
ASPの奥に潜む代理店とは?
みなさんASPのその先には広告主しか存在せず、ASPが直接広告主とやりとりをしていると思っていませんか?
それは半分正解で半分不正解です。
というのも、一部の案件はASPの商流の上にいわゆる広告代理店と呼ばれる会社が介入しているケースもあります。
そのケースの場合は、ASPは代理店とやりとりをして代理店が広告主と直接やりとりをしています。
なぜASPの他に代理店が介入しているのか?
代理店が介入することにより主に広告主側にメリットがあります。
代理店が介入していない場合は、下記のような構図で広告主と各ASPが取引をしてアフィリエイターが案件を掲載できるように整えられています。
しかし、広告主からすると複数のASPとやりとりするのがかなり工数がかかりめんどくさいです。
そのため広告主の要望にこたえつつASPを統括する代理店が介入する場合があります。
これにより広告主からすると窓口を代理店に統一できるため工数が減るわけですね。
もちろん代理店が介入する理由には工数削減以外にもあります。
例えば、よりCVRをあげるLPやバナー制作をするといったクリエイティブ面や代理店が保有している独自の解析ツールの使用など多岐にわたります。
代理店が介入することによるアフィリエイターのメリットは?
正直アフィリエイターからするとあまりメリットは多くないかもしれません。
代理店が介入すればその分代理店マージンが上乗せされアフィリエイターに落ちてくる単価は低くなります。
また、アフィリエイター⇒ASP⇒代理店⇒広告主というように1社入るわけですから、何か広告主に要望を伝えても返答のスピードが落ちる可能性があります。
逆にメリットがあるとすればこれまで分析されきっておらず埋もれていたサイトに対して特別単価の話などがくる場合もあります。
まとめ
まあ代理店が介入しているからといってアフィリエイターの立場からできることはあまりありませんが、そういった存在がいるということだけでも認識していただければと思います。