#05 プロスクCグループ 第5回オンラインゼミ
Cグループオンラインゼミの第5回を行いました!
日時:9月24日(火)21:00~22:50
内容:11月合宿の課題について(データ分析結果と事業案)
少人数で議論する効能
今回のゼミでは、11月のオガール合宿でのグループ課題について話し合いました。
Cグループの課題は、熊コーチの地元・高松市にある日本一の商店街「丸亀町商店街」の一画を再開発する案を考えろ!というもの。
前回のゼミでこの課題をどのように進めていくか議論した中で、コーチの助言から、グループをさらに4~5人ずつの3チームに分けて作業することになりました。
各チームごとに都市経営分析を行い何が課題かを把握した上で、次のゼミで案を持ち寄ろうとなったのです。
ということで、前回と今回の間の2週間の間に、各チーム1~2回の追加MTGを行った上で臨みました
少人数で議論して感じたことは、その生産性の高さ。
10人以上が集まる全体ゼミでは散らかりがちな議論も、少人数ならではのテンポの良いやり取りのおかげで意思決定のスピードがずっと速かったように思います。
大人数の多様な意見も貴重ですが、何かアウトプットを出す際の少人数の効能を感じた経験でした。
今後も状況に応じてこうした手法を使い分けることで、効率的なグループワークにつなげていくことができそうです。
自分だったらどうする?
3チームの都市経営分析を聞いて率直に思ったのは以下の2点。
みんなよくこの期間でここまで調べ上げて一定の案まで落とし込んだなということ。これについてはコーチからもお褒めの言葉をいただきました。
やはり自分のパワポの技術はクソだということw 普段パワポは年に1回触るかどうかで毎年1年生。他の2チームとの格差に戦慄していました。
さて、各チームの事業案のキーワードはこんな感じ。
ローカルビジネススクール⇒地場ビジネスをやる人材育成
デジタルアート⇒瀬戸内の芸術文化との融合
伝統工芸⇒“本物”を作り伝える仕掛け
そして、コーチのコメント概要は以下の通りでした。
いずれのチームもデータ分析にはよく取り組んでいて感心する。
プロスク生徒でもデータ分析ができない人が多い中、しっかりとできていると思う。
が、頭でっかち。既定の物事についても疑わなければならない。
事業者の目線に立っていない。施主の言う通りにするコンサルのようになっている。
コンサルになるにしても、ちゃんと事業者がやるべき内容を提案するコンサルになれ。
自分が事業者ならどうやるか?自分の土地だと思って考える。
自分の中にあるものしか事業として出てこない。
結局は誰が誰に何をどう売るか。
ニーズに寄り添っているか。
いくらの家賃ならビジネスが成立すると思うか。
どんな業種の人たちが顧客になるか。
商店街周辺には分譲マンションしかない。どこで稼いだお金を持ったどういう属性の人たちが住んでいるか。
組み込む施設のプライオリティを決める。
商店街の既存のデザインコードや開発プランも正解かどうかは分からない。参考とするのは良いが縛られるものではない。現状を見て、それらが正解だったのか検証する必要がある。
この中でもやはり本質的なのは、「自分だったらどうするか?」ということ。グループの共通課題といえど、この視点を忘れてはならないということです。
Dグループコーチの遠矢さんがnoteで、何かを立ち上げる人に大切なのは「好奇心」だという記事を書いておられました。
好奇心を持って対象をよく見て、自分ならどんなことをやるかという視点で改めて取り組んでみたいと思います。
ということで、次回全体ゼミまでに個人ベース+小チームでプランを練ってみる運びとなりました。定量的なデータは今回で十分揃いましたからね。
洞口コーチ曰く、「自分の中にあるものしか事業に出せない」とのこと。
はてさて、一体どんなプランが出てくるのでしょうか。楽しみです。