＃10「まちの魚屋さん」島田商店！サラリーマンからのチャレンジと壮絶な競りの戦いとは！？
こんにちは！福岡在住大学生の荒木です。
福岡の大学生が標津町の水産業関係者、農業関係者へのインタビュー企画第二弾！本noteでは大学生がお仕事に関して魅力に感じた点、意外だった点を厳選してお届けします！
魅力①サラリーマンから水産加工業者へ！転身チャレンジ
本日は福岡からオンラインで標津町の「まちの魚屋さん」島田商店島田さんにインタビューしました！
島田商店は鮮魚、加工品、冷凍ものなど、標津産の水産品を幅広く取り扱う「まちの魚屋さん」です。
標津の旬の魚介を使ったお刺身のオーダーや、秘伝ダレを使用した『いくらの醤油漬け』、高品質の鮭だけを使い、着色料や保存料は一切使わずに塩だけで製造した『鮭トバ』を販売しています。
そんなこだわり商品をお客様に届けている島田さんですが、実はもともと水産業とは全く関係のないサラリーマン。島田さんのお父様が会社を独立したことがきっかけで跡継ぎとして水産業の世界に入ったとおっしゃっていました。そのため最初は競りに行っても目標量を買いつけることができなかったり、仕組みが分からずに苦労されたとお話してくださいました。それでも日々お仕事の積み重ねで同業者の方とも仲良くなり、競りでも度胸がついたと語る島田さん。自分の経験外の全く異分野への挑戦、私にその勇気はなく、尊敬の念を抱きました。島田さんはそんなパワーあふれる方だと感じる一方、インタビュー中、何度も笑いが止まらなくなる時間があるほど、島田さんは気さくであたたかいお人柄でした。島田さんのお仕事内容のなかで私が衝撃を受けたのは「競り」です。次はそんなサバイバルな競りの実態をお届けします！
「喉から手が出るほどコーラを欲しい人が10人いるのに、実際お店には１本しかない。これが競り。」
本インタビューで大学生の私が最も魅力的だと思った点は「競り」です。それまで私は周りに市場関係者がおらず、競りのことを全く知らなかったですが、本インタビューで、島田さんが毎日挑んでいる競りはまるでサバイバルゲーム！とてもかっこいいと思いました！！島田さん曰く、「喉から手が出るほどコーラを欲しい人が10人いるのに、実際１本しかない。それを獲る。これが競り。自分が競りで1匹も魚が買えなかった場合でもお情けで1本もらえたりすることはない。」私は島田さんの話を聞いて、競りは自分が思っていた世界とは違い、一日の始まりである朝一回の競りで毎日の稼ぎが決まるという想像以上に厳しい世界。しかし島田さんから、一回の勝負で決まる厳しい世界だからこそ、自分の予想通りの結果が出たときの達成感はひとしお。同業者と毎日切磋琢磨し合う環境だからこそ、みんなと非常に仲が良いということを聞いて、とても魅力に感じました。
競りとは？
市場に集まった魚介類を卸売業者の競り人が売り主となり、多くの仲買業者が値段を付けて、一番高い値段を付けた業者に販売する取引方法を指します。
意外！水産業とサービス業はかけ離れたお仕事ではない！逆に密接！
私が就活に悩む大学生という点から、島田さんと話して気づいた点があります。それは第一次産業に近いお仕事と営業などのサービス業のお仕事の違いはないのではないかということです。たしかに自然を相手にする点で予測不可能である点は相違点だと思います。しかし競りに注目して仕事の中身を見ると、競りは漁師がとった水産物を買うこと。つまり売買契約を結んでいるわけです。これは商社や営業職と全く同じだと思いました。この点に注目すると水産に関わるお仕事の見方が変わってくるのではないでしょうか。
魅力②水産業とはただ魚を獲るだけの世界ではない。サバイバルだ！
本インタビューを通して、私の水産業に関するお仕事のイメージが大きく変わりました。インタビュー前は水産業と言えば、船に乗って魚を獲りそれを加工することでした。しかし獲ってきた水産物をお客様に届けるために、競りという壮大なバトルという大事なお仕事があることに気づかされました。しかもこのバトル、売買契約を結んでいる点に注目すれば、一般の第三次産業のサービス業と変わらないですね！異なる点は、わずか数秒で勝負が決まるというなんともスリリングな戦いになることから、達成感がたまらないこと！この点がより若い人に広がれば、自分に合う就職先を悩むこの世代にとって、水産業に関わる仕事にも、実は自分に合う職業があると気づいていない人が実は結構いるのかもしれないと思いました。
【次回】鮭といくらのプロ島田さんのおススメ料理は「鮭フライ」！
おススメは鮭フライ！カリっとあがる鮭にかぶりつく瞬間がたまらないのだそう。聞くだけでおなかがすいてきますね～～！
福岡ではなじみがないので実は隠れた絶品料理なのかも！？そんなレシピを次回はご紹介します！
島田さん、素敵なお時間ありがとうございました！
それではお楽しみに🤤
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とうとう標津フェアが終了しました☺
11月20日（月）～11月24日（金）食堂、ライブラリーカフェにて標津フェアを開催しました✨大盛況にて終了しました！
販売メニューはこちら↓↓
〈食堂〉
・標津鮭のちゃんちゃん焼き 319円
・ほうれん草のおひたし 99円
北海道東部に位置する標津町は「鮭の聖地」として日本遺産に認定されています🐟
そんな標津町で今秋捕れた新鮮な鮭を標津町から遠く離れた西南の食堂で、さらにこの価格で味わうことできます！！🤩
これはとてもとても貴重な機会なのでぜひお見逃しなく！！
〈ライブラリーカフェ〉
・キャラメルアップルフラッペ 450円（割引価格）
キャラメルアップルフラッペは標津ミルクキャラメルクリームとしべつ牛乳をふんだんに使用したとってもリッチな美味しいフラッペになっています🤤
ライブラリーカフェ店長さんの試行錯誤の上、完成しました🎉
夏休みから始動し、気づけばついに企画実現の日が終わり、あっという間でした😳💭💓
最近、寒い日が続いているので皆様に標津町の食材を楽しんでいただき、心温まる日になればと思います☺️💕
インスタのリール動画で、大学生おすすめの標津旅行プランを発信しています！こちらをチェック！
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました😌
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