
【水曜日の澁澤塾】一橋のキャンパス内にいるとされるタヌキ、冬でも全力で探せば見つかる説
タヌキに会いたい!
皆さんは「一橋にはタヌキがいる」という話はご存じでしたか?一橋祭のマスコットキャラクター”ぽんきち”にもなっているほど一橋生の間では有名な話ですが、ほぼ全オンラインの大学生活しか送ってきてない1年生(笑)はあまりご存じないかもしれません。でも、タヌキ自体をみた一橋生は意外にごくわずか。筆者も見たことがありません。そこで筆者は思いました。「本当にいるんだろうか?ただのうわさじゃね?でも、いるんだったら会いたい!」ということで図書館に勉強しに行くついでに(えらい)キャンパスを歩き回ってみました。
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目撃情報はあるの?
あ!!!!!あなた今、「大学にタヌキなんていねーだろwww」って内心馬鹿にしたでしょ!そんなバカにしてられるのも今のうちだぞ!
一橋大学のキャンパス内での、野生のタヌキの目撃情報は多数あります(澁澤塾調べ)。実際にタヌキと遭遇して写真の撮影に成功したツワモノもいるくらいです。
パッと見猫ですが、画像提供者によると間違いなくタヌキだったそうです(ほんとかよ)
まぁまぁこんな感じで、実際に一橋大学のキャンパスをタヌキが気に入って住みついているという真実が明るみに出ました。
可能性としては、西キャンパス。
タヌキががいると知った今、やることは1つ!!
冬の国立キャンパスのタヌキに会いに行ってしまえ
さっきの画像提供者の証言によると、“タヌキは東より西を好んで暮らしている“らしい。さぁ、神聖なる西キャンパスにLET’S GO!!!
〇まずは図書館前から。
冒頭でも述べた通り、筆者はあくまでも勉強をしに図書館に行った"ついで”にタヌキを探しています。なので、図書館周辺から調査を始めようと思います。
見ての通り、日本一の美しさ(自称)といわれる一橋大学の図書館は違いますね!若かりし頃、この美しさに一目惚れして一橋を受験しようと決心したのを思い出しました。じーん。
しかし、野生のタヌキは私と違って図書館に心を動かされなかったようです。やはり世の中、花より団子なのでしょうか…泣
〇紙(花)より水(団子)
冷静に考えてタヌキが本を読む事はあり得ません。しかし、タヌキだって喉くらい乾きます。
キャンパスの池に水を飲みにくるのでは…?!という期待を込めて、池周辺を探索します。
ほっっ!!!2年生以上は見飽きた景色ですね。ははは!!!(筆者は1年生なので見てすらないんですけどね。惨めすぎるww)
おっっっ!!!!!池を覗いていたらキュートな鯉がいました。ただこの鯉、ピクリとも動きません(孤独のせいか)。体調の方は大丈夫なのでしょうか?
1匹で寂しそうなので、何としても仲間のタヌキを見つけようという使命感に駆られます。
〇やっぱり、森かな…
気を取り直して、タヌキのおうちである可能性が高い(と思われる)図書館裏の森に行きましょう!
見てください、この壮大な自然を…!キャンパスにほぼ足を運んだことがない1年生諸君、この存在を知っていたかね?(まあ私も1年生なんですけど)こんなに居心地の良い自然に囲まれ、タヌキはもうすぐルンルンで登場するはずです。進みましょう!
!!!!!!!!!!!!!
なぬっ!!!!こんなところに第二の池が。鴨らしきバードsが優雅に泳いでいます。こいつらは仲間がいてあの鯉のように孤独ではありません。幸せ者め。
うーぬ。やはりタヌキの喉は潤っているようです。冬で乾燥しているのにすごい!たぬたぬ。
〇××に遭遇…!!
突然ニャアと、筆者を呼ぶ声が。
「お主、力が欲しいか…?」そう言わんばかりの貫禄です。
しかし、今はキャットの力よりもタヌキの力がほしいので鮮やかにスルーさせていただきました。Goodbye, boy!
はぁ…
結局どこにもタヌキの影はなく、西キャンパスは諦めました。乙。
〇あきらめきれず、東へ。
悔しい…悔しすぎる…!!!西キャンパスではなかったタヌキとの出会いを求め、東キャンパスへ赴きます。いざゆかん!
東キャンパスを歩いていると、休憩中のブラックバードに遭遇しました。
やぁごきげんよう。けど、お前じゃない。お前じゃないんだよ…はぁ
こいつ、筆者と目が合った瞬間に黒い何かを落としてしまいました。筆者に惚れてしまったのでしょうか。なになに…うぇ、腐ったテニスボールじゃありませんか。こんなもんもらっても筆者はお前に惚れないぞ!
なんとなんと、一橋大学第3の池を発見。大学のキャンパスに池を作るのはなんかの流行りなんでしょうか。ここにも寂しそうにカメさんが…
あっ!!完全に忘れていた、西の鯉の仲間にしてあげるタヌキを見つけるのを。タヌキ…お前はいったいどこにいるんだ
その後2時間ほどキャンパス内を練り歩きましたが、お目当ての”冬のタヌキ”は見つかる気配もありませんでした。
一橋生の大敗北!!!!!
橋生<タヌキだったのか、けしからん。
いないのであれば、西の鯉と東のカメを同じ池にぶち込んで友達にしてあげたいですね♡
一橋大学野生連合
途中からグツグツと湧いてきた好奇心により、彼らの人(?)口を数えてみると、以下のような結果になりました。
鯉: 3
鴨: 7
カメ: 4
ブラックバード: 1
私たちが図書館で必死に勉強している(嘘)間に、こいつらは悠々自適に自由を満喫していたのです。なんて奴らだ。
検証結果
キャンパスツアー後、筆者は「なぜ画像提供者には見つけられたタヌキが、自分に見つけられなかったのか」という答えのない問いに向き合いました。
なぜ、なぜだ。
タヌキにどうしても会いたかったという熱烈な想いから、筆者はインターネットで彼らの生態を調べました。するとそこには驚きの事実が。
『温暖な地域に生息する個体に冬眠の習性はないが、秋になると冬に備えて脂肪を蓄え、体重を50%ほども増加させる。積雪の多い寒冷地では、冬期に穴ごもりする]ことが多い。』ーWikipediaより
なななんと…!タヌキは3月現在、絶賛冬眠中でした。会えるわけねぇな!!!!!
私が必死にキャンパス内をあなたを求めて彷徨ったのに…と膝から崩れ落ちそうでしたが、タヌキが平和な暮らしを営んでいそうで何よりです。
~完~
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