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創業4周年を迎えて
2019年4月28日に、ウェルスナビ株式会社は創業4周年を迎えました。
海外の富裕層と同水準の資産運用を自動化したWealthNavi(ウェルスナビ)は、12万人を超える方々に利用され、預かり資産も1,400億円を超えています。
今日までの4年間を振り返ってみると、あまりにもたくさんの出来事があり、その彩りの豊かさに驚かされます。困難に直面する度に、多くの方々が手を差し伸べてくれ、あるいは、仲間に加わってくれました。そして、4年間いつも家族に支えられてきました。
最近、創業4周年を迎えるにあたってのメッセージを発信する機会がありました(末尾にリンク)。この場では、その背後にある個人的な抱負をシェアしたいと思います。
今回、創業4周年を迎え、3つのことにチャレンジしたいと思っています。
第1に、サーバント・リーダーシップ。CEOとして、チームの一人ひとりが力を発揮できるような環境づくりに努めます。「起業家」というと、自分でどんどんアイデアを出して、チームをぐいぐい引っ張っていくイメージが強いと思います。私も創業からしばらくの間はそのスタイルでしたし、創業当時はそれが正解でした。
しかし、今では正反対です。創業4周年を迎えた今、実の多くの良き仲間に恵まれています。一人ひとりがチームメイトとして存分に力を発揮できれば、イノベーションが生まれ、事業も成長していきます。自分自身がリードするのではなく、活気に満ちた環境を作ることこそが、私の最も大切な役割の一つです。
第2に、社会的な責任。WealthNaviは、国内No.1のサービスとして、12万人もの利用者の将来に向けた資産形成に責任を負っています。また、事業成長とともに、自ずと社会的責任も生じてきます。
例えば、昨年、世界中の証券監督機関が一堂に会する国際会議では、日本のフィンテック企業を代表して、AIをはじめとするテクノロジーの可能性とリスクについての議論に臨みました。
フィンテックのみならず、金融リテラシーの向上、起業家コミュニティづくり、人生100年時代における社会保障などにおいて、社会的な責任を果たしていきたいと思っています。
第3に、家族にとって、より良きパートナーであり、父親でありたいと思っています。残念ながら一般には、「起業家であることと、よい家庭人であることは両立しない」と言われています。
しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?仮に、良き起業家であることと、良き家庭人であることとを両立できるならば、より良いリーダーとなれるはず。その可能性があるならば、敢えて挑戦するべきではないかーーそんな葛藤に揺れ動きながらも工夫を重ね、起業家であると同時に、良きパートナーであり父親になれるように努力していきたいと思っています。
↓ そんな想いを胸に、創業4周年のメッセージを熱く語りました。お時間がある時にお読み頂けたら、とてもうれしく思います。
https://www.wealthnavi.com/contents/column/42/
これからも、温かく見守って頂けたら幸いです。