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フラー創業7周年の日に想うこと

本日2018年11月15日で、フラー株式会社は創業7周年を迎えることができました。
7周年を記念して、コーポレートサイトをリニューアルしましたので、是非ご覧いただけたら幸いです。

今回のリニューアルも、フラーらしく、全てのコンテンツを自分たちの手で創り上げました。
テーマは、「ありったけのフラーらしさをお届け。」ということで、想いを込めて創りました。

特に凝った部分としては、一般的な企業情報や事業内容の紹介では表現しきれないフラーの活動を、「取り組み」という項目にまとめました。
加えて、「ストーリー」や「フライフ」といった、フラーの想いや文化についてより知っていただくためのコンテンツもご用意しました。

このコーポレートサイトが、少しでもフラーのことを好きになっていただくきっかけになれば、創作者冥利に尽きます。

新コーポレートサイトのトップメッセージにも書いたのですが、フラーはこれまで7年、本当に多くの方々に支えられて生き残ることができました。
本当であればお世話になった全ての方々、一人一人に直接御礼を言いたいのですが、このnoteにて少しでも想いをお伝えできればと思っております。

創業7周年記念祭

さて、本日は創業7周年を記念して、社内で記念祭を行いました。
フラーのこれまで7年の歴史を振り返り、そして今想っていることをみんなに伝えました。
その後は有志のメンバーで昨日手創りした巨大ケーキを食べ、
役員4名で恒例の?バンド演奏をし(フラーレンという、フラーのために創ってもらった歌があります。)、
大好きなバンド DENSHI JISION にゲスト演奏をしてもらいました。
今現在は、社員全員でフラーらしさについて考えるワークショップをしている最中です。

7周年を迎えて、想うこと

今日1日を通して、最も想っていることは、これです。
「フラーという会社を、やり続けていて本当に良かった。」

以下の文章は、フラーのメンバーみんなに向けて今日したプレゼンの一部を、文字に起こしたものです。
プレゼン用の文章なので読み苦しいかもしれませんが、記録のためここに記させてください。

今日、7周年を迎えるまで、
正直、何度も悩みと挫折を繰り返してきた。
自分はどこまでいけるのだろうか
こんなに大きな会社を経営できるのか
フラーの成長に自分は追いついているのか
正直向いてないと思った時もあった

会社は存続できるのか
お金は持つだろうか
ヒトは居続けてくれるだろうか
自分が経営者で大丈夫か

事業だって決して順風満帆ではなかった
最初は何度も迷走し
売上の伸び悩みもあったし
新規事業は問題がすぐ起きる

それでもなんとかみんなで知恵を絞り、
そして柔軟に変化してここまで来れた。

一本道でここまで来たわけではない。
いろんなことが想定外だったけど、
それでも変化し続けて、戦い、もがき続けてここまできた。

本当にいろんなことが変わってしまった。
だけどひとつだけ、たったひとつだけ、創業時から変わらないものがある。
それは、フラーという存在があり続けていること。
こうして7周年を祝えていること。
フラーという会社というか、概念というか、文化というか、
それだけは変わっていない。

くどいようだけれども、
ちゃんと正直に話すと、
起業は辛いことばかりだ。
今までなんども悩んできた。
本気で辞めようかと思ったこともある。

役員4人で相談して、泣きながら悔しがったこともある。
ここでギブアップかと。
でも、そんな相談をすると、いつも変わらず3人は言ってくれた。

「渋谷が決めていいよ。」

そんなこと言われたら、諦められるわけないじゃないか。
「そうだね、もう諦めよう」でもなく、
「いや、まだまだ頑張ろう」でもなく、

「渋谷が決めていいよ。」

こんなに深いメッセージは、この世に存在しないと思う。
いつもそうだ。
だから俺は絶対に諦めない。

そして、自分自身でも、
諦めないでよかったと未来になって振り返って思うことを、
実は誰よりも分かっている。

なぜならば。
毎年この日に必ずそう思うからだ。
諦めずに、この日を迎えられて本当に良かったと。
そう必ず思うんだ。

今この瞬間、まさにそれを噛み締めている。

「フラーを続けていて、本当に良かった。」

来年のこの日も、きっと同じことを想うはず。
その日をまた楽しみに、明日から未来に向かって進みたいと思います。

一つ一つ、乗り越えてきたんだ。
次の世界を、観に行こう。


2018年11月15日
フラー株式会社
代表取締役CEO
渋谷 修太


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渋谷修太 | 新潟と高専と起業家とアルビ愛
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