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澁澤塾とわたし #4

商学部2年:加藤真滉


はじめに
 この春大学2年生になり、大学生活のことも少しづつ分かってきた。大学で1年間過ごしてみて感じたことは、大学生活にはいろいろな過ごし方があるということだ。当たり前のことだが、実際に過ごしてみると1人1人本当に過ごし方が違うと実感する。授業に真面目に取り組んで良い成績をとる学生や、サークルや部活に全力を注いでいる学生、授業に全然出ずに遊びまくっている学生、インターンなどをして就活にむけて時間を使っている学生など、本当にさまざまな過ごし方がある。私は、どれが正解ということはなく、どれもすばらしい大学生活だと考えている。私のnoteもそんな大学生活の一例として読んでいただけるとありがたい。

澁澤塾に入る前
 私は、東京都の江戸川区出身であり、小学校から高校まですべて江戸川区の公立校であった。なので、江戸川区以外の学校に通うのは大学が初めてだ。しかし、「もっと視野を広く持てば良かった」などの後悔は全くなく、むしろ学校選びは全て一番いい選択だったのではないかと思っている。そのくらい良い学校生活であった。具体的に何が良かったのかと聞かれると難しいが、一緒に過ごした友人や学校の先生に「いい人」が多かったことがその理由だと思う。今考えると、その場その場にいる「人」に魅力を感じていることが多かったのだろう。

澁澤塾に入る決意を固めた時
 大学に入り、4月末ごろには澁澤塾に入ろうと決めた。「決意を固めた」と書いてあるが、そこまで考え抜いて入ることを決めたわけではなく、偶然入ったと言っても過言ではない。きっかけは澁澤塾の履修相談会だった。それまで「面倒」という理由で新歓に全く参加してなかったので、履修の組み方がわからず、SNSで探し出した履修相談会を行っていたのが「澁澤塾」であった。そこでは、商学部の先輩が履修の組み方を教えてくれたり、澁澤塾の活動について少し話してくれた。その話に興味を持ち、澁澤塾が4月中旬に行っているイベントに参加することにした。自分がどこかの団体の履修相談会に行っていれば、さらに説明してくれた人がその先輩でなければ、私は澁澤塾には入っていないだろう。澁澤塾のイベントでは、「大学生活にはいろいろな過ごし方がある」ということを知り、「せっかく大学に入ったのだから何か新しいことをしたい」と思うようになっていた。それをきっかけとして澁澤塾の説明会に参加し、様々な企画を行っており「何か新しい経験ができるのではないか」と感じて澁澤塾に入ることにした。
 これを読んでいただければ分かる通り、他の団体の新歓に参加していれば、私は澁澤塾に出会わなかったかもしれない。私が澁澤塾に入ったのは本当に「偶然」なのだ。

澁澤塾に入ってから
 2023年の4月ごろに澁澤塾に入り、1年以上経過した。まず、澁澤塾の人は間違いなく「意識が高い」と言われる人に当たるだろう。澁澤塾にいる人は「意識が高い」と言われることを嫌うが、間違いなく「意識が高い」に当てはまっている。ただ、「はじめに」でも書いた通り、意識が高い学生が偉いわけではない。それぞれの大学生活すべてすばらしいものだと思っている。私が、そのような人々に囲まれた大学生活を選択しているのは、それを「良い経験」だと捉えているからだ。この団体には尊敬できる人が多い。行動力のある人や知識を多く持っている人など様々な人がいる。私は、江戸川区で育った平凡な人であったが、そのような人に囲まれて自分が成長できていることがやりがいにつながっている。澁澤塾で行っている企画なども自分にとって新しい経験であるが、人との関わりも素晴らしいものである。高校までと同じように、澁澤塾の「人」に魅力を感じて所属し続けている部分は大きいだろう。

最後に
 このnoteを書きながら過去を思い返していると、現在所属している澁澤塾を含め、素晴らしい「人」に出会えていると感じ、幸せ者なのだと強く感じた。
 このようなかたちで文章を書くことはなかなかないので拙い文章であったと思いますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。




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あとがき 連載「澁澤塾とわたし」について

今までのnote記事にも書かれてあるように、澁澤塾は何をやっているのかよく分からない、いわゆる「意識の高い人」が集まるコミュニティだとされてきました。

しかし、わたしたちだって、大学に行って授業を受けて、澁澤塾以外にも活動場所を持ち、サークルやバイト・就職活動など、多くの大学生が経験することを毎日楽しみながらやっています。

でも、そんな日常に変化がないと、つまらないな、と感じることがあるのではないでしょうか。その「ツマラナサ」をどうすれば「楽しさ」とか「わくわく感」に変えることができるのか、を澁澤塾は考えています。

例えば「降り注ぐ課題、サークルでの雑用、窮屈な人間関係、迫りくる就活。私たちを苦しめるモノ・コト・ヒトは生活の各方面にある」と感じたときに、少しわたしたちの活動を覗きに来てください。

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