みんなでつくる、みんなのアソビバ(2021 クリスマス編)。
みんなでつくる、みんなのアソビバ(2021 クリスマス編)が無事終わりました。2年ぶりの開催。楽しくヘトヘトになりました。
「みんなでつくる、みんなのアソビバ(以下、アソビバ)」は、僕が活動している静岡県焼津市の JR 焼津駅前にある「焼津駅前通り商店街」で、年2回開催しているこども向けのイベントです。
商店街に人工芝を敷き詰めて、こどもが自由に遊び、創作を体験できる世界を生み出しています。
2年ぶりの開催となりましたが、多くの方のサポートによって、約1000人の方に来場いただき、大盛況のうちに終えることができました。
運営メンバーは20代〜70代?
アソビバは実行委員会形式で運営しています。メンバーは10名程度で、同じ商店街で活動している仲間や、市職員、地域おこし協力隊などなど、20代から70代(?)まで幅広い方々が集まっています。
形式上、僕が代表になっていますが、決して僕や僕の会社が中心というわけではありません。どちらかと言うと「下っ端」です笑
良くも悪くもリーダーが曖昧で、メンバーの守備範囲がゆるやかに決まっている感じです。それ故に、それなりの混乱もありますが、最後は「こどもに楽しい思い出を残すにはどうすべきか?」を目指しまとまって、やり切ります。
大きく目指す方向を共有できていて、いろんな立場でやり切るメンバーが集まっているからこそ成り立っているのだと思います。
「イベントを目的にするな」
「イベントを目的するな」。都市経営プロフェッショナルスクールでの学びの1つです。
(都市経営プロフェッショナルスクールについては、また今度)
まちづくり系のイベントは何かしらの地域課題を解決するための手段であり、イベントそのものを目的にすべきではない。当たり前のことですが、忘れがちです。
イベント当日にたくさんの人が来て、その日は賑わいが生まれても、次の日はいつも通りの商店街に戻ります。すぐには何も変わりません。では何を変えるためにアソビバはやっているのか?
イベント自体が楽しくて、ついつい忘れがちですが、アソビバの目的は3つです。
その1:新しい世界観で、商店街へのイメージを、「古臭いエリア」から「クリエイティブでポテンシャルの大きなエリア」へと変えること。
その2:「遊び」という誰もが参加できるテーマによって、商店街のお店や近隣住民を、まちづくりの関係者から当事者へと変えること。
その3:商店街の一部を専有するイベントにより、 公共空間に対する市民の意識を、「融通がきかないもの」から「大きな可能性」へと変えること。
初期コアメンバーの3人が、それぞれの気になる地域課題から設定した目的です。それぞれの目的については、また今度深堀りしたいと思います。
ちなみに僕の設定した目的は「目的その1」です。
年長者が汗をかく。心がけメモ。
最後に、僕個人がこの活動で心がけていることをメモしておきます。
長くなってきたので、これも詳しくは次回に・・・。
参加メンバーにメリットがあること。
アウトプットにこだわること(プロセスに頼りすぎないこと)。
年長者が若者のために汗をかくこと。
商店街では「若者枠」に入れてもらうことの多い僕も46歳。
より若い人たちを支えること、次の世代につなぐこと、も意識するようになりました。
と言いつつも、年齢に関係なく、最後までプレイヤーとしてチャレンジしていきます笑