プロフェショナルスクール開校式を終えてⅡ
復活した!!!
せっかく書いたので以下にそのまま載せます!
記事は本当にあったんだ!父さんは嘘つきじゃなかった!
はじめに
9月7日~8日、プロスクールの開校式に出席してきました!
開催地は小倉ということで、人生初の北九州市。
初めての土地で初めて会う人たちと過ごす2日間。
40を超えてとケツが重くなる中、いよいよアホになってしまう前に何か自分に刺激を入れようと、役所9年目にして飛び込んだこのスクール。
普段からあまり人とつるまない自分がどうなることかと思いながら参加しましたが、初っ端から非常に濃い内容で、結果的にとても楽しく学びの多い2日間でした。
記憶の新しいうちに備忘録として残します。
出発~集合まで
開講がお昼だったため、昼メシの時間確保のため初日は5:30の電車で地元を出発。
10時過ぎに小倉について、魚町銀天街や旦過市場を冷やかしたあと、小倉のソウルフードとの呼び声高い「資さんうどん」にて定番のごぼ天うどんを喰らいました。
関西風のあっさりした出汁に、讃岐うどんほどゴリゴリでもない適度なコシで、これなら地元にも欲しいなといったところ。
銀天街に関しては、ネットやリノベの本などで調べていた箇所をいくつか見て回ったのですが、時間も早かったこともあるのか、「ん?これ?」といった感じで、全然お客もなく、改装中だったところもあり、少なからず肩透かしを喰った印象でした。この話については後のフィールドワークにもつながっていきます。
フィールドワークの重要性
開講式の後は、グループごとに小倉のまちへ出てフィールドワークでした。今回独自の試みとのこと。開講式では、清水さんからまちづくりにおけるフィールドワークの重要性についてお話があり、加えて出かける前にコーチ陣からまちを見る際の情報の集め方や視点についてレクチャーがありましたが、これが早速学びの宝庫。
メモから抜粋すると、
最低限のファクト(産業構造、人口動態、家賃分布、路線価、給与水準、住宅価格、主要な商業施設の売上など)を調べる
上記に時間軸(歴史)の視点を加え、これまでの変遷を見る
上記基礎情報を基にまちを観察し、「違和感」を探す
そのまちがこれからどんな風になっていくか予測する
一つのまちだけでなく、もっと広域で見た時に他のどのまちと競合するのか、その中でのポジショニングはどうあればいいのかを考える
確かにこうした視点を持ってからまちに出ると、見方が結構変わりました。フラッグシップだと思っていた店舗がいまいち流行っていない、改装中が目立つ、メインの筋よりもサブ的な路地のほうが賑わっている、こざっぱりした公共空間があまり利用されていないなど、ただ散歩するだけでは得られない気づきが多くありました。そもそも論として、清水さんからも熊コーチからも「まちを見ている量が圧倒的に足りない」と言われ、「そんなん今言われても無理やし」と思いながらも、今後どこかに旅行する際などにも活用できる貴重な学びを得られたな、と思っています。
人とのつながり
フィールドワークの後は参加者全員での懇親会。
方々から「プロスクールの価値は人のつながり」というお話がありましたが、それが体現されているような空間でした。
ざっくりと言ってしまえば、「みんなで楽しくやろうぜ!」というところだと思います。
スクール中に何度も「これは正解のある世界じゃない」という声がありましたが、だからこそ、まずは自分が面白いと思えることをやり、失敗や辛いこともネタにして笑いをとってやろうというスタンス。
そして、課題を解決する(マイナスをゼロにする)のは、概して楽しくないし発展しない。ゼロをプラスにすることを考えよう!
そういうスタンスを是とする方々が集まっている、とてもパワフルでハートフルな時間でした。
事業の考え方
二日目は前日のフィールドワークのまとめの発表のあと、有志で個人事業のプレゼンがありました。
20人ほどが多種多様な事業を発表し、それに対してコーチ陣がコメントをつけていきます。それぞれの専門分野からの的確なアドバイスばかりで、場数の違いを思い知る場面でした。
コメントも多彩すぎて全部はまとめられませんが、要は
「あなたはそれを本当にやりたいと思っているのか?」
というところに集約されるのだと思います。
本当にやりたいなら、やればいい。上の「楽しくやろうぜ」につながります。
加えて清水さんからは、
「いま目に見えている課題(と思われるもの)に真正面から取り組もうとするな」
「やりたいことがないなら、ひとまずとことん考えろ」
とも。
そして、木下さんからはプレゼンに臨む姿勢についてのコメントが。
「プレゼンは報告会じゃなく、主張。営業。」
「他人の意見なんてクソみてぇなもん。おまえはどうなんだ?」
「それ、自分のカネ出してやる気ある?」
「全然考えてない。考えてたらそんな風にならない」
「逃げ場所つくってんじゃねぇ!」
「目の前にいるやつをワクワクさせろ!」
などなど。
言うなれば、
テキトーに見えて実は深い、高田純次のようなアイデア。
パッションとミッションのセッション。
大胆かつ繊細。
蝶のように舞い蜂のように刺す。
・・・。
なんかよく分からなくなってきたけど、とにかく自分が「これや!」って思うものを探そうと改めて思いました。
やるべきことぐらいはやる
少し話は変わって、スクールのメンバー何人かから言われた、「いつもeラーニングがトップですごいですね」ということについて。
「やりたいことが定まっていないので、これぐらいしか出来ないと思って」とお答えしていたのですが、特に謙遜とかじゃなくて本心だったりします。
一方で、やるべきことを愚直にやるだけで半歩前に出れるんだなという実感は得られました。
情報への興味のなさ
さて、ここまでお読みいただいた方の中にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、写真が一つも出てきませんw
実は、全然写真とかを撮らない人なんです。昔からそう。
スクールとは関係ないけど、子どもの運動会とかで親たちが全員スマホで写真撮ってる画を見ててちょっと異様だよなと思ったりします。で、手がスマホでふさがってるから演技が終わっても拍手できねえのwスマホ越しじゃなく自分の目で見て思い切り拍手してやれよと思います。
話を戻して、フィールドワークの前に熊コーチが「若い人に流行っているお店とかはどうやって調べる?」って訊かれたときに、他のメンバーはインスタ!って即答してましたが、自分はインスタやってないんですね。
Xもやってない。
YouTubeもネットニュースもテレビも新聞もほとんど見ない。
スクールのインフラになってるフェイスブックですら、文字書いたのは10年近くぶりといった有様で、自分はとことん情報(受発信ともに)に興味がないんだなと改めて痛感しました。
んー、まあでも本はそこそこ読むのと、ボイシーは聴いてるかな、車通勤だから。ほんとそれくらい。
このスタンスが、「自分の意見を持つ」ってことにつながっていけばいいのですが。
まとめ
散漫になってきたので、そろそろまとめに入ります。今回の開校式で改めて感じたのは、以下の2点。
スクールに飛び込んでこの場に来ただけでまずは御の字。
自分が本当にやりたいことをしっかり考える。
オガールまでの課題もなかなかハードそうですが、スクールでいただいた縁も生かしつつ、楽しい経験にしていきたいと思います。
いやー、それにしても復活してよかった!心おきなく寝れる!