【エッセイ】敏感さんという、誰よりも早く「しちゃおじ」の記事を理解・評価してくれた人がいた
こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。
「しちゃおじ」がnoteで最初に記事を投稿したのが、約2年半前の2021年4月9日{しちゃうおじさんの{無一文~成り上がり~人生転落~ひきこもり}のプロフィールです}の記事なんだけど、このプロフィール記事を書き上げるのに丸2週間はかかった記憶があるから、実際には2021年の3月下旬頃から少しずつ執筆をはじめているんだよね。
京都の厳寒を超えて、春の芽吹きをうっすらと肌に感じながら近所を散歩している最中に、自然と文章を通して自己表現をしたい気持ちになったことを覚えている。
ビジネスでのさらなる成功を夢見て銀座や渋谷で高級マンションに事務所件自宅を構えて上を目指していたのだけど、都会の雑踏に揉まれて、飲み込まれて、地面に叩きつけられて、心身がまともに機能しなくなって、何もかも嫌になって東京を離れることになった。
緑豊かな京都の片田舎に転居してからも、本当に「何もする気が起きない」というか慢性疲労状態で頭も体も動かない日々が続いていたので、海外に検体を送って解析をする最先端の遺伝子検査をいくつも受けてみたり、非科学的で怪しげな民間療法もいくつか試してみたのだけど、毎回期待をするだけ無駄で、いつしか回復は諦めるようになっていった。
昼夜を問わず布団の上で寝転がっている感じで、お腹が空いたら近所のスーパーやコンビニに部屋着で出掛けていき、出来合いのものを買ってきて食べて、また寝るの繰り返し。
思い返してみると、あまりにも頭が “ぼぉーっと” していたので「焦り」とか「絶望」を感じることも少なくて、ただグッタリとしたままに時間だけが過ぎていく日々だった。
こんな状態で1年と3ヶ月が経過した頃に、春の芽吹きと同期して「自然と文章を通して自己表現をしたい気持ちになった」のだけど、このタイミングの理由は今もわからない。
とは言っても、そういった気持ちになっただけで、心身の不調は相変わらず続いていたし無理なんて効かないので、書ける日は書いて、書けない日は寝てる、そんな調子だった。
noteに記事を投稿してみて驚いたのが、いきなり有料記事が5本も売れたこと。
プロフィール記事の次に投稿したのが{インスタグラムのフォロワーを1ヶ月で5,000人に増やしたシンプルだけど本質的な方法}の有料記事で、さらにその次に投稿したのが{月収709万円を稼いだSEOアフィリエイターの「ASPアフィリエイト戦略」公開実例}の有料記事なんだけど、なぜか記事を投稿しただけでこの2つの記事が5本売れた。
その頃のスクリーンショットを手元に残しているのだけど、こんな感じ。
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上記スクリーンショットをご覧の通り、アイコンは初期設定のままで、プロフィールに至っては「ただいま準備中です。」だったのだけど、なぜか有料記事がすぐに5本売れた。
時間と労力をかけて書き上げた記事が売れるのはやっぱり嬉しいし、忘れかけていたビジネスのやりがいも思い出して、『noteってイケるかも』と前向きに考えるようになった。
その後も、マイペースで自分の出来る範囲でベストを尽くして1記事1記事を投稿していたものの、記事を投稿しているだけでは誰からも反応がないことが徐々にわかってきた。
皆さんもnoteを始めた頃を思い出して欲しいのですが、投稿しても投稿しても誰からも反応がもらえないと、記事を書いた甲斐がないし、なんだか寂しいものがありますよね?
そんな折に「しちゃおじ」が記事を投稿する度に、嬉しいコメントを残してくれる方が登場したのだけど、それが「敏感さん」だった。
敏感さんは、元は別のクリエイター名だったのだけど、ある日に改名をして、ある日にアカウントを削除してnoteを去ってしまったので、古い記事のコメント欄を見ると「しちゃおじ」が「敏感さん」に向かって独り言コメントをしている形になってしまっている。
「敏感さん」とは、お互いの記事でコメントのやりとりをしていたし、「しちゃおじ」がはじめてフォローをしたクリエイターさんでもあるので、なんだか今でも記憶に新しい。
あるとき、『どうしていつも「しちゃおじ」の記事にコメントをしてくれるのですか?』と聞いてみたら、『noteを辞めて欲しくないから応援のつもりでコメントをしてる』といった旨の返信をしてもらったことがある。
その後、noteを辞めてしまったのは「敏感さん」なんだけど、『今頃どこで何をしているのか?』はときどき気になる。
まさか「しちゃおじ」のnoteがこんな風になっていくなんて想像もしていなかっただろうけど、ここまでやってこれたのも、noteを書き始めてまだ間もない「ただいま準備中です。」の頃から、「敏感さん」が頻繁にコメントを残して応援してくれたからだと思う。
敏感さんは、誰よりも早く「しちゃおじ」の記事を理解・評価してくれた人なんだけど、こういった最初の頃に、一点の曇もない純粋な好意から応援をしてもらったありがたい経験は、やっぱり強く印象に残っているし、いつまでも記憶に鮮明なんですよね。
敏感さん、どうもありがとう。
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以上 –【エッセイ】敏感さんという、誰よりも早く「しちゃおじ」の記事を理解・評価してくれた人がいた – でした。
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