見出し画像

noteの街で暮らす ”甘えんぼさん” のつまらない「羊の群れnote」と興味深くて面白い「一匹狼note」

こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。

noteって、フォロワーの数とコンテンツの質が比例していない謎アカウントが多くて、『なんでこの人、こんなにフォロワー数が多いの?』と首を傾げることがありますよね?

「フォロー数 ≒ フォロワー数」であれば、フォロワー数が多くても相互フォローをしているだけなのでわかりますが、「フォロー数 <<<<<<<<< フォロワー数」になっていると、『そんなにたくさんの人から支持されるって、どんなコンテンツを発信しているのだろう?』と記事をクリックしてみると、『なんやこれ?日記かいな?』レベルの内容なのです。

これが、有名人・著名人や他SNSのインフルエンサーアカウントであれば、たくさんのファンによるフォローなのでしょうが、ググって調べてみても無名の一般人なのですよね。

反対に、独自の視点で物事の本質を洞察しているような面白い記事に出会うことが稀にあるのですが、大抵そういったアカウントのフォロワー数は、1桁・2桁だったりします。

フォロワーの数とコンテンツの質が比例するのであれば、『日記かいな?』アカウントのフォロワー数が1桁で、物事の本質を洞察しているアカウントのフォロワー数が4桁になっていても良さそうなものですが、そうなっていないどころか真逆の現象になっています。

noteって、いくらテクニカルにフォロワー数を増やし続けてみたところで、日記レベルの記事が読まれるようにはならないし、いくら素晴らしい記事を書き続けてみたところで、なかなかフォロワー数が増えてくれない難しい現実がありますよね?

「書くこと」自体が目的なのであれば、自由気ままに書き散らかして投稿すれば済む話なのですが、そうではなく「読んでもらうこと」まで求めるのであれば、(当然ですが)読む価値のある記事を投稿しつつ、自力で自分のnoteの周知を図っていかなくてはなりません。

それはつまり、「① 価値の提供」と「② マーケティング」の両輪が必要になっています。

ところが、このnoteには、自由気ままに書き散らかした記事を、たくさんの人に読んでもらって、共感してもらって、しかも褒めて欲しい!と願う “甘えんぼさん” が溢れています。

“甘えんぼさん” の特徴としては、『ありのままの自分のnoteを、ありのままに受容して、共感して、承認して、さらには称賛もしてね!(そうでない人はどっかいけ)』でして、普通に考えて「甘えんぼ」が過ぎるのですが、世界が自分中心に回っているようなのです。

なんだか開き直ったのか『自分のためにジコマンnoteを好き勝手に書いて何が悪い!』と主張されている方もいますが、もちろん全然悪くないですが、誰も読みません(読んで欲しいなら先ほどの①と②が必要なのですよ)。

で、こういった “甘えんぼさん” は、無自覚のまま相互系コミュニティに惹かれていきます。

ありとあらゆる人が集まるnoteの街から、世界が自分中心に回っている “甘えんぼさん” が集って、お互いのnoteをヨシヨシし合う仲良しコミュニティ = 相互系コミュニティのため、お互いに受容・共感・承認・称賛をし合うことで、慰め合うことができるからですね。

この “甘えんぼさん” が集団化した相互系コミュニティの「異様さ」や「違和感」の正体につきましては、{誰も言わないnoteでの相互フォローの弊害(デメリット)についてマーケター視点で解説します}と{相互フォロー・相互購入・相互オススメコミュは、怪しい新興宗教なので入信するとキモnoteになるよ}の記事で書いていますので一読してください。

3年半ほどnoteの街で暮らしてみて理解したことのひとつに、『noteで自分の居心地の良い場所を探し求めて安住してしまったらクリエイターとして一巻の終わりよね』があります。

これは誇張でもなんでもない事実なのですが、いわゆる相互系コミュニティに参加しているnoteで「しちゃおじ」が個人的に面白いと思ったnoteがたったのひとつもないのです。

それもそのはずで、“甘えんぼさん” による『ありのままの自分のnoteを、ありのままに受容して、共感して、承認して、さらには称賛もしてね!(そうでない人はどっかいけ)』の「羊の群れnote」を読んでみたところで、率直に言ってしまえば時間の無駄だからですね。

受容・共感・承認・称賛を求めてやまない「羊の群れnote」とは対象的に、このnoteの街の片隅でキラリと光っているのが、受容・共感・承認・称賛とは無縁の「一匹狼note」です。

この「一匹狼note」の特徴としては、開き直った「羊の群れnote」の『自分のためにジコマンnoteを好き勝手に書いて何が悪い!』と同質ではあるのですが、“甘えんぼさん” と異質なのは、受容・共感・承認・称賛への興味よりも、自己表現そのものに突き動かされている点です。

基本的に「スキ」もしなければ「スキ返し」もしないし「フォロー」もしなければ「フォローバック」もしないので、SNS的な側面も強いnoteの街では孤立しがちなのですが、読むだけ時間の無駄な「羊の群れnote」とは違って、とても興味深く面白い記事を書かれます。

先日に「amagappa」さんが、{俺がnote内でよく読む、好きなユーザ}の記事を書かれていて、その記事でご紹介されていた方が「しちゃおじ」と同感でビックリしたのですが、

「amagappa」さんは、以下のように書いていますね!

✅️ 書いてる人の人格が見えてこない文章には俺は基本的に魅力を感じないからね。
 
✅️ 綺麗事書いてる奴マジでつまんねえじゃんw (中略)徹頭徹尾綺麗事と他人事だけで埋められた文章を上げてる奴って基本的に信用ならない。
 
✅️ こう見ると共通点あるな。
・自分の芯を持っている
・ちゃんと自分の芯を文章に反映している
・基本的に綺麗事を書かない

そうそう!

つまらない「羊の群れnote」って人間が見えてこないのだけど、おそらく本心を書いてしまうと “しょーもな” がバレてしまうので世間体を気にした綺麗事しか書けないのだろうし、『感謝~』とか書いておけばコミュニティメンバーからの受容・共感・承認・称賛も間違いないからね。

ちなみに「しちゃおじ」は「amagappa」さんがご紹介している記事ではなく、それぞれ別の記事が好きなんだけど「一匹狼note」に興味のある方は面白い記事を探してみてください。

以上 – noteの街で暮らす ”甘えんぼさん” のつまらない「羊の群れnote」と興味深くて面白い「一匹狼note」– でした。

・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?