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初めてのkaribu Kenyaをした時のお話

実は、青年海外協力隊としてケニアに赴任する前、2016年度秋募集、2017年度春募集で募集があったグローカル協力隊と言う派遣前長期研修で石川県輪島市にある福祉施設で2017年度の1年間活動をしていた(詳しくは後で書こうかな、需要があれば。)
福祉施設の運営母体は社会福祉法人で、トップが協力隊OV、輪島市のプロジェクトも協力隊OVが何名か関わり、私もそのプロジェクトの立ち上げに加担していた。

金沢市にある別施設で働いていた同僚と、着任後すぐに開催された合同会議でたまたま話をした。その時に、実は海外に興味があって…みたいな話をして、何か協力できればとLINEを交換した。

そして、同僚、悩んだ末に世界旅行に行く!と1年間休職を決意。上司も他職員も彼女を温かく送り出してくれた。ちなみに、彼女の上司は私が輪島の施設に赴任した1番最初の上司でもある。私は、とても尊敬していて、サシで飲んだら隣でビールジョッキ7杯くらいは軽く呑んでいてとても背中が逞しくて、誕生日が1日違い。

そして、出発して2ヶ月が経った頃、ケニアにやって来た。私に会いに。イタリア→エチオピアを継いで。
旅程を聞いたら、2泊3日。ええええーーー何しとんねん。どっかのテレビ番組の弾丸ロケちゃうねんから…と思ったが、できる限りのおもてなしをしようと決めていた。もちろん、協力隊として。

到着当日、ナイロビまで上京し、私はJKIAまで彼女を迎えに行った。しばらくは出てこないだろうなぁ…と思いつつもarrival gateで待った。1時間半待っても出てこない。大丈夫やろか?荷物引っかかったか?イタリアで買い占めたらしいサラミか?それとも言葉が分からなくてVISAが取れないんだろうか…みたいな想像が膨らみ、かぁちゃんは大そう心配した。まぁ、最終的に出てきました、かりぶ ケニア🇰🇪

そのまま、宿泊先に行き荷物を置き、自作の納豆ご飯を食べて、少し休んでもらった。その後、近くのモールで水買ったり両替えしたり。それが済んだら彼女のリクエストのキテンゲ屋さんに行った。その日は疲れているだろうから、と宿でご飯を作り後輩隊員も誘って一緒に食べた。

次の日、日本人医師が代表をしている重度障害児者の療育施設を訪問した。ちょうど、大学時代にお世話になったNGOの職員がこの療育施設のモニタリングで来ケしていたので、私は5年半ぶりの再会をした。

本人、後輩隊員、私で一通り、代表から説明を聞き、施設見学をさせてもらった。ちなみに、エチオピア経由でケニア入りした彼女は、どこからきたの?って聞かれてアディスアベバのことを、ア★#&@ベ&¥ベェ?とか言ってて、なんかその…色々心配になった。笑

そしてしっかりウガリも体験してもらった。普通に美味しいって食べてて、これは大丈夫!と思った。笑

せっかく仕事を休職してケニア来てるのに、仕事を思い出させてしまうかな?と若干心配していたけど、なんと彼女は、子供たちと楽しそうに交流を始めた。言葉も分からない中、この適応能力恐るべし。本人の自助努力の賜物と、尊敬している上司の部下はやっぱりすごかった(語彙力)

たった3日間だったけど、日本から(正確にはイタリアから)会いに来てくれたことがとても嬉しかった。そしてタイミング良く、懐かしい再会も一緒に出来た。出逢いも、色々重なるなぁと思った。是非、ケニアでの想いで、世界旅行での想いで、出逢いはいつまでも大切にして欲しいなと思っている。職場にいる子供たちにも、行った国のこと、話してあげてね。

任期中、誰もケニアに来ないだろうなぁと思っていたけど、思いがけず、大切な3日間になりました。ありがとう。

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