Revitの折上げ天井の作り方 その1
今回はRevitを使って、折上げ天井を作成する方法について解説します。
今回はその1として間接照明を入れない、凹みのあるだけの単純な形状についてです。その2として間接照明を配置する場合について紹介をしたいと思います。
準備作業
折り上げ天井部分を参照面を使って折上げ天井の範囲を下書きします。
①建築のタブの作業面の参照面をクリックします
描画の選択をクリックし、オフセットに数値を入れて折上げ天井の範囲を入力します。ここでは壁から1500の距離としました。
②プロジェクトブラウザの天井伏図の(入力したい階)平面図を選択します。ここでは1階平面図を選択しました。
③建築のタブの天井をクリックします
④プロパティから天井の仕様を選択します。ここでは天井無地を選択しました。
次に拘束のオフセットに低い方の天井の高さを入力します。今回は2400としています。最後に適用をクリックします。
⑤天井をスケッチを選択し
⑥描画の長方形をクリックします。
⑦下記のように壁の内側と折上げ天井の範囲を囲み、編集モードを終了をクリックします。
下の天井が完成しました。
⑩垂れ壁を作成します。このままでも作成はできますが、レベルを作成しておきます。
平面図のレベル1をダブルクリックして画面を切り替えます。
⑫プロパティでかべの仕様を選択します。ここでは内壁79ミリとしました。基準レベルはレベル1、基準レベルオフセットは57(天井の厚み分)、上部レベルはレベル2とし、下部の範囲をクリックして垂れ壁を作成します。
垂れ壁が完成しました。
⑧次に上の天井を作成します。下の天井と同様に建築のタブの天井をクリックし、オフセットに79と入力します。(壁の厚み分)プロパティから天井無地を選択します。オフセットには高い方の天井の高さを入力します。ここでは2600と入力します。
下図のように範囲を選択します。
上部の天井が完成しました。
折り上げ天井が完成しました。
次回は間接照明を配置するタイプについて解説します。お楽しみに♪