「大好きだよ」という気持ちを込めてハグをしよう!愛情で目覚める脳幹
今日はハグの日。子どもに愛情を伝えるのにピッタリな日です。抱っこして愛情を伝えることは、心を育てることつながります。なぜ、抱っこして愛情を伝えると心が育つのでしょうか?
実は、心を育てることは「脳幹」に関係しています。今回は脳幹の役割と、「抱っこ」の効果についてお伝えします。
●心は「脳幹」にある?
人間の脳の中枢は脳幹にあります。脳幹には自律神経を調節する視床下部と、ホルモンの分泌を調整する脳下垂体が含まれます。この2つが正常に機能すれば、全ての病気はよくなると言われているくらい脳幹には素晴らしい自己治癒力があります。
脳幹には脳の全ての神経が集まっていて、心の発信地、全ての指令の発信地と言われています。そのため、心は脳幹にあるとも言われているのです。
つまり脳幹に情報を送り込むことで、子どもの心を育てることができます。脳幹に情報を送り込む方法の一つが、体を愛撫しながら心からの愛情の言葉を伝えることです。
脳幹に情報を送り込むことができることを知らなくても、今まで子どもに愛情を伝える時、愛撫しながら伝えてきたと思います。これからは、より意識しながら愛撫して愛情を伝えてあげてください。
●子育てに悩んだら「抱っこ法」!
子育ての基本は親の愛情を伝えることです。しかし、この基本が上手にできていない親御さんがわりとたくさんいるのも事実です。そして、子育てがうまくいかないと悩んでいる方も多くいます。
この基本がしっかりできていると、子育てはもっと楽で楽しいものになります。子どもに愛情を伝えるには、しっかり抱っこ、愛撫をして愛情の言葉を伝えてあげましょう。
たっぷり抱っこすることで愛情を伝え、子どもの心を開き、親と子の信頼関係を築く方法を「抱っこ法」と言います。子育てがうまくいっていないと悩んでいる方ほど、この「抱っこ法」を試してみてください。
小さい頃に抱っこをたくさんすると、子どもに抱き癖がつくからと抱っこをあまりしない人もいます。しかし、抱っこ、愛撫して愛情を伝えることは子どもの心を育てることにつながります。抱き癖など気にせず、たくさん抱っこしてあげてください。
抱っこなど体を愛撫しながら愛情を伝えることで、脳幹に情報を送ることができ脳幹が目覚めます。今日はハグの日なので、いつも以上にギュッと抱きしめて、愛撫して、愛情のある言葉をかけてあげましょう。