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子どもの間違えをどう捉えるか
note193日目。
今日は子どもの間違えをどう捉えるかについて。
先日、息子が間違えをした。
乗る予定でないスクールバスに乗り、帰路についてしまった。
普段、登下校にバスを利用している息子。
その日は歯科の予約があり、学校に迎えに行ってそのまま歯科を受診する予定だった。
間違えないように、朝声かけをし、学校で確認出来るようにメールも送っておいたが、忘れてしまっていたらしい。
私が迎えに行くと息子の姿がない。
嫌な予感がして、メールを確認すると
T Shibata is ON.
と息子がバスに乗った通知が来ていた。
一瞬焦ったが、バスに乗ったのであれば、いつものバス停か自宅で待つだろと思い、自宅へ戻ろうとした。
途中で学校から電話があり、バスに乗ったけどいつものバス停でおろしたと連絡があった。
ところが、いつものバス停に着いても息子の姿がない…。
さすがにこの時はかなり焦った。
もしかしたら自宅に戻っているのかもしれないと思い、自宅に向かおうとしたら、前からダッシュをしてくる息子の姿が見えた。
安堵の気持ちと愛おしさで胸がいっぱいになった。
私が心配しないように、いつものバス停に急いで戻ってきたようだった。
話をきくと、バスに乗って暫くして間違えに気づいたらしい。その後、
バスの運転手に伝える
↓
ずっと乗っていれば学校に戻れると言われる
↓
歯医者の予定があるからいつものバス停でおろして欲しいと伝える
↓
もう過ぎちゃったから、次でおろすのでいい?
↓
次のバス停でおりて急いでいつものバス停に戻ろうとしていた
ということだったようだ。
さぞかし焦ったのだろう。
車に乗るとすぐに、息が切れながらも状況を話してくれた。
息子はスマホを持っておらず、連絡手段がないので、迎えに行っていなかった時点で私は息子の間違えをほぼ確信していた。
だから、怒りの気持ちは生まれなかった。
むしろ、間違えた時の対処法を話していなくて申し訳なかったな、とさえ思った。
と同時に、息子なら自宅に戻るか、バス停で待つか、何かしら自分で対応出来るだろうと思った。
怒りの気持ちが生まれなかったのは、きっと不安より信じる気持ちの方が強かったからだろう。
そして息子を怒ったり叱ったりしなかったのは、本人が一番パニックになったことが想像出来るからだ。
相手が間違えをおかした時、それで迷惑を被った時、相手を責めたくなる。
だが、今回のように相手の気持ちを想像して対処することも出来る。
毎回このように対処出来たらいいのだが、残念ながら私はまだそれが出来ない。
それが出来るようになるのかはわからない。
ただ、これが出来るかどうかは私の心の余裕にかかっていることだけはわかっている。
心の余裕は体調を含め、様々なものが絡んでいる。
だから、自分の状態をよく観察して、それに合わせた調整をし、自分を良い状態にすることを継続していくしかない。
その一つが都心にいすぎないことだなと最近思っている。