝を

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