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プラスの暗示で子どもを変える!「5分間暗示法」を試してみよう

今日は二十四節気のひとつ「冬至」です。冬至は、一年で最も夜が長く、昼が短い日。これからますます厳しくなる寒さに備えて、日本では、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったり、無病息災を願う風習が根づいていますね。

冬至は別名「一陽来復(いちようらいふく)の日」と言われています。

1年で最も日照時間が短い冬至ですが、この日を境に再び太陽の出る時間が伸びていくことから、陰の気が極まり陽の気へと運気が上昇に転じる前向きな日でもあるのです。

陽の気=プラスエネルギーは、子育てにとってもとても重要です。そこで今回は、子育てに役立つ、プラスの暗示法についてご紹介します。

●子育てが難しいと感じるときは、プラスの暗示を実践しよう

子育てがなかなか上手くいかない、子育ては難しい、と思い悩む親御さんは少なくないでしょう。そういう親御さんに知っていただきたいのが「暗示の力」です。良い暗示はしつけにも、子どもの学力向上にも役立ちます

暗示とは、潜在意識に働きかける言葉です。人間には顕在意識と潜在意識の2つがありますが、私たちの行動や思考に影響を与えているのは90%以上が潜在意識だと言われています。ですので、プラスの暗示で潜在意識に働きかければ、子どももプラスの反応を示すようになります

親御さんが毎日お子さんに何気なくかけている言葉が暗示となることを意識して、子どもにはマイナスの言葉をかけないように気を付けてください。プラスの暗示をするためには、親が肯定的に子どもを見ることが大切です。親がプラスエネルギーで子どもに接すれば、子どももプラスエネルギーに変わっていきます。

●5分間暗示法で子どもが変わる!

子どもが寝入ってから5~10分ほど経ったころに、ぜひ「5分間暗示法」を試してみてください。

暗示は、脳波によって潜在意識への取り込まれやすさが変わります。私たち人間は、毎晩寝る過程で、目覚めているときに働いているベータ波、学習に適したアルファ波、暗示を受け入れやすいシータ波、熟睡して何も受け入れないデルタ波と、脳波が移り変わっていきます。
ベータ波からアルファ波に移り変わると、通常起きているときには働いている、顕在意識と潜在意識の間にある情報ろ過装置が働きをやめ、通路を広く開きます。すると潜在意識へ与えられる暗示が容易に取り込まれるようになるのです。つまり、寝入りばなに暗示を入れると、潜在意識にスーッと入っていきます

毎晩子どもが寝入ったら、親御さんが自分の子どもに望むいろいろな希望を、ささやくように耳元で語りかけてください。

「素直でやさしい〇〇ちゃんが、パパもママも大好きだよ」「〇〇ちゃんは3歳になってお姉ちゃんになりました。もう指しゃぶりはしません。」「朝までぐっすり眠って、明日は大好きな保育園に元気に行こうね」など、こんな具合です。

毎晩耳元で子どもに暗示をささやくのが難しいときは、ICレコーダーやスマートフォンに録音して聞かせるのも良いでしょう。

親御さんが子どもの見方をプラスに変えて、建設的に暗示を使っていけば、子どもも良い方向に変わってくれるはずです。

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