聴きやすい声と音
昼間は多少蒸し暑いような、
まあまあ過ごしやす曇り空の一日でした。
明日の選挙の期日前投票に行くために、
二駅ほど電車に乗りました。
その電車の中での次の到着駅の案内の車内放送をする
乗務員の方(男性)の声が、
個人的に久しぶりに「聴きやすい声だな」と思う声でした。
低めで太めの声で、一語一語がはっきりと聞こえる声で、
話し方も丁寧な感じでした。
聴いていて落ち着いた感じがする声でした。
乗務員の方で、慣れている方だと、
その方なりの話し方の癖というものが出てきていて、
何となく抑揚がついていたり、ということがあったりします。
それはそれで聴いていて味があります。
聴いていて心地よい声というものが僕にはあって、
これは人によってそれぞれ違うものだろうと思います。
もちろん、どんな声でも気にしない、という人もいるだろうと思います。
仕事などで関わる人で、たまに「ああ、いい声だなあ」と思う人がいます。
そういう人は、たいてい少し低めで太めの丸みを帯びた声だったりします。
で、そういう人はあまり早口ではない、と思っています。
だから、僕にとってはとても聴きやすいのです。
数日前の体調があまり良くなかったときに、久しぶりに
使った体温計は、検温が終わると「ピピッ」と鳴って
教えてくれるのですが、
その「ピピッ」が、なんだか昔よりも小さく聴こえたのです。
イヤホンとかヘッドホンは苦手なので、
普段は全く使わないのですが、
それでも歳とともに耳は老化しているのだなと思いました。
歳を取ってくると、高い音は聞き取りにくくなるから、
この「ピピッ」という音は、
もう少し落ち着いた大きな音になったらいいのかも、と
思ったりしました。
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