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子どもに愛を伝えていますか?スキンシップと笑顔の会話で育む親子の絆

みなさんは、子どもへの愛情をどのように伝えていますか。

毎日忙しくしていると、後回しにしがちな子どもへの愛情表現。仕事や家事は大切ですが、1日数分、数秒でも良いので、親からの愛を子どもに意識して伝えるようにしたいものです。ほんの一言、ちょっとしたことで構いません、「伝えよう」という気持ちを持って行動することで、子どもは親の愛を感じて満たされ、親子の絆が育まれます。


●大切にしたい!子どもとのスキンシップは今だからこそ

子どもが小さいうちは、抱っこや手をつないで自然にできるスキンシップ。直接肌がふれあうことで、温かみや愛されているという感覚を持つことができるため、親から子どもへの愛情を一番伝えやすい方法です。

抱っこやおんぶをすると、パパやママの温もりを子どもが直接感じられるので、安心感につながります。大きくなるとなかなか大変ではありますが、短い時間でもできるだけ抱っこしてあげましょう。

成長に伴い、抱っこはもちろん、手をつなぐなど直接触れ合う機会は少なくなりますが、背中をなでたり、ポンっとたたくことはできますね。嬉しい時のハイタッチなどもおすすめです。また、一緒に遊ぶこともスキンシップのひとつです。肩車やたかいたかいなど、子どもは親とのふれあいの中での遊びが大好きです。

普段の生活の中においても、少しの意識でスキンシップを増やすことは可能です。一緒にお風呂に入ったり、添い寝をしたり…「一人でできるから」「きょうだいで一緒にできるから」ではなく、スキンシップの時間と捉え、積極的に子どもとくっついている時間を増やしましょう。

子どもが成長していくと、くっつける時間は減っていきます。子どもがくっつきたがる時期は貴重!と心得て、親の方からも積極的にスキンシップをはかりましょう。親子の一体感とともにあたたかい思い出がたくさんできますよ。

●子どもの話は「笑顔で聞く」ことを意識しよう

スキンシップに次いで大切なのは、笑顔で子どもに接することです。

これは、今すぐに、誰にでもできることです。1日3秒で良いので、ニコッと子どもに笑いかけることで、親子のコミュニケーションは驚くほど良くなります。

子どもは親の表情をよく見ています。ムスッとした顔や怖い顔をしていたら、子どもは自ら話しかけないようにするなど、距離をとるようになります。子どもにとっては、一緒にいて気持ちが和らぐ、笑顔を見せてくれる、それだけで親と過ごす時間が寛ぎとなり、愛を感じるのです。

また、子どもが話しかけてきたら、話を「聞くことを意識して」笑顔で耳を傾けましょう。この「意識する」ということがとても大切です。

食事の準備や洗い物を「しながら」子どもの話を聞いてしまうことはありませんか。

目も顔も見ずに話を聞いている相手に対しては、話したい!という気持ちはしぼんでしまいます。できれば少しの間だけ手を休め、または目を見て、話を聞いてあげましょう。

そして「それから?」「その後どうしたの?」と話を引き出してあげてください。これは「あなたに興味があるよ」という親からのサインとなり、子どもにとっては「自分に興味を持っている、大事にされている」という感覚が生まれます。同時に、自分への笑顔が向けられていたら、子どもの心の中で「自分の存在がママを幸せにしている」という喜びになり、自己肯定感にもつながります。

スキンシップ、笑顔、話を聞く。どれも日常生活の中ですぐに実践できることですね。ぜひ今日から意識し、子どもへ積極的に親の愛を伝えていきましょう。