ミリシタの周年イベントを初めて走った話
はじめに
はじめましての方ははじめまして、いぶきです。
今回はミリシタ4周年の周年イベントの話をしようと思います。
あ、周年イベントが終わってから1ヶ月以上経っているのは完全に私の落ち度です。その間に紗代子SSを書いたりしていたこともあるのですが、気が付いたら1ヶ月も前の出来事になってしまいました……。
まずは簡単に私の紹介。
私は主に紗代子・美也・桃子の担当Pで、ミリシタは真面目にやり始めて2年半ぐらいのユーザーなんですが(それ以前も曲を聴いたり二次創作に触れたりはしていたが、ゲームそのものはまともにやっていなかった)、実は周年イベントは一度も走ったことがありませんでした。
今年の周年イベントで実質的に初めて走ったので、周年イベント時の過ごし方を交えながら(というかそれが大半の話題になると思いますが)感想を振り返ろうと思います。
なお、この記事は「紗代子1000位」「桃子1000位」を目標に走った話になります。過酷だった話とか苦労した感じの内容は一切ないので、そういったものを期待している方にはごめんなさい……。
Twitterで「担当10傑とかの記事ばかりになってミリシタの敷居が上がるのも困るので、担当1000位とかで走った人も記事を書いてほしい」という意見をけっこう目にしたので、「いっちょやったるか」という気持ちで書きました。
なので私自身は今回のイベラン自体にはそこまで価値を感じていないのですが、この記事がミリシタの敷居を下げることに寄与できれば……と思って書き上げました。
あと、ミリオンライブ関係ない話も結構します。ご了承ください。
用意したもの
特にありません。1000位両獲りするだけなので問題ないです。私は一人暮らしですが事前の買い込みとかも特にしませんでした。
環境は普段使いのスマホ(Android)とその前に使っていたスマホ(Android)を交互に使ってイベランするスタイルです。私はAndroidで頑張ってます。
6月28日(0日目)
話は周年イベントが始まる前の日から始まります。──というのも紗代子担当Pの私にとって、下手したら周年イベントよりも大事な戦いが控えていたからです。
それは夏のミリオンフェス。要はガシャです。今回のフェス限には「紗代子・ジュリア・麗花のアクアリウスフェスが来る」と囁かれていました。
私はというと、もう前日からソワソワしてました。
そして日付が変わり、6月28日。ミリシタ4周年の前日ということで、最後のカウントダウンイラストが公開されます。ぶっちゃけミリオンフェスのことしか頭になかったのでカウントダウンイラストのこととか忘れていたんですけど、ミリシタを起動してタイトル画面に辿り着いた瞬間、その事実を否が応でも突きつけられます。
おい!! センター紗代子じゃん!!!!!
しかもタイトルロゴの向こう側には衝撃の事実が隠されていました。
もうこのときは舞い上がりまくってました。
紗代子がヤバい。供給がすごい。
舞い上がるあまり即興で雑バキコラを作成するぐらいテンション上がってました。
──で、時は進みその日の正午間際。
普段はガシャ更新の内容をTwitterでみんなが騒いでるのを見て知ることの多い私ですが、このときばかりはドキドキしながらその時を待っていました。全裸待機とはまさにこの事を言うのでしょう。
繰り返しますが、このときのミリオンフェスは「紗代子・ジュリア・麗花のアクアリウスフェスが来る」と言われていました。
先の7thライブでも、オリメンアクアリウスによるラクリマが披露されたばかり。お膳立ては整いまくっています。
来ないはずがない。
──そう思っていた時期が、私にもありました。
来た! 本当にジュリアと麗花と──あれ、紗代子は?
──ということで、周年イベントが始まる12時間前に「フェス限紗代子が来ない」という事実を突きつけられるという、精神的にハンデをもらった状態で周年イベントを迎えることとなりました。
今では「紗代子がミリオンフェスで誰と組むのか、新たな可能性が楽しみ」と心の底から思っているので気にしてないんですが、気持ちの切り替えが瞬時にできるほど私は人間としてできていません。正直けっこう引きずってました……。
あ、最初の無料10連からはフェス限麗花さんをお迎えできました。せめてもの慰めだったんだと思います。ありがとう……。
とはいえいつまでも落ち込むわけにもいかないので、いつものようにその日を過ごします。
この日の0時にミリシタは4周年を迎えるので、「無理矢理にでもモチベーション上げていかなきゃなあ」と思っていたこともあり、夜はedeNで遊んだりしてました。
みんな、さよももをよろしくな……!(みやももも好きです)(紗代子と美也も好きです)(担当と担当の組み合わせが好きです)
そんなこんなで6月29日、ミリシタは4周年を迎えます。そして同時に──この瞬間、周年イベントの開戦の火蓋が切って落とされたのです。
6月29日(1日目)
「ミリシタ4周年おめでとー!!」みたいな気持ちは正直あまりありませんでした。
いや、めでたいですけど、祝う精神的な余裕があまりなかったというか。前述したように、周年イベントを真面目に走るのは初めてだったので、感覚が全く分からないのです。
感覚というか、加減が分からない。
でも、始まってしまったのですからやるしかありません。
まずは紗代子を選択。私の目標は「紗代子1000位」と「桃子1000位」を両方獲ることですが、作戦はいたってシンプル。まず紗代子をボーダーと思えるあたりまで走り、そこで桃子にバトンタッチ。あとはイベント終了までに桃子ボーダーまで走り抜ける、というもの。
なので最初は紗代子と走ることに決めていました。
でも私が狙うのは1000位なので、初日の深夜ぐらいは好きにしたって全然余裕のはずです。
私はシアター形式のイベントでは「イベントアイテムをとにかく貯める」→「決めたところまで貯まったら、イベント終了までに溶かし切る」というやり方をゴリ押すスタイルなんですが、初日の深夜だけは「紗代子のランキングのできるだけ上位に躍り出たい!」と思ったので貯めては吐きを繰り返す走り方をしてました。
結果として43位に立つことができました。この数字が私の瞬間最高地点(?)でしたね。
初日の深夜に頑張ってこれなので、最終順位の10傑とか本当にすごいなって思います……。
そして時は進み、リフレッシュを挟んで夕方。
この日は本当は秋葉原に行くつもりだったんですが、昼間の予定が長引きすぎて断念。まあ雨も降ってたし、仕方ないですね……。
この日の夜は神宮球場で行われた中日×DeNAの試合の中継と駒形友梨さんのインスタライブを二窓しつつ、ミリシタを叩くという三本体制(?)で進めてました。
配信って率直に言って本当に捗ります。ありがたいです。
この日、私のセ・リーグの贔屓球団である中日ドラゴンズは幸先よく先制し、リードする展開で試合を進めていました。
しかし、試合成立ギリギリのところでDeNAに逆転され、直後に雨足が強まってそのまま降雨コールド……という割とえぐい負けを見せられたんですが、駒形友梨さんの喋りが本当に良かったので贔屓球団の負けが全く気になりませんでした。つよい。
この日の大野雄大、珍しく立ち上がりは良かったんだけどなあ……。
記録は残していなかったんですが、瞬間最高地点に立った後はひたすら貯めに徹して走っています。
6月30日(2日目)
リフレッシュの前後でほどほどに走りつつ(リフレッシュは基本的に睡眠時間にあててました)今日こそ行くぞ、ということで改めて秋葉原に行ってきました。
……まあ、この日も天候には恵まれなかったんですけど。
でも、めっちゃ楽しみました。
私は上京したばかりの頃に千代田区界隈を歩きまくったこともあって、秋葉原の街が大好きなので(最近は足が遠のいていますが)ミリオンライブのアキバジャックは毎回とても楽しみにしています。今年も本当にありがとう……。
──と言いたいところなんですが、紗代子Pとして絶対に外したくなかったchicA Amorのコラボ先であるコトブキヤだけ定休日で中に入れず。そこだけは本当に大失敗でした。
幸い私は神奈川県在住なので、秋葉原には行こうと思えばいつでも行けます。一応スタンプラリーの後半戦のためにも再度秋葉原に行くことは決めていたので、そのときのリベンジを心に誓ってこの日はすごすごと帰りました……。
周年イベントはこの日も貯めに徹して走りました。
7月1日(3日目)
この日は最低限しかミリシタに触れませんでした。こういう日もあります……。
7月2日(4日目)
この金土は用事のため、静岡の実家に帰省することになっていました。ただ、往路は朝から時間を使えるので「せっかくだから箱根経由で向かおう」ということを考えていました。
私は神奈川県に住んでだいぶ経つのですが、旅行好きを自称している人間でありながら箱根には一度も行ったことがなかったので、「さすがにそれは良くない」とずっと思っていたのでした……。
さすがにお出かけしながらイベランのことは考えたくないなあ……と思ったので、この日はリフレッシュを実家に到着するぐらいの時間までに設定。
ちなみにこのとき天気予報が大変なことになっており、「これロープウェイや海賊船は動くのか……?」と心配になるぐらいの豪雨が想定されていましたが、「ガラガラの箱根というのも一興だろう」ということで行ってきました。
まずは早朝の小田原駅に到着。小田原駅は帰省等で頻繁に使うので小田原自体には何の感慨もないんですけど、小田原駅から箱根方面へ向かう箱根登山鉄道には一度も乗ったことがありませんでした。
喩えるなら、RPGの序盤の街から分岐するダンジョンに、物語が中盤まで進んだことによって入れるようになったような……。ポケモンでバッジを4個集めてトウカシティのセンリに初めて挑むような……。(以下略)そんな感覚でした。
小田原に着いた段階でも箱根ロープウェイが動くかどうか分からないという状態だったんですが、もう行くしかないと思ったので箱根登山鉄道に乗っていきます。
箱根湯本と強羅での乗り換えを挟んで早雲山へとひたすら登ります。なかなかの雨でしたが、箱根登山鉄道は紫陽花でも知られる路線。雨は意外と合っていました。
ちなみに車内は早雲山までガラガラでした。同じ車両に私ともう一人乗っているかいないか程度だったと記憶しています……。
そして早雲山からは箱根ロープウェイへ。
このときには運行可否が発表されており、ひとまずは「通常通り運行」とのことでした。賭けに勝ったのです。
さて、そんな箱根ロープウェイですが、簡単に特徴を説明すると、グループ単位で乗れるタイプのロープウェイです。
少し前にみなとみらいに開業したヨコハマエアキャビンと同じタイプですね。なので乗客は私一人で、車内空間を独り占めでした。
びゅうびゅう風が吹き抜ける中、力強くロープウェイは進んでいきます。
天候ゆえにとても霧っぽかったのは残念でしたが、大涌谷も眼下に確認できて大興奮でした。
このときのあまりの雨の酷さに、大涌谷では次の日に土砂崩れが発生するのですが……それはまた別の話。
箱根ロープウェイは途中駅がいくつか設けられている珍しいロープウェイなのですが、大涌谷では強制的に乗り継ぎさせられる構造となっています。
天候も天候ですし乗り物オタクの私としては箱根登山鉄道やロープウェイに乗ることができているだけで大満足なのですが、せっかくだし観光もしよう……ということで大涌谷で散策することに。
観光は秒で断念しました。さすがにこれは無理です。
もちろん雨に降られることを見越して傘を持参してはいましたが、全く意味を為しません。雨の降り方がほとんど横殴りなので、20mほど離れた建物に移動するだけで下半身が川に浸かったような状態になります……。
建物に移動してしまったので戻るときにまた同じように歩かなければならないのですが、正直軽く後悔しました。
気を取り直して、せっかくの大涌谷なので名物の黒たまごを食べます。
5個セットの販売のみということだったので、5個食べていい感じに腹が膨れました。5個でも全然味に飽きず、ペロリと食べ切れてしまいましたね。人気だけあります。
──これ、本当はグループで買ってシェアして食べるんだろうなあ……。
再度びしょ濡れになりながらもロープウェイに乗り、芦ノ湖の北岸、桃源台に到着します。このとき天候はさらに悪化しており、箱根ロープウェイも通常運行ではなく「運休する場合あり」に切り替わっていました。
桃源台ではロープウェイから船への乗り換えということで、私にはほとんど経験がない乗り換えになります。率直に言って、「乗り換えで濡れない? 大丈夫?」と不安でいっぱいでしたが、同じ建物の中で完結するということでホッとしました。
桃源台の海賊船乗り場には10人程度ですが乗客が待機していました。
海賊船は1日に5本しか運行がなく、概ね1時間に一本というダイヤですから、さすがに乗り合わせる人がいました。……それでも10人程度しかいないのか、という感じですけども。
(※箱根海賊船の運行本数は感染症対策による当時の減便ダイヤのものです。現在のダイヤについては各自ご確認ください)
しかし、ここでついに待ったがかけられます。「風が強いので船に案内できない」とアナウンスされたのです。私はこのあとバスに乗り換える予定で、そのバスの本数も1時間に一本。ここの接続が狂わされると少々しんどいことになります。
普段ならともかく、下半身がびしょ濡れの状態で時間潰しなどしたくありませんでした。
しかし、幸いなことに数分程度でゴーサインが出たようで、すぐに案内してもらえました。
……船乗り場から海賊船へ乗り込むまでの間に再びびしょ濡れになってしまったことは言うまでもありません。雨もそうですが風が本当に酷かった。
船からの景色はほとんど無いようなものでした。でも、ここ最近は船というものが本当にご無沙汰で、少し前に瀬戸内航路の夜行フェリーに乗ったりはしてたんですけど、この手の遊覧船や水上バスには年単位レベルで久しぶりに乗ったので、船という環境だけでもそれなりに満足してました。
あと、ちょうどこのときに正午を迎えたので、SHSガシャの実施を箱根海賊船の船内で知りました。
この日は何も考えずに既に無料10連を回してしまっていた(そして新規は出なかった)ので、軽率なムーブを軽く後悔しました。静香もそうですが百合子のセカンドヘアスタイルがめちゃくちゃ刺さっていたのです。
閑話休題。海賊船は箱根町港に到着し、私はここで下船します。その次の元箱根港まで乗っても良かったのですが、このあと乗るバスの時間の兼ね合いで箱根町港で降りることにしました。
アナウンスで「はこねまちこー」と流れたときに、「えっ、箱根Machico!?」と勝手に盛り上がってました。箱根町港にはMachicoさんが隠れていたのです。
音で聞くまで気付かないものですね……。(ものすごくどうでもいい)
箱根町港からは静岡県の三島駅へ抜けられるバスが出ています。どんなに荒れた天候であっても、三島駅まで出てしまえばそこからはどうとでもなります。バスが出る少し前のちょうど良いタイミングで箱根町港に着けたということで、無事にここまで来れたことですし一息つこう──としていたら、思わぬ罠が待ち受けていました。
三島駅行きのバスが発着するバス停の位置にだけ、屋根がないのです。
さすがにこれには乾いた笑いが出ました。他のバス停に比べると本数が露骨に少ないから屋根がないんでしょうけど、「この天候にこの仕打ちは見事だなあ」と自分で感心してしまいました。
仕方ないので屋根があるギリギリの場所で待機し、バスが来たタイミングでバス停に走ることで事なきを得ました。このときに再度びしょ濡れになったことは言うまでもありません。
↑しかも後からツイートを見直したら、海賊船の船内からきっちりフラグを立てていて「こいつ……」となりました。我ながら恐ろしいものです。
肝心のバスですが、待っていたのは私一人、バスの車内に乗客は誰もいませんでした。「貸し切りになってラッキー」という気持ちと「1時間に一本のバスなのに誰も乗らないのか……」という気持ちとで少し複雑でした。
ちなみに私以外誰も乗らないまま、三島駅まで約1時間の道のりを駆け抜けていきました。恐ろしいバスです。
三島駅はほとんど雨が止んでいました。あとは慣れ親しんだ東海道線で西へ向かうだけです。
……このとき静岡地区の東海道線はダイヤが大幅に乱れており、三島駅のホームで1時間近く突っ立った状態で待たされました。ホームが結構な混雑だったので嫌な予感しかしなかったのですが、熱海方面から来た電車はガラガラで、奇跡的に座れました。一部区間で徐行運転するとか何とかアナウンスがありましたが、座れてしまえばこっちのものです。度重なるアレコレに疲れ果てていたので、発車後すぐに意識が途絶えました。
電車は草薙駅で降りました。
私はミリオンライブのオタクなので、草薙といえば──そう、STAR ELEMENTSの草薙星蘭(田中琴葉)ですね!(え?)
わざわざこの写真を撮るためだけに、自宅からMTG17をケースごと持ってきていたのです。地元のミリオンライブネタを拾えてホッとしました。
……もちろんこのためだけに降りたわけではなくて、駅前のまぜそばの店に入るためにも草薙で降りたのでした。
うん、美味しい。本当はお昼過ぎぐらいにここに来れるよう早朝に家を出たのですが、時刻は15時……完全におやつの時間となってしまいました。まあ、無事にここまで来れたので良しとします。本当に美味しかったし。
この味を静岡にも広めてほしいと願いながら、店を後にしました。
──で、ここまで旅行記しといてアレなんですけど、この日の記録はここからほとんど残っていません。
疲労困憊で速攻で寝たので最低限しか走れなかったのです……。
7月3日(5日目)
朝起きると、神奈川西部と静岡県の間の交通機関が全滅していました(このツイートのときは東海道新幹線のみまだ生きていましたが、新幹線も後に動かなくなります)。しかしながら、静岡市はなんともなかったので危機感はありませんでした。
ところが、昼間になると状況が変わり始めます。熱海の土石流を筆頭に、芦ノ湖の湖水は溢れ、大涌谷でも土砂崩れが起こります。自分が訪れたばかりの場所がニュースで取り上げられるのをビビりながら眺めてました。
そして夜。諸々の用事が済んだので、神奈川の自宅に帰るために静岡駅へ向かいます。東海道線をはじめとする在来線や高速道路は相変わらず止まっていますが、東海道新幹線だけは動いていたのです。こういうときには本当に頼りになります。
……ところが、私が静岡駅で切符を発券しようとしたところで聞き捨てならないアナウンスがかかります。
東海道新幹線が運転を突然見合わせたのです。それも終日運転見合わせということで、この日はもう自宅に帰れないことが確定しました。
正直信じられないですが、うだうだ言っても仕方ないので実家にトンボ返り。災害で足止めされるのは初めての経験でした……。
この日は昼間に時間があったのでまあまあ走れました。
7月4日(6日目)
一夜明けて、この日は朝から交通機関が動いてくれたので助かりました。
この日はミリシタの生配信が予定されていたので、速攻で帰宅。イベランしながら視聴させていただきました。
フル尺でのHarmony 4 Youがいきなり披露されてめちゃくちゃびっくりしましたね……。
生配信のおかげもあり、この日はかなり捗りました。
7月5日(7日目)
この日は紗代子の日でした。紗代子が喋ってるというだけでモチベーションが上が──うわあ!?
ついに来ました、セカンドヘアスタイル百合子。これ、本当に私がミリシタで初めて自力で引き当てたSSR百合子だったんです。
私は七尾百合子に一目惚れしてミリオンライブに入った人間なので……4年も焦らしやがって、というのもそうですが、それ以上に、初めての百合子がセカンドヘアスタイルでめちゃくちゃ嬉しかったです。来てくれてありがとう……。
7月6日(8日目)
この日は秋葉原リベンジ。コトブキヤ秋葉原館の定休日である水曜日を避け、火曜日であるこの日に向かいました。
今回の目玉は二つ。新たに展示されたアキバCOギャラリーのてるてる坊主と、前回叶わなかったコトブキヤ秋葉原館です。
まずはアキバCOギャラリー……いや、待って。
渡部恵子さんのてるてる坊主と駒形友梨さんのてるてる坊主、寄り添ってるように見えませんか!?
(スタッフさんがたまたまそう置いただけなんだとは思いますが)気持ち桃子から寄るようにして仲良く並ぶような配置がめちゃくちゃ良くて、死ぬほどテンション上がってました。来て良かった。やべーもん見ちまった……。やっぱりさよももなんだよな……。
続いて、コトブキヤ秋葉原館。
紗代子が居ました!!
いや……これを見るためにリベンジしに来て本当に良かった……。
chicA Amor、本当に楽しみにしてます。
そして帰宅後。
この日の夜、ついに目標としていたところまでイベントアイテムが貯まりました。なのでここからは吐きに徹して走ります。
7月7日(9日目)
セレチケの期限が来てしまったので、美也と美也を迎えました。どちらも大好きなカードです。みやみやです。
そして、この日は担当1000位以外にもう一つ立てていた目標のためにちょっと頑張りました。
それは「紗代子345位の瞬間を撮る」こと。
紗代子Pならば誰もがときめく数字、345。最終順位での着地という栄光を掴めるのは毎年1人しかいませんが、更新毎であれば誰にでもチャンスがあります。
私は紗代子で1000位ボーダーまで到達できたら桃子に切り替えるつもりなので、要は紗代子345位ボーダーを一度通り過ぎてしまうと恐らく二度と345位の瞬間を拝めません。9日目のタイミングでようやく345位ボーダーに迫れたので、ここで一度345位の瞬間を撮ろう、と考えたのでした。
はい、撮れました。ちなみにこれ、1時間近くめっちゃ粘ってます。
pt数を動かすわけにはいかないので曲を一切叩かず、しかしミリシタは開いて5分毎にランキングを確認する……というイベランにあるまじき時間を過ごしました。
でも、無事に撮れたので悔いはありません。ホッとしました。
345位を撮れたので、紗代子1000位ボーダー(と私が勝手に判断した地点)まで一気に走り抜けて、この日のうちに桃子にバトンタッチ。
正直、想定よりも桃子への交代が遅くなりました。というのも、桃子は1000位ボーダーがかなり高いアイドルです。
あとはひたすらイベントアイテムを溶かして吐きのムーブに徹し続ければ良いとはいえ、これ間に合うのか……? と不安でした。
しかしながら、この日はどうしようもありませんでした。贔屓球団がかなりグロい敗戦を喫したので全てのやる気が消失、22時には布団に入って寝ました。
何事も無理は禁物。イベランは走れる精神状態のときに走れば良いのです……。
7月8日(10日目)
この日はTIntMe!+真という組み合わせ。めっちゃ良いコミュでした。
この日は友人と会う予定があったので横浜に行っていました。
解散後に、なんとなく歩きたい気持ちになったので横浜駅周辺をぶらぶらと一人で散歩していました。雨の中でしたが、たまにはこういうのも乙なものです。(写真とかは特に撮っていなかった)
雨の中の散歩という気分転換が功を奏したのか、この日はだいぶ走れました。
遠い遠い果てのようだった桃子1000位が、ちょっとだけ見えてきました……!
7月9日(11日目)
この日は別の友人とラーメンを食べに行きました。
美味い……。イベント中とはいえ二郎系ラーメンはやめられません。
そして帰宅後、さすがに頑張るぞ! ということでひたすら走り、ここでついに桃子1000位に追いつきました。
7月10日(12日目)
セカンドヘアスタイル、(このときの実装分は)揃う。
……ということで、この日の無料10連からSHS静香が出ました。両方出てくれるとは思ってなかったので非常に嬉しかったです。
この日も最終1000位のボーダー目指してひたすらイベ曲叩いてました。
7月11日(13日目、イベント最終日)
このあたりでようやく過ちに気付きます。
知ってはいたものの、私がその意味を適切に理解していなかった事実──「今年の周年イベントはリフレッシュが(とそれに伴うブーストも)1回少ない」こと。これはつまり、リフレッシュがない分どのアイドルもボーダーが伸びるということを意味します。ここで「あっ! これ紗代子1000位に絶対足りないじゃん!」と気付き、桃子を走り終えたら再度紗代子を走ることに方針を改めます。
締まらないのでこういうことはあまりやりたくなかったのですが、担当1000位には代えられません。なぜなら──
私は周年イベント直前のテール、花びらメモリーズのイベントにおいて、イベントptランキング最終順位2492位というPRギリギリ記録を叩きだしており、さすがに懲りていたからです。
2492位という数字だけでは「間に8人もいるじゃん、そこまでギリギリなの?」と思う方もいるかもしれませんが、このときの2500位とのpt差は、わずか180ptしかありませんでした。
180ptというのはテールにおけるイベント楽曲1回分にすら満たない、お仕事約2回分の数字です。
お仕事たったの2回が2500位の明暗を分けた──こう言えば、いかにギリギリだったかお分かりいただけるでしょうか。あんなことは本当にもう懲り懲りなんです……。
「多分、ここまで走れば桃子1000位は大丈夫だろう……?」←盛大なフラグ
というところまで桃子で走り終えたのが、この日の昼過ぎでした。
そこから紗代子に再度バトンタッチ。残りのイベントアイテムを全て注ぎ込んでゴールインしよう、と決意を新たにしたのでした。
そして、イベントアイテムを溶かしきってイベ乙……といったつもりなんですが、夜になって桃子1000位ボーダーの伸びがどんどん怖くなってきます。
「これで1000位漏らしたら、多分割と凹む。最悪の場合、次の周年イベントまで一年間引きずることになるのでは……?」という懸念から、イベランの再開を決意。前述の通りイベントアイテムを使い切っていたので、再度貯めるところから走らなければなりません。
つらいとかそういう気持ちはなかったのですが、一発で決めきることができずに担当アイドルを振り回す形になってしまった自分の不甲斐なさに、ただただ情けない気持ちになっていました……。
7月12日(イベント終了翌日)
そして、およそ2週間にわたる周年イベントが終了。
結果ですけど、担当1000位は紗代子も桃子も問題なく達成できました。
結果論ですが、桃子は最後に走り足さなくてもギリギリ1000位に入れていたようです。(でも、ギリギリヒヤヒヤはもう懲り懲りなので今の順位に後悔はありません)
最終的にはこんな感じで記録をメモしてました。
代償
特に失ったものもなく楽しい周年イベントだった──と言いたいところですが、残念ながらそうはいきません。周年イベントを走ったことにより、私はある傷を負いました。いえ、傷といいますか、代償を払うことになってしまったのです。
周年イベントを走った代償。それは、Harmony 4 Youがフルコンできなくなったこと。いわゆる”癖”がついてしまったのです。
上のツイートはイベント明けすぐのものですが、周年イベントが終わってから一ヶ月ほど経過し、スペトレのためにHarmony 4 Youを30回ほど叩いた今でもフルコンできていません。同じところで毎回必ずミスしてしまうのです。
癖の治し方、あるいは対処法を知っている方がいましたら、教えていただけると嬉しいです……。
総括
最後に周年イベントについての感想なんですが、イベント終了直後に私がTwitterでバーッと発言していたので、それをそのまま貼ります。
このときの感想について掘り下げて話すことがあるとしたら⑥でしょうか。
今回の周年イベントでは紗代子と桃子で走りましたが、複数の担当分を走るよりも一人に集約させた方がそれぞれのボーダーがどうとか余分なことを考えなくて良い(要はそれだけストレスが減る)ので、そういった観点からも今後同じように複数の担当分を走る可能性は低いかなと思います。
あと、これは私の思い込みなんですけど、下手に複数のアイドルを走ると、走らなかったアイドルからの「私との関係は遊びだったのね!」的なアレが発生しかねなくて、それも嫌だなと思ったこともあります。
ミリオンライブのアイドルたちとの向き合い方って人によって色々あると思います。
一人の担当をとにかく愛する人と、複数の担当を愛でる人……細かい話は置いておくとして、ひとまず二種類に分けられると思います。
このような記事を書いているので言うまでもないことですが、私は後者です。何人も担当アイドルがいます。──で、そうなってくると発生するのが序列の問題です。要は誰が一番なのか、という話です。
2021年8月現在、この記事を書いている時点で私が主に担当しているのは三人。紗代子と美也と桃子です。この三人は揺るぎないなあと思ってるんですが、それ以外にも可憐、莉緒、百合子、奈緒……あたりも好きで、私は”担当がどんどん増えていくタイプ”のユーザーなんだと思います。
ただ、Twitter等のプロフィールに書いたり書かなかったりすると、前述したように「他のアイドルとの差」を明確に表すことにも繋がりかねないと思い、個人的には気を遣っています。私が勝手に神経質になってるだけではありますけど。
美也Pとして私と繋がった方で、周年イベントでの私のムーブにもやもやした方がいたら本当に申し訳ないなと思ってるんですけど、私自身も今回のイベントで美也で走らなかったことに結構な負い目を感じているというのが正直なところです。担当アイドルを三人挙げておいて、そのうちの二人だけ走る──というのは、なかなか残酷なことだと思います。
美也で走らなかった理由は単純に「三人走るのは無理だと判断した」というだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。
紗代子については日頃から発言が多く、今の私の中でとても思い入れが強いです。
桃子は私がグリマス時代から推している”担当としての最古参”であることと、少し前に周防桃子ラウンジである「センパイの隣で(仮)」に定住として新たに所属させていただいた縁もあります。
そのため、この二人は”今”走りたい理由があり、一方で美也については積極的に走りたい理由が”今年は”特に無かった──というのが全てです。本当にそれだけです。
私が日頃から担当としている紗代子と美也と桃子について、「序列をつけろ」と言われたら私は困ってしまいます。
「はっきりと明示したくない」というのではなく、私本人にも誰が一番なのか分からないのです。三人とも全然違ったベクトルで愛しているので、序列をつけようがありません。(Twitter等のプロフィールには紗代子・美也・桃子の順で記載していますが、これは五十音順で載せているだけです)
とはいえこういった形式のイベントでは、時として白黒つけるようなことにも繋がりかねませんし、下手に複数人分の称号を取ろうとして走ってしまうと”他の担当アイドルとの差”を際立たせてしまうことにもなります。
あと、まだ起こってないと信じたいですけど、”ミリオンライブの同じ担当”というきっかけで繋がった方との不和も私は本当に望まないので、そういったアレコレを防ぐためにも、今後この手の形式のイベントとの付き合い方はちょっと考え直したいな、と思いました。
おわりに
湿っぽい話になってしまいましたが、個人的には周年イベントの一番大きな収穫はこれだったのです。担当1000位の称号を取るために走っただけなので大きな苦労はありませんでしたけど、二週間を特定のアイドルと走る体験は周年イベントならではのものだと思いました。それ故に見えてくるものがあります。
人によっては「愛」なのでしょう。あるいはもっと違ったものが見える人もいるのでしょう。
ユーザー側の立場で、周年イベントの一つの意義はここにあるのではないかな、と私には思えました。
イベランしなきゃ担当Pじゃねえ! みたいな風には思いませんけど、イベランを通して新たに見えてくるものがあるというのも一つの事実だと思いました。
今後のイベントでのライバルが一人でも増えてくれることを願います。あなたの参戦を私は待ってますよ!
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