来る本番に向けて。澁澤塾の柱「講演会」が支えるものとは
一橋生の一橋生による一橋生のための講演会
澁澤塾の学内での活動の根幹を占めるものの一つ、講演会。現在コミュニティ内外から多くの参加者が募り、初の開催に向けて大きな盛り上がりを見せています。「学び・思考・実践」のサイクルを体現するこれらの内情はどのようになっているのでしょうか。今回は講演会チームリーダーの小村来世さんに、その面白さについて綴っていただきました。
澁澤塾ってどんな団体なの?と思った方はこちらもご覧ください!
経済学部3年の小村来世(りせ)と申します!
Clubhouse流行ってますね~。僕も毎日聴いてます。いろいろな使い方がありますが、有名人やいわゆる”成功者”の話がいくらでも聴けるし、とてもユニークかつ便利だなと思います。また、Clubhouseに限らず、YouTubeにも著名人の動画は無限にあります。つまり、世の中は「無料ですごい人の話を聴ける機会」にあふれているわけです。今回の記事では、そんな数多ある機会の中、なぜ「澁澤塾の講演会」に参加する価値があるのか、それを感じてもらえるように書きたいと意気込んでおります。
そもそも澁澤塾の講演会とは?
月に一回、一橋生向けにオンライン講演会を主催しています。国際機関、民間企業、省庁、大学、NPOなどの第一線でご活躍されている一橋OBOGの方々にご登壇いただきます。
2月13日の講演会では世界銀行の方がご登壇されます。現在、40名程の方に申込みいただいています。
締め切りは2/10(水) 23:59なので、まだ申し込みがお済みでない方はぜひこちらからお申し込みをお願いします!最初の一時間のみの参加も可能です!
なぜ澁澤塾で講演会を開くのか
澁澤塾は一橋生を啓蒙しようという考えはまったくありませんが、以下の二つを大切にしています。
・一橋のタテヨコのつながりを増やすこと
・「学び・思考・実践」のサイクルが実現できる機会を一橋生に届けること
これらは講演会に限ったことではなく、自主ゼミやKuni-Projectなどすべてのプロジェクトで一貫しています。一見ランダムに見える活動もすべてこの二つを目的としているのです。
上述の二点を達成するのに、澁澤塾の講演会は適切な手段だと考えています。学年、学部、所属団体問わず、本来であれば会うはずのなかった人たちがディスカッションを通して繋がること、また単なるインプットにとどまらずアウトプットにまで落とし込むこと、そこに講演会の意義があります。
澁澤塾の講演会は他の講演会と何が違うの?
2つの観点からお伝えします。
ズバリ、キーワードは「超インタラクティブ・純一橋の空間」です。
〇超インタラクティブ
まずは「インタラクティブ」さ、すなわち双方向の交流があるという点です。澁澤塾の講演会では、登壇者との交流、参加者同士の交流に非常に重きを置いています。
・登壇者との交流
参加者は、質疑応答に終始することなく、講演会後に1時間ほど登壇者の方と自由にお話しする機会があります。この時間には、全体では質問しづらいようなこともじっくり聞くことができます。
・参加者同士の交流
また、他の参加者とのディスカッションパートがあります。何かを学んだとき、それをアウトプットすることでさらに学びが深まります。YouTubeやClubhouseで聴いて「なるほど」と思ったことも、数時間後には「あれ?なんて言ってたっけ?」と忘れてしまうのが自然ではないでしょうか。受け身の視聴は楽な分、記憶にも残りづらいです。講演会を聴いて、自分事に落とし込んで、共有する時間があるだけで大きな違いが生まれるはずです。
〇「純一橋」の空間
運営も、参加者も、登壇者も全員一橋の人ということです!一橋生はツンデレが多いですが、なんだかんだ言って「一橋」が好きな人がほとんどだと思ってます。ここまで読んでくださってる時点で、あなたの一橋愛は伝わっています笑。
・同質性によるメリット
学外のイベントと違って、他の参加者も全員一橋生というだけで安心すると思いますし、話もしやすいはずです。その場で、尊敬できる先輩や同じ志をもつ友人が見つかるかもしれません。
何より登壇者の方が先輩というのは二つの意味でありがたいです。
一点目は、登壇者の方が本当に後輩のために親身になってくれるということです。皆さんも、自分の母校の後輩に対しては、(直接面識がなくても)マザーテレサのように接したくなるはずです。特に、比較的小規模な大学である本学では、その傾向は強いです。そもそも、大事な休日をつかって無償でご登壇してくださる時点でその本気度が伝わるはずです。
二点目は、参加者がロールモデルを自分の延長線上に感じやすいということです。憧れの人が見つかったとして、その人が一橋の先輩だったらなんか自分にも可能性を感じてきませんか。
・多様性も十分!
ここまで、同質性によるメリットを強調してしまいましたが、多様性も十分にあります。なぜなら、参加者には学年・学部・所属団体問わずいろいろな一橋生がいるからです。コロナ禍では、新しい人と話す機会は減っている人が多いと感じます。皆さんが大学を卒業するときに、「コロナがあったからこそ出会えた人」がたくさんいると素敵ですね。僕自身は、そもそもコロナがなければ現在留学中のはずで、澁澤塾の運営にかかわっていた可能性は限りなく低いです。「偶然性」を楽しみましょう!
※だいぶお堅い話をしましたので、偶然出会ったチンチラの画像を添付することで和ませます。
具体的な活動内容は?
月一で以下の4つの内容を講演会メンバー6人で取り組んでいます!
・ご登壇者の選定と依頼
・講演会のゼロからの設計
・集客
・当日の運営
2月の講演会が初回なので、特に「ゼロからの設計」というところに難しさと楽しさを感じています!MTGは週1回ですが、Slackで毎日のようにやり取りをしています。各運営メンバーの過去の経験を結集させて作り上げているため、幅広い経験をもつ澁澤塾運営メンバーの強みを感じております!僕以外は全員1、2年生ですが、学年関係なくどんどん提案してくれていて、とても頼もしいです。意見が言いやすく、反映されやすい環境づくりを心掛けています!
TEDxHitotsubashiUとの違いは?
そう聞かれることがよくあります。もちろん違いに着目すればいくつかあります。ただ、あえてここでは共通点を強調させていただきたいと思います。(TED関係者の方、こちらの片想いだったらごめんなさい。)
両団体とも、
「一橋生に多様な考え方・生き方に触れられる機会を提供し、一橋大学を盛り上げていきたい」
という方向性は少なくとも一致していると認識してます。そのため、これをご覧になっている方は、ぜひ両方参加していただければと思います。僕も2月末のTEDに参加させていただく予定で、とても楽しみにしています!
さらなる発展を!
今後、澁澤塾の講演会が何年経っても記憶に残っているようなイベントにしていきたいと思います!毎月開催しますが、決して惰性にならずに初心を大切にし、常に進化させ続けたいと思っています!
最後に改めて、初の講演会の申込締切が迫っています!もっと詳しく知りたい方はこちら、参加を希望される方はこちらのリンクをタップしてください。澁澤塾はあなたのご参加をお待ちしています!
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澁澤塾では、「大学生活を、デザインしよう。」という理念のもと、一橋大学内外を盛り上げるための活動をしています。
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