「カムフラージュ」竹内まりや/音
今日も気持ちよく晴れた1日でした。
それでも朝は冷え込むようになってきました。
秋の気候になってきたなと思います。
空気が乾いてきて、冬に向かう感じが日毎に深まっていく
そんな時期に聴きたくなる曲はいくつもあるのですが、
今日聴きたくなったのは「カムフラージュ」(竹内まりや)です。
発売が1998(平成10)年なので、もう26年前です。
「眠れる森」というドラマの主題歌で、
中山美穂が主演のドラマでした。
ドラマのほうは観ていたはずなのですが、
何故か内容は全く覚えていません……。
ご主人である山下達郎さんのコーラスで始まるこの曲は、
竹内まりやさんの少し低くて暖かい感じがする声にピッタリだと
当時思いました。
派手すぎないサビですが、繰り返すメロディーがじわじわと
耳に残る感じで、季節感のあるしっとりとした良い曲だなと
思っていましたし、今でもそう思っています。
そして寒くなってくると毎年のように聴いています。
タイトルの「カムフラージュ」とは、そういう意味だったのか!
と気づいた時がありました。
この曲が収録されたアルバムを購入して歌詞カードを見たときに
やっと気づいたので、シングルの発売の数年後になります。
気づくのが遅いですね・・・。
この曲を聴いていると、
外は寒くなってきたけれど、暖かい部屋の中で、
コーヒーを入れたマグカップを両手で抱えながら、
隠していたお互いの気持ちに気づいて、やっとホッとする・・・
というような情景が浮かびます。
この曲を初めてきいた当時、僕は29歳で、
「来年は30歳だなあ。このままでいいのかな・・・」と
仕事や私生活でうっすらとした不安が頭の中にあった頃でした。
そんな時期、小学生の頃からの聴き馴染みのある彼女の暖かい声に、
とても癒されたのです。
そして穏やかで暖かい彼女の声が今も変わらずにあることに、
とても感謝です。