【ホラー映画を毎日観る人】(53日目)「口裂け女inL.A.」
「口裂け女inL.A.」(2014)
比呂啓、廣瀬陽、小川和也、曽根剛監督
◆あらすじ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日本の都市伝説でもお馴染みの口裂け女がアメリカに出現。ついでに他の都市伝説も紹介しつつ、口裂け女の正体を突き止める。
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監督が4人います。
脚本もこの4人が務めているようです。
おそらく本作の大筋となる“口裂け女”
そしてオムニバス形式で紹介する
“こっくりさん”、“陰陽師風蓮”、“ウメコの友達”
を各々が担当したのではないでしょうか。
それぞれ話が始まると
KOKKURI-SAN
みたいな感じでおどろおどろしい赤字のタイトルが出ます。
•こっくりさん
海外ウケしそうなメイドカフェの話で
外国人女性が片言でこっくりさんをやっているシーンや戒名に百合女と入っているところなどツッコミ所満載でした。
•陰陽師風蓮
日本から来た陰陽師が悪霊使いと戦う話です。
低クオリティなCGやカンフーが印象的でしたが風蓮役の俳優さんは存在感がありました。
•ウメコの友達
意味がよく分かりませんでした。
たぶん丑の刻参りを題材にしたかったと思うんですけど真っ昼間の荒野で行っているので怖さも不気味さも何もありませんでした。
•口裂け女
Am I Beautiful?(ワタシ、綺霊?)
というタイトルで
主人公の目の前で友人が何者かに殺され、それ以降口裂け女の夢や幻覚を見るようになる話。
海外の方に日本の文化や都市伝説を伝えるための作品なんでしょうか。タイトルから口裂け女が海外でも暴れまわるような作品を期待していましたがまったく違いました。
口裂け女の研究をし過ぎると口裂け女を生み出してしまうかもしれないので気をつけましょう。