シチロカソーシャルデザイン

「障害者雇用」というルールより「共に働く仲間」という心の繋がりと適度な重なりで、自分も周りも大切にできる組織を作り、人と企業が共に成長していく社会を創っていく会社です。福祉と行政で20年以上の経験があるからこそできる、指導でも支援でもない新しい障害者雇用に取り組みます。

シチロカソーシャルデザイン

「障害者雇用」というルールより「共に働く仲間」という心の繋がりと適度な重なりで、自分も周りも大切にできる組織を作り、人と企業が共に成長していく社会を創っていく会社です。福祉と行政で20年以上の経験があるからこそできる、指導でも支援でもない新しい障害者雇用に取り組みます。

最近の記事

ロクイチ報告提出の季節…ですね。

蒸し暑くて、日が長くて… この季節になると、「そろそろ提出期限だなぁ…」と思い出す…。 ハロワ経験者あるある…(勝手に思ってます) 6月1日現在での、雇用状況を報告するので、通称「ロクイチ」と言われるのですが…。 今年は雇用率も上がりましたし、コロナ後、業績が回復して、全体の従業員数が増えたり…なんてことがあると、この報告書作成でびっくり!!!雇用率足りてない!!なんてこともあるかもしれません。 「あと1人!」なんて時に、「社内に該当者がいるかも!!」と思いつき、慌てて探

    • ”はじめて雇用”のリアルな難しさ

      ”はじめて雇用”とは”初めて障がい者を雇用する”ことを指します。 企業として初挑戦…だけでなく、人事担当者が、現場として…など様々な”初めて”があります。 今日、ご紹介するのは、企業として”はじめて”の事例です。 ”初めて雇用”でぶつかった、困った、悩んだ…を話してくださいました。 許可を得て掲載させて頂きます。 採用時の様子 採用時 採用担当のヒアリングより ◎本当は一般での募集 短時間でいいので、手際よく仕込みをしてくれる主婦をイメージして募集 ◎”内部障害”「重い

      • 特別支援学校のしくみをひも解いてみた。

        知っているようで、何となくわからない気もする、特別支援学校について ひも解いてみたいと思います。 東京都の特別支援学校障がいの種類によって分かれています 視覚、聴覚、肢体、知的、など、障がいの種類によって分かれています。 病院に設置してある特別支援もあります。 このページは、「知的障害」の子供たちが通う特別支援学校、中でも高等部の「就業技術科」と「職能開発科」についてレポートします。 職能開発科と就業技術科のちがい 東京都の特別支援学校には、手帳や医師の診断があり、希

        • 「つながりの作法」セミナー開催レポ書きながら、自分の働き方を振り返ってしまった件。

          昨年のお話しで恐縮です。 2023年12月25日 クリスマスの日に開催したセミナー。 「つながりの作法」というテーマで、多様な人が多様に働く環境づくりのコツについて考えてみる時間を200名を超える皆様と共有できました。 会場は東京都港区にあるNECネッツエスアイ(株)の立派なホールとzoomウェビナーのハイブリットで…。 とても立派な機材やシステムを使わせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです…というのも、このセミナーは、「いい社会・いい会社・魅力的な人づくり」を目指して

          参加費無料セミナー!つながりの作法 講師:熊谷晋一朗氏 開催します。

          自立とは緩やかな依存先をたくさん持つこと熊谷先生の言葉に、こんな素敵な言葉があります。 「自分で立つ」「自力で立つ」とは、何となく、踏ん張るとか、食いしばるとか…そんな言葉と共に思考があるような気がしますが…。 「依存先をたくさん持つ」なんてほっとする言葉でしょう…。 熊谷先生は、東京大学 先端科学技術研究センターの准教授。 「当事者研究」という視点で、様々な本もご執筆なさっています。 詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。 たくさんの著書の中でも、私が何度も繰り返

          参加費無料セミナー!つながりの作法 講師:熊谷晋一朗氏 開催します。

          自分の名前で生きていく

          自分の名前で生きていく為のキャリアデザイン講座~自分の軸をつくる編~ というタイトルで講座を行いました。 ”自分らしく”と言われても、自分らしさって何だろう??とのっけから迷子になって話が進まないことがよくあります。 でもやっぱり”自分”って大切。そんな自分の軸を探す講座です。 受講者は就労移行支援事業所で就活に向けて”ととのえて”いる利用者の皆様。リアルとオンラインのハイブリッドで140名を超える方々にご受講頂きました。 時代で変わるキャリアの意味”キャリア”って時代

          自分の名前で生きていく

          「作業所」から「職場」へ。

          福祉作業所の事をご存じでしょうか?現在の社会のしくみでは「就労継続支援B型事業所」と言います。 障がいのある方が通ってきて日中の活動をします。クッキーやパンなどを作っていたり、内職的な作業をして「工賃」という名のお給料を稼ぐのです。 1ヶ月、一生懸命働いて…月の平均工賃は16,000円程度です。びっくりですよね!?交通費と昼食代払ったらマイナス…なんてことも…。 その現状を何とかしたくて、「工賃倍増計画」なんていうプロジェクトもあったりするのですが、なかなか変わらないも

          「作業所」から「職場」へ。

          【開催レポート】第1回シルミルツアー@ウェルビー蒲田センター

          2023年3月16日(木) ウェルビー蒲田センターにて 第1回目のシルミルツアーを開催いたしました。企業は6社、グループホームや自立訓練の福祉サービス事業者、ハローワークからの参加もいただき、「合理的配慮」について本音で話し合う時間となりました。 3ヶ月間に及ぶ検証作業ウェルビー蒲田センターのプログラムには、お勤めした時を想定して、週に1回オフィスワークのロールプレイ的なプログラムが設けてあります。 中でも「営業課」というグループは、5名ほどの利用者の皆さんで構成されてお

          【開催レポート】第1回シルミルツアー@ウェルビー蒲田センター

          「逆SST」をやってみた。

          一般社団法人 発達支援研究所の山本登志哉所長とのご縁を頂き、同研究所の渡辺忠温主席研究員と,自閉当事者で発達障がい児支援事業の児童指導員でもある大内雅登非常勤研究員が中心となって開発している「逆SST」なるものに挑戦しました。この取り組みは、東京大学の当事者研究にもつながっており、貴重な機会を頂けたこと、嬉しく思います。 逆SSTとは。「Social Skills Training」でSST。 社会で生活するのに必要な対人関係調整や、対処法やルールを学習する。「社会生活技

          「逆SST」をやってみた。

          もしも彼が「自己存在感」を知ってたら…。

          ♪♪ぼく~が僕であるために、勝ち~続けなきゃならない… ただ~しいものは何なのか…それ~がこの胸にわか~るま~で…♪♪ この曲を作り歌った彼がもし、「自己存在感」を知っていたら、もしかしたら、今も生きていい声を聴かせてくれたのかもしれない…。そんな妄想を語り合うセミナー後の打ち上げ。自由になれた気がした45の夜。 シチロカソーシャルデザイン事業説明会/特別セミナー ごきげんの伝道師”辻秀一”氏による 「ごきげんに働く人を育てるヒントが見つかる講座」が無事に終わりました。

          もしも彼が「自己存在感」を知ってたら…。

          雇用率という数字のパズル??

          あけましておめでとうございます。 2023年卯年。 うさぎのように跳ねる…と言われて、軽やかに~というよりは「うさぎ跳び」の根性論的発想に傾くあちこです。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 私、うさぎ跳びはウォーミングアップ、水分補給は禁止された根性の時代を生き抜いてきたのですが…。その後社会人になってからも、どこかで最後に自分を支えるのは「根性」ではないか??とか「働くということは~」「お金をもらうからには~」… 我慢せねばならぬ… 四の五の言わずに、やらねばな

          雇用率という数字のパズル??

          ギリシャ語でイエ~イ!

          シチロカSDは、障がい者雇用に真剣に取り組む企業の皆様と、働く準備をする本気度の高い福祉サービスとを繋いでくのですが…。 あちこ的にはこっそり秘密にしておきたい…とっておきの事業所や企業の取組!ガチで秘密にしておくのは罪なので、ここで取材日記的に発信していく新企画です。 コーナータイトル…どうしようかな~。 あちぃ~散歩 アチ街ック天国… ……あはは。 さ、初回はこちら!! ごきげんな名前を持つ、就労移行支援事業所YASSAS(ヤーサス)「全部OK!!」の覚悟 まずは

          ギリシャ語でイエ~イ!

          はじまりはネガキャンの罪滅ぼし的な…

          はじめまして、あちこです。 想いを紡いでいきたいなぁ…という気持ちで noteはじめてみます。 まずは、みんなに聞かれる質問にお答えしつつ… シチロカSDの取り組むこと、想いついてお伝えします。 でも、どんな人がこれを書いているのか、 まずは私について少しだけ。 韓国見える離島で生まれて、思春期は九州で過ごす。 青年海外協力隊になりたいという中学のころの 夢をかなえるべく、教員免許取れる大学に入る。 大学では、勉強より経験重視(つまり遊んでた)なタイプ。 あの頃の夢は

          はじまりはネガキャンの罪滅ぼし的な…