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まちづくり迷走歴(その1)
前回の自己紹介に続き、なんとか2本目の投稿ができそうです。
昔から、大して計画性や戦略性があるわけでもなく、かといってめちゃくちゃ行動力があるタイプでもないと、と自己分析しています。
「まちづくり」に対しても同じで、なんか面白そうと思ったらやってみてますが、振り返るとかなり行き当たりばったりな迷走をしてきました。もちろん今も楽しく迷走中です。
今回は個人的な「まちづくり活動」の迷走歴を整理してみました。
「まちづくりに関わりたいけど、何から始めたらよいかわからない」と相談されることも多いので、そんな方の反面教師的にもなればいいな、と思います。
1995年焼津市長選挙
まちづくりとは関係ないですが、初めての選挙が故郷であり、現在まちづくり活動をしている焼津市の市長選挙でした。当時は大学生で、焼津の実家に住んでいた頃なので、焼津市に住民票があったのだと思います。
何かというと、その選挙で自分の名前を書いて投票した、という痛いだけの話です。
2003年〜2005年頃(20代後半):後藤繁雄さんの編集ワークショップで中目黒の案内サイトを作る。
当時はフリーランスのWEBディレクターで、東京の中目黒という場所に住んでいました。青山ブックセンターで編集者の後藤繁雄さんの「編集ワークショップ」があり、それに参加したところ「やりたいことを企画して、チーム作ってやってみよう」ってことになり、住んでいた中目黒の案内サイト(中目黒総合案内所)を立ち上げて運営していました。
5人くらいでチームを作って、街を巡り、取材して、記事にする。それが少しずつ人に見られていき、反応も返ってくることで「ウケけている」ことが実感できた活動でした。
SEO(検索エンジンで上位表示させる)という概念が一般的ではない頃ですが、「中目黒」で検索すると一番上に表示されていて、雑誌の中目黒ジンギスカン特集で取材されたり、ケーブルテレビの番組でスタジオに呼んでもらったり、それなりに存在感のあるサイトに育ってました。
↑ Internet Archive から引っ張ってきた2005年頃の「中目黒総合案内所」
そんな、中目黒総合案内所も、仕事が忙しくて更新しなくなり、気づいたらドメインの契約が切れて、他の人に奪われてしまうという悲しい終わり方をしました。。。
この後藤繁雄さんの編集ワークショプの内容は本にまとめられていて、20年近く昔のワタクシも載っています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4123900631
2010年〜2013年頃(30代):マンションの理事会や自治会に参加
2006年〜2009年頃は、仕事が楽しく&忙しくて、しばらくまちづくりを忘れていました。2013年に勤めていた会社から独立したのですが、その少し前から「まちづくり」を求めて彷徨い始めます。
その1つがマンションの理事をやる、です。
手探り・迷走感がハンパないですが、とりあえず何かのきっかけにしようと、住んでいたマンションの理事になったり、自治会に入りました。
住民向けのバーベキューを企画したり、ハロウィンパーティーのポスターを作ったり、マンションの管理について議論したり。ちょっと中途半端でしたが、それなりに楽しい活動でした。
ただ、職場と違って、年齢も仕事も価値観もバラバラな人たちが集まるので、話の進め方も、判断の仕方も様々で、マンションの理事会って大変なんだな、ということはわかりました。。。
2012年秋(30代):焼津でハロウィン企画に参加
引き続き手探り中の中、知り合いの紹介で、故郷焼津で会社経営してる方のハロウィン企画を手伝うことになりました。僕が焼津出身でまちづくりに興味を持っていることを知っていて、つないでくれました。
ハロウィンイベント用のWEBサイト作ったり、当日は子供たちと一緒に街を巡ったり、あまり深いことは考えずに、イベントとして盛り上がればいいな、と楽しんでました。
↑友人のイラストレーターに作ってもらったロゴ
この頃も故郷への恩返し欲求はあったのですが、まさか数年後に焼津でコワーキングスペースやカフェを運営するとは思ってもいませんでした。
ちなみにこのとき、ハロウィン企画を推進していた経営者さんに「焼津駅前大学」という名前だけのアイデアをぶつけた記憶があります(資料がみつからず残念)。この方とは、今では友人みたいな感じで、イベントに出てくれたり、ときどき飲みに行ったりしております。
2013年頃(30代後半):丸の内朝大学ソーシャルクリエイティブクラス参加
独立する前後で動きが激しくなってくる頃です。
きっかけは忘れましたが、丸の内朝大学でまちづくり系の教室を見つけて参加してました。
BAUMの宇田川さんや、greenz.jp、BONUS TRACKをやってる小野さんあたりが中心になって進めていたと記憶してます。このお二人は今でも勝手に目標にしています。
5人くらいのチームに分かれて、チーム毎に地域を決めて、半年間くらいの間で、フィールドワークして、課題を見つけて、解決策を企画、プレゼンする、というものです。
担当した地域は埼玉県の蕨市で、最終的には「酒瓶」を使った企画だったと思いますが、詳細は忘れております。
↑「わらびん」というフォルダに検討中の写真が残ってました。
これまでは、なんとなく街でワイワイと楽しいことをやってる感じでしたが、この丸の内朝大学から「地域課題」とか「コミュニティ」とかを意識しはじめた感じです。
書いているうちに、色々思い出して長くなってしまったので、今回はここまでにしときます。
この後は、山崎亮さんの「コミュニティデザイン」、真駒内まちづくりアイデアコンペ、日本シブカワ研究所、Green Bird、CSR Meet UP、ふるさとグローバルプロデューサー育成支援制度、Homebase YAIZU、都市経営プロフェッショナルスクール、みんなでつくるみんなのアソビバ、PLAY BALL! CAFE・・・等と続きます。
全3回くらいになりそうな長い迷走歴です。