パーソナリティー 小原信治（放送作家）
バーテンダー・料理家　藤村公洋さん　
12月20日からシネマート新宿他で公開のフィンランド映画「へヴィ・トリップⅡ/俺たち崖っぷち北欧メタル危機一髪」を紹介します。
「Ⅰ」公開時は、実は小原さんと藤村さん、2019年の12月27日　公開時一緒に試写に行きました。以降はコロナが始まって、一緒にリアルで観た最後の試写だったね、と、思い出深い鑑賞だったのでした。
フィンランドの田舎で退屈な日々を送る4人の若者がトナカイの食肉処理工場の地下で「直腸陥没」というバンド名の、ヘビメタコピーバンドをやっていて、
初めてオリジナル曲を作ったときに、ノルウェーで開催する音楽フェスのオファーが来て、・・・・「後悔するなら糞漏らせ」というとんでもないキャッチコピーの、素晴らしいバカ音楽映画の続編です。
ロックンロール、青春映画の中に必ず入る大人社会との対立。
ショービジネスはショーよりもビジネスだ、とはっきり言い切る音楽プロデューサーが放つ一言「音楽産業で一番偉いのはアーティストではなくTシャツを作っているカンボジアの子ども」が現実を言い当てていて突き刺さります。

それでも生み出したいもの、突き詰めたいもの、商業に操られているとしても「自分の好き」に全力疾走したい姿は、やっぱり応援したくなるような。

ヘヴィメタルを「普通に聞けるようになったかな」という藤村さんの今回の映画メシは、「サーモンソーセージ」
主人公らが捉えられたノルウェーの刑務所が三食サーモンだった（とおそらく揶揄されていた）ことからインスパイア。音楽スタジオ付き、サーモンピンクの囚人服と、世にも素敵な刑務所の描写も一見の価値ありですね。

今年もお世話になりました。
映画メシグランプリは、新年第1回放送で開催です！

藤村さんからお知らせ
さいたま市大宮に、ミニシアターを作る計画が、いよいよ実現間近となりました。
クラウドファンディング絶賛開催中です！カフェ併設、映画館に住める？！ぜひぜひプロジェクトをご覧ください。
https://motion-gallery.net/projects/OttO_extended


へヴィ・トリップつぶやいてますね！
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