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赤ちゃんに気付かされた 孤独からの脱出方法

私には夢があります。
それは助産師になるというものです。
昔から赤ちゃんや小さい子と接するのが大好きで、兄弟も多いので、世話をするという機会も周りと比べると少し恵まれていたというのが大きいのかもしれません。

でも何より、私が助産師という職に惹かれた理由は、赤ちゃんとお母さん、そしてそれを支える家族全ての人が尊く美しいものだと感じたからです。

あのあたたかさは誰も邪魔することのできないもの。きっとどんな人も人のぬくもりに触れると心の焦りや不安がするすると解けていく気がするのです。

赤ちゃんって不思議で、どんなに泣いて騒いでワガママ言っても許せちゃう存在

だってそれを厳しく言ったって赤ちゃんは聞いちゃくれないから。
だって1人じゃ生きていけないから。
みんなが大切にしようって自然に思える、
そんな存在なんです。


成長すると段々、昔、自分がみんなに大事に育てられてきたことを忘れてしまったり、自分1人で生きてきたかのように振る舞い出す時があります。

それは大きな間違いで、多分そういうことをされたら、両親や育ててくれた人々は悲しくなったり憤りを感じるでしょう。

私はよく、「もう1人で生きていくから!」
って言って大喧嘩をしてました。
その当時でさえ、こんな酷いことを言っちゃダメだってわかってたけど、
うまく自分の中で整理ができてなかった。

人に当たりたくないって思っているのに、
いつの間にか酷いことを口走ってて、
後ですごく後悔する。
そして自分のことをすごく責めた。

でもあることに気づいて希望が持てたんです。

私、赤ちゃんに優しくできるじゃん。

荒れた日々の中でも、赤ちゃんをこれ以上ないくらい可愛がって大切に接してる自分がいた。

じゃあ、こういう風に育ててくれた人達を悲しませたりしちゃダメよね。
私はこういう優しさに気づけてるんだから、
きっとみんなのことを大切にできるはずだ。
決して冷たい1人ぼっちの人間なんかじゃない。だから腐っちゃいけない。

そう思うようになってからはあんまり孤独に走ろうとしたり、自分からダークサイドに落ちるようなことは少なくなったのかもしれません。

ネガティブになったら、私はちゃんと温かい人間だ、みんながいる、大切にできる。
って事を必ず思い出すようにしてます。

だから夢も、叶えてみせる。