インスタグラムのフォロワーを1ヶ月で5,000人に増やしたシンプルだけど本質的な方法
しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)が、実際にインスタグラムのフォロワーを1ヶ月で5,000人に増やした方法をご紹介いたします。
2017年6月に開設し、半年間ほどテスト運用していた実際のアカウントを公開して解説しています。
事例は少し古いですが、フォロワーを増やす考え方に変わりはありません。
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テスト運用というのは、当時コンサルティングを行っていた企業への導入に際して、インスタグラムとはどんなメディアなのか?マーケティングやセールスに活用できるのか?を確認する目的で開設したアカウントだからです。
フォロワーを増やす施策を行ったのは正味1ヶ月ほどで、この方法を行うと1日で200人前後のフォロワーが増えることが確認できました。
業務の合間を縫って試していた方法ですので、時間をかけて本気で取り組めば1ヶ月で1万人、1年で12万人のフォロワー増が十分に期待できました。
とは言ってもスパム的な裏技などではなく、ごく一般的なマーケティング思考によるアカウント開設、及びフォロワー増の施策を行った結果です。
1. 「しちゃおじ」的フォロワー増のキモ
この方法のフォロワー増のキモを3行で紹介すると、以下となります。
✓ ツール類は使用しない
✓ 相互フォローは不要
✓「いいね!」押すだけ
答えを言ってしまいました。
この方法は、他アカウントの投稿に「いいね!」を押して回るだけになります。コメントも必要ありません。
『いいね!を押すだけでフォローしてもらえるの?』
と思う方もいるかも知れませんが、もちろんフォローしてもらえますし、あなたのアカウントに興味を持って自主的にフォローしてくれた理想的なフォロワーさんがドンドン増えていきます。
それでは、順を追って解説していきます。
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2. まずは再確認、検討すべき5つのこと
このページを読んでいる方は、既にインスタグラムを始めていて、『どうすればフォロワーを増やすことができるのだろうか?』と悩んでいる方が多いかと思います。
相互フォローや自動ツールでしかフォロワーを増やすことができない方は、おそらくですが基本的なマーケティング思考が欠けてしまっています。
以下は「しちゃおじ」がメディアを作る際に、慎重に検討している項目です。
これはインスタグラムだけでなくTwitterやnote、アフィリエイトサイトなども同様です。
①「目的」と「目標」
②「誰に?」「何を?」
③「集客可能性」
④「継続可能性」
⑤「収益可能性」
それぞれ簡単にご説明します。
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①「目的」と「目標」
「目的」とは、「なぜ、なんのためにインスタグラムを始めるのか?」です。
「しちゃおじ」の場合は、「コンサルティングを行っていた企業への導入に際して、インスタグラムとはどんなメディアなのか?マーケティングやセールスに活用できるのか?を確認するため」ですね。
「目的」がはっきりしていてコミットできればできるほど、④「継続可能性」が高まります。逆に「目的」が曖昧で弱いと挫折の原因となります。
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「目標」とは、ゴールのことです。
数字で表せるものが良いです。一般的には、売上目標や期限目標を設定したりします。
「しちゃおじ」の場合は、ゴール設定は当然するのですが、目標達成直前にさらに先へ先へと伸ばしていく形を好みます。
今回のアカウントでは、もともと1,000人のフォロワーをゴールに設定していましたが、予想外にフォロワーさんが増えていってしまったので、ゴールを5,000人に軌道修正しています。
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②「誰に?」「何を?」
「誰に?」「何を?」とは、アカウントの投稿コンセプトのことです。
コンセプトと言ってしまうと意味不明なので、「誰に?」「何を?」と表現しています。
あなたのアカウントは、「どのような人に対して、どのような投稿を提供するのか?」です。
「誰に?」「何を?」が定まってしないとフォロワー増は望めませんし、さらにその先のマネタイズ(収益化)を考えることができません。
反対に「誰に?」「何を?」がしっかり定まっていると、多角的な集客からのフォロワー増、及びマネタイズが可能となります。
フォロワーが増えませんという方は、多分に「誰に?」「何を?」の意識が希薄です。
なお、「誰に?」はペルソナと思って構いませんが、ペルソナは概念自体が曖昧なのと今の時代に合わないと「しちゃおじ」は考えています。
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③「集客可能性」
「目標」にフォロワー数がある場合は、「集客可能性」を確認する必要があります。
フォロワー数を増やしたいのに、そもそもあなたの投稿コンセプト自体に需要がなければ話になりません。
有名人や美しい女性の自撮り投稿には需要があるので万単位のフォロワーが集まりますが、一般人の中年おじさんが自撮り投稿をしても需要がないのでフォロワーを集めることができません。
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ビジネスを始めるのは簡単で誰でもできますが、集客するのが大変です。
集客よりセールスの方が難しいのでは?と思うかも知れませんが、集客に比べるとセールスは楽チンです。
インスタグラムで言えば、「見込みフォロワーさん」を集客するのが大変で、「見込みフォロワーさん」に接触できてしまえば、「フォロワーさん」になってもらうのは簡単です。
しかしながら、そもそもあなたの投稿コンセプトに需要がなければ、「見込みフォロワーさん」を集客することができません。
ですので、あなたが設定した「誰に?」「何を?」の投稿コンセプトは、インスタグラムというメディアにて需要があるのか?の確認が必須です。
需要の有無は簡単にわかります。その方法は後ほど。
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④「継続可能性」
「誰に?」「何を?」の投稿コンセプトに確かな需要があれば、フォロワーさんを増やすことは可能です。
しかしながら、(自分もしくは外注で)継続可能なものでなければなりません。
この「継続可能性」は、とても飽きっぽい「しちゃおじ」のウィークポイントでもあります。
求められていても自分が飽きてしまうのですね。すぐに他のことに興味が移ってしまいます。
こうなってくると後は、①の「目的」と「目標」次第になります。
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せっかくフォロワーさんが増えたとしても、アカウントが休眠状態になってしまえばアクティブなフォロワーさんは離れていってしまいますし、残っているフォロワーさんも放置アカウントばかりになっていきます。
つまり、見た目のフォロワー数は多くてもメディアとしては死んでいます。
Twitterでもフォロワー数は多いのに、ツイートに対して「いいね」や「リプライ」が全然つかないアカウントがありますが、あの状態です。
ですので、『天才的なコンセプトを思いついた!これはバズる』とテンションが上っても、その投稿コンセプトを無理なく継続していくことができるのか?を再考する必要があります。
なぜなら、一時的にフォロワーを増やしても意味がないからです。
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⑤「収益可能性」
「目的」と「目標」にお金が絡んでいる場合に必須です。
例えば、インスタグラムを始める「目的」が「毎月の生活費を捻出するため」で、「目標」が「1年以内に月収15万円」なのに、「誰に?」「何を?」のコンセプトが不在のまま何となく投稿をはじめても、どこでどうやって売上を発生させるのでしょうか?
ですので、アカウント運用前に複数のキャッシュポイントを把握しておく必要があります。
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メディア運営は、集客さえできてしまえばマネタイズは後からどうにでもなる部分もありますが、その場合は飛び抜けた集客の成功が前提になります。
この記事は、フォロワーを1ヶ月で5,000人にする方法ですので、マネタイズに関しましては触れませんが、キャッシュポイントはあらかじめ想定しておくものだと理解してください。
なお、この「収益可能性」は、②「誰に?」「何を?」の投稿コンセプトでほぼ決まってしまいます。
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まとめます。
✓ ①「目的」と「目標」が明確であればあるほど、④「継続可能性」が高まります。
✓ ②「誰に?」「何を?」とは投稿コンセプトのことです。この投稿コンセプト次第で、③「集客可能性」と、⑤「収益可能性」が決まります。
✓ ③「集客可能性」とは需要の有無のことです。そもそも需要がなければフォロワーは増やせません。この集客可能性は、②「誰に?」「何を?」の投稿コンセプトで決まります。
✓ ④「継続可能性」はメディア運営に必須です。一時的にフォロワーを増やしても意味がありません。この継続可能性は、①「目的」と「目標」次第で変化します。
✓ ⑤「収益可能性」はあらかじめキャッシュポイントを想定しておくものです。この収益可能性は、②「誰に?」「何を?」の投稿コンセプトで決まります。
このように、上記5つは有機的に繋がっています。
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「フォロワーが増えなくて悩んでいる」という方は、是非とも上記①~⑤を再確認してみてください。
あなたの「目的」や「目標」によりますが、アカウント構成を全般的に検討し直す必要もあるかも知れません。
また、①~⑤の基本的なマーケティング思考を理解できている方は、この先を読む必要はありません。
しかしながら、中途半端な理解しかない場合は、①~⑤をしっかり押さえていたとしても「いいね!」でフォロワーを増やすことはできません。
闇雲に「いいね!」を押してもフォロワーは増えないのです。
※「有料エリア」の内容は、以下になります。
3. 実際に運用していたアカウントを公開
4. フォロワー増の具体的方法「その1」
5. フォロワー増の具体的方法「その2」
6. おまけ:ちょっとした運用のコツ紹介
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