臨時休校はaha体験の期間
3月頭から予期せぬ臨時休校が始まった。
はじめの1週間はやることを考えるのが苦痛に感じたものの、私は教師ではないし、考え過ぎなくてもよいのでは?ということに気付いたのが2週目。
そもそも臨時休校は、学校でやることを家庭で全てやらないといけない期間ではない。
とはいえ、休暇でもないので、勉強しなくてよいわけでもない。
そんな中で親である私に出来ること、私がやるべきことは何か?を考え始めた。
休校2週目を終えた時、いわゆる教科書やノートに向かう勉強ではなく、遊びのような、でも勉強に繋がることを親としてはやるのがよいのではないか?と思うようになった。
例えば1+1=2、とドリルでやるよりも、チョコレートアイス1個にバニラアイス1個のせたらアイスは何個かなあ?2個でダブルだね!の方がずっと楽しく計算が出来るし、2個=doubleという言い方をすることをさりげなく伝えることもできる。
そんな風に考えながら、you tubeやアメリカ時代の子どもの担任からも沢山アイデアを貰い、いろいろと勉強要素が含まれるものを試してみた。
結果、休校期間は子どもにaha体験を沢山させるための期間て捉えるのがよい、ということになった。
aha体験とは、今までよく理解できていなかったことが理解出来たひらめきの瞬間のことを言う。
ああ、なるほど!そういうことか!といったことである。
子どもをみていると、ふとした時にaha体験をしていることが多い。
予想外のところでaha体験が起こることもある。
しかし子どもをよく観察して、意識をすれば間違いなくaha体験を増やすことが出来る。
そしてそれは学習にも繋がる。
だから、私は休校は子どもにaha体験をさせる期間と考えることにしている。
そうすれば、私に出来ることが考えやすい。
子どもに勉強をさせなくては、と思わなくなる。
これって休校期間をうまく乗り切るのにとても大事なことではないだろうか。