「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
暁 佳奈 作
1.本紹介
かつて、彼女は道具だった。ギルベルト少佐の命令でしか動かない、ただの少女兵。しかし、ある戦いで、彼女は両腕とギルベルト少佐を失った。ギルベルト少佐は最後にヴァイオレットに「愛してる、ヴァイオレット」と言った。
「愛って、何ですか」
ヴァイオレットはそう言い返した。愛してると言われたことがなかった少女は、意味が分からなかった。
その後、ギルベルト少佐の知り合いのホッジンズのもとに行った彼女は、ドールになった。
ドールとは、自動手記人形のことである。その名が騒がれたのはもう随分前のこと。製作者は機械人形の権威であるオーランド博士。彼の妻が小説家で、後天的に視力を失ったことがそもそもの始まりである。盲目の女になった妻は自分の人生の意味ともしてきた創作が出来なくなったことにひどく落胆し、日に日に衰弱していった。
それを見かねてオーランド博士が作ったのが自動手記人形。人の肉声の言葉を書き記すという、いわゆる「代筆」をこなしてくれる機械だ。
その後の妻の著作は世界的に有名な文学賞を受賞したこともあり、オーランド博士の発明はまさに歴史に必要な流れであったと言われている。当初は愛する妻のためだけに作られたが、後に多くの人々の支えとなり普及した。
その仕事をこなす中で、彼女は多くのことを学んでいった。
「お客様がお望みならどこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレットエヴァーガーデンです」
2.あとがき
やあ(´・ω・`)久しぶりですね。図書委員会です。
こちらの不手際で遅れてしまって申し訳ないです。
中学生に書いてもらおうと思い、いままでのようなLINEなどから直接文を送ってもらう方法から原稿用紙を渡して学校で貰う方法にしました。その結果がこれですね、本当に申し訳ないです。まだ原稿用紙のやりとりに慣れませんが、できるだけ週一投稿はキープしたいものです。
それから、今回の本の表紙の許可もまだとれてません。許可がとれ次第、この記事を書き直すつもりです。
そんな感じで、今回はここまでにします。良ければTwitter、noteのフォローお願いします。
それでは、さようなら、さようなら、さようなら。
広報部長より
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