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今年初めて読んだ本

私は 子どもの頃から
自然が大好きでした

私は北九州市戸畑区で
産まれた(1964年)ので 
その頃の戸畑区は
光化学スモッグの街で
洞海湾は死の海と言われて
公害ばかり問題にされていました

友達もみんな
小児喘息で苦しんでいたように思います

父は 自然が大事!!とよく口癖に
言う人でしたから

空気と水が綺麗な街を探して
ようやく 気にいったところが
みつかりました
そこが今、暮らしている遠賀郡岡垣町でした
戸畑区から
転居したのは、私が高校1年生の時でした

私は助産師になって
大学病院で働いていましたから
長い間
医療機器や薬剤に囲まれた環境で
救命医療に勤しんでおりました

たくさんの症例に出会う度に
女性たちや子どもたちを
健康にするために
必要な事は何か?と よく考える日々でした

薬を沢山使うことなのか?
病院に頻繁に通う事なのか?
など、真剣に考えていました

そういう時に 助産院での自然なお産に
出会い
女性たちの身体と心の両方を
しっかりと支える助産院の
開業助産師の仕事の
素晴らしさを知ったのでした

生活習慣を整えて
自分の生命力を甦らせる健康的な
開業助産師の先生の
指導に感動したのでした

私は助産師だからやれるはず!!
私がやらねば
誰がやる!! と意気込んで
しぶや助産院を開業したのでした
それが22年前のことです

開業した頃の私は…
大切に思う命を
大切に育んで 大切にこの世に
迎えたい!!
そういう思いでいっぱいでした

女性たちの身体や心が
こんなにも 蝕まれていく未来を
予想もせずに…

自然を大切にする生き方を
伝えたくて 頑張っていたんだと思います

今もその姿勢は変わりません

今年 初めて
手にとり読んだ本…

 しあわせの小径
       作者 葉 祥明
       日本標準より出版

 美しい色に囲まれて
美しいメッセージが溢れています

2024年の2月に 夫と共に
熊本の葉 祥明美術館に行った時に
しあわせの小径 の本は 購入しました

                 葉 祥明美術館

とても寒い日でしたが
冬の青空に魅せられました

メルヘンな世界が
現実世界に広がって
私の大好きな風景のひとつに
自分がすーっと 溶け込んでゆく
幸せを感じました

               葉 祥明美術館

誰しも 
幸せの小径を歩きたいはず
ゆっくりと ゆっくりと

冬は木々が
枯れているように見えて
物悲しいけれど
優しい春を 自然はそっと
待っているのです

今年 初めて読んだ本は
自然の豊かさに溢れ
人が生きていく上で
大切な優しさに溢れていました

心が温かく
なりますよ

しぶや助産院では
今年も 自然をテーマに
女性たちと子どもたちの
身体と心を更に健康にするための
サポートをしっかりと
取り組んでいきたいと思っています

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