
ノイズと滞在時間の関係性
あまりヘッドフォンにこだわったりするタイプではないけど。気に入っているアーティストの曲でも音質が悪かったり、ミックスが滅茶苦茶だと、気分が乗らずに長く聴くことが出来ない。
反対にあまり知らないアーティストの曲を長く聴いてると、これはいいなと新たな発見をする事もある。
同じような事はWEBサイトでも起きていると思う。
あらかじめ興味のあるコンテンツの場合
初めはモチベーションは高いが、何らかのノイズを感じた時に徐々にそのモチベーションは下がって結果離脱していく可能性がある。
・テキストが読みづらい
・トンマナに違和感を感じる
・読み込み速度が遅い
上げだしたらキリがないが、些細なノイズの蓄積は確実にユーザー体験を損ない。結果、離脱以降のコンテンツを見てもらえる機会を失う。
当初は興味のないコンテンツの場合
仮に最初のモチベーションが低くても、序盤で何らかのフックを用いて興味を引き、かつノイズ抑えて良質なユーザー体験を与え続ければ、当初ユーザーも認識していなかった新たなニーズの発見に繋がる可能性を秘めている。
要は長く引きつけられなければ多くのチャンスを失うし、長く引きつける事が出来れば、気に入ってもらえるチャンスが巡って来るかもしれない。
コンテンツにおけるノイズ
読み込み速度に始まり、ユーザー体験は様々な要素が複合的に絡み合い体験として感じる事になる。
パッと見の華やかさはフックになりえるが、ずっと見せられ続ければくどい。コンテンツを長く見てもらう為には「読ませる」事が大事になっていく。そう考えるとテキストの長さや読みさすさは非常に重要。
今回はコンテンツの要になるテキストに絞ってサイトを比較してみます。どのサイトも見やすく、それぞれのスタイルで良質な体験を提供しているので非常に参考になりました。
最後までコンテンツが読みやすい。
SP※スマートフォンはiPhone Xを使用
PC:width: 700px 、約45文字、font-size: 16px
SP:約20文字、font-size: 16px
※ベイジの日報ページ
PC:width: 740px、約45文字、font-size: 16px
SP:約20文字、font-size: 16px
※記事詳細ページ
PC:width: 720px、約40文字、font-size: 16px
SP:約20文字、font-size: 15px
※記事詳細ページ
PC:width: 約700px(%指定)、約45文字、font-size: 16px
SP:約20文字、font-size: 16px
※ブログページ
PC:width: 620px、約35文字、font-size: 18px
SP:約20文字、font-size: 16px
※記事詳細ページ
まとめ
1行に40文字前後で比較的大きめのフォントサイズ(16px~18px)
おおよそここが平均のラインかと思います。
ビジュアルの良さを意識するとつい文字は小さくしがちですが、それは長い目で見ればノイズにもなり得るので注意が必要かもしれません。
また今回はテキストの話になりましたが、合間に入るイメージも勿論重要。ユーザーを最後まで飽きさせない工夫が良質なユーザー体験を生みます。
もしここまで読み進めていただけたという事は、このnoteのノイズは抑えられていたのかも…
最後までお付き合いいただき、有難うございました!